平成最後に....

 4月28日の話。

 新iMacの設定、移行作業を終えて、平成も終わりだしそれっぽいことをと東京へ。

 来たのは大手町。

 

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 まずは皇居東御苑。 

 平成が終わりなのが理由なのか、GWが理由なのか、かなりの混雑。

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 ツツジがとっても綺麗に咲いておりました。

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 その後、国立公文書館へ。

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 512日(日)まで春の特別展 江戸時代の天皇が行われており、御退位・御即位を記念し、江戸時代の天皇について取り上げます。

 

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 こちらは教令類纂。慶長年間(15961615)から天明(1786)までの江戸幕府の法例を編集したもの。

 こちらに「改元については、漢朝(中国)の年号から縁起の良い事例に基づいて決定すること。但し、元号選定の作法が習熟したならば、本朝(日本)の先例にある作法通りに改元を行うこと」と言う一文があったり。

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 実は江戸時代だけで元号が36個もあったんですね。

 天皇が代替わりするだけでなく、大火などの縁起の悪いことが起きた場合でも改元したりしていたんですね。

 

 そして、今回一番の目玉。

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 平成の書(実物)

 昭和64年1月7日、総理官邸にて小渕恵三官房長官(当時)が新元号「平成」を発表した際に使った書です。 

 この書は当時の首相だった竹下登氏がその後持ち帰ったようで、長らく孫のDAIGOの家で保管。それを某音楽番組で披露され、DAIGOの家で保管されていることが明るみに。

 その後国に譲渡され、ここ国立公文書館に保管されてます。

 今回の改元にあたり、特別展示されていました。

 (どうやら5月12日まで展示されているそうです)。

 もうこれが展示されることもないでしょう。

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 さらに令和の出典元になった万葉集(江戸時代のもの)

 平成の終わりの良い記念になりました。

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渋谷にできたBarのこととBarでの喫煙のこと(THE SG CLUB)

 またカクテルネタです。

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 昨日グランドオープンしたBar「THE SG CLUB」に行ってまいりました。


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 こちらを開いたのがオーナーの後閑信吾さん。

 ニューヨークでバーテンダーの下積みを経て、2012年のBacardi Legacy Cocktail Competitionで全米代表として出場し、世界一に。
 昨年は世界のバー業界のアカデミー賞といわれるTales of the Cocktail のInternational Bartender of the Yearを受賞。

 2014年に上海にオープンしたBar「Speak Low」 は「THE WORLD'S 50 BEST BARS 2017」で世界第10位に(昨年2号店「Sober Company」をオープン。

 ゲストバーテンダーとして世界中から招かれ活躍している、今、世界で最も有名な日本人バーテンダーです。
 
 世界で大成功をおさめ、いよいよ日本に凱旋。今年のバー&カクテル業界で最注目のBarです。

 日本初出店の地に選んだのは渋谷。
 公園通りの坂を登りきる寸前を右に曲がったところ。

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 Barのコンセプトは、「1860年に徳川幕府により遣米使節団としてアメリカに派遣された77人の侍たちが、もしアメリカでカクテルやバーを知り、江戸に帰国後、Barを開いたら?」
 

 コンセプトありきで店舗の内装からカクテルまでをプロデュース。
 ニューヨーク、遣米使節団が立ち寄ったキューバ、そして日本を意識したカクテルです。

 一度綺麗にタイルを貼ったその日にエイジング加工でタイルを割っていくなどそのこだわりにはびっくり。

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 カウンターが銅と言うのも初めての経験。

 1階と地下1階の2フロア構成(別会計)。

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 1階「Guzzle」はオリジナルのお茶割り、オリジナルサワー、モクテル(ノンアルコールカクテル)など、カジュアルに、がぶ飲みしやすいもの。ハイカウンター、ハイチェアーでフラッと入りやすい作り。行く行くはコーヒーなども用意し、テイクアウト可能となり、目の前の代々木公園まで持って行って飲むなんてことも。

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 地下1階「SIP」は本格的なBar。
 内装は本当に豪華。
 カクテルもオリジナリティー溢れたもの。

 両フロアを結ぶ階段の踊り場には靴磨きコーナーもあり、お酒を飲みながら靴磨きをしてもらうことができ、最後の仕上げはウイスキーをかけて磨いてくれます。

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 全て本当に美味しかった。
 グランドオープン初日でしたが、今月上旬よりソフトオープンしていた為か、私がお邪魔した18時ごろからは20時過ぎまでは大混雑と言うほどではなく(帰り際は混み始めました)、後閑信吾さんともカクテルのお話を中心に色々お話させていただきました。

 最近はネットの情報などの影響で、Barでも人気店では列を作るなんてことも。
 世界レベルで有名な後閑信吾さんが満を持してオープンしたお店。外国人観光客も含め、人気店になるのは時間の問題でしょう。

 で、途中で気づいたのが、店内でタバコを吸っている人がいないこと。
 店員さんに確認すると、喫煙は店の外にある数席のカウンターのみ可能で、店内は全て禁煙。

 最近随分話題となっている受動喫煙被害を防ぐ健康増進法改正案の問題。
 以前は日本のBarで禁煙なんて考えられてませんでしたが、ここ数年、ウイスキーの香りを楽しむためにウイスキーに特化したBarを中心に禁煙は増えてきましたが、カクテルを中心としたBarではまだまだ少数派って言うかほとんどない。

 でもこちらのお店のカクテルの大部分がそうであるように香りを楽しむカクテルも多く、そんなカクテルを飲んでいる隣でタバコを吸われると確かに邪魔なんですよね。

 随分前から欧米では禁煙のBarは増えているそうですが、正直「日本でBarで禁煙なんてまだまだ先の話」って思っていました。

 愛煙家の国会議員の先生の反対で骨抜き状態になりそうな健康増進法改正案ですが、「THE SG CLUB」のようなお店から禁煙化、分煙化が始まれば、Barの禁煙化、分煙化って意外とそう遠くない話なのかな?って思いました。
 私はタバコは全く吸わないので、大賛成なんですが。

 

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青山学院大学 四連覇(箱根駅伝)

 すごい底力でしたね。

 青学大が箱根4連覇、東洋2位…早大が健闘3位:読売新聞

 出雲、全日本と東海、神奈川が勝利し、大学駅伝に新たな風が吹くか?と予想された箱根駅伝。

 終わってみれば、ディフェンディングチャンピョンの底力を見せつけられた94回目の箱根となりました。

 往路は4年ぶり優勝、10年連続3位以内を目指す東洋がリードする展開。
 東洋は登録メンバーのうち、4年生がたった一人、1年生が4人も箱根路を走るという低学年っぷり、来年以降がたのしみですね。

 青学は好走するも、箱根ゴールでは東洋に追いつけず36秒差の2位。
 前評判が良かった東海は9位、神奈川は15位。

 また5区では昨年の青学神野選手の区間記録を4人が破ると言う展開。
 5区に多くの大学が力を入れてきた証拠と言えるのでは?。

 復路は青学の独壇場でしたな。6区途中で東洋を抜き去り後は一人旅。
 6区小野田、7区林、8区下田と連続区間賞。
 特に林選手は区間新。去年までとは異なる展開で史上6校目の4連覇を達成。

 6位法政、7位城西、8位拓殖と検討する中、古豪駒沢が9年ぶりのシード落ち、神奈川も13位、中央も15位と大学の駅伝勢力図もずいぶん変わったことを印象付ける94回目の継走となりました。

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 ちなみに今年も2区西横浜駅周辺にてカメラ片手に観戦。
 ランナーなんて1年に1度しか撮らないので、うまくなんかなるわけないわけで。

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日本国憲法70周年で国会議事堂と憲法の本物見てきた

 ゴールデンウィーク、私は暦通り一応休める予定。(急遽出勤する可能性はあるんですが)

 家に閉じこもっているのもなんなんで、天気が良さそうな5連休前半に日帰りのお出かけ2連発。

 まずは5月3日、憲法記念日の話。
 憲法改正の議論も進んでおり、何かと憲法の話題が多い今日この頃。
 日本国憲法施行70周年なわけで、それっぽいことを。


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 国会議事堂(衆議院)見学に行ってきました!。
 実に小学校の社会科見学以来!。

 NHK「おはよう日本」の特集で5月3、4日に衆議院の特別参観が行われ、事前申し込みナシで参観できると案内されていて、ちょうど、憲法施行70周年の記念日だしと言うことで行ってみましょうと。

 溜池山王駅から歩いて、国会議事堂前駅に到着。
 そこから国会議事堂の正門ではなく、裏側(議員会館側)の参観受付入口へ。

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 ドドーンと看板が出てました。

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 入口でパンフレットと入場整理券をもらいます。
 この入場整理券の色ごとに衆議院の構内に順番に入ることになります。

 NHKでも放送されたので、かなりの来場者を見込んでいたようで、待機列をちゃんと準備していたようなんですが。

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 時間の問題(正午頃)問題なのか?どうかは知りませんが、全く使われずじまい。

 衆議院の人曰く、「今日、ニュースで紹介されるので、明日はもっと来場者が多いのではないか?」とのこと。
 どうだったんでしょうねぇ?。



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 参観入口から衆議院構内に向かう地下通路の途中にセキュリティチェックが。
 こんなにセキュリティゲートが立派なんです!。
 さながら空港です。
 まぁココこそテロでもされたらシャレになりませんから。

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 地下通路から出ると国会議事堂の正面から見て左側、衆議院に到着。

 ここで先ほどの入場整理券の色ごとに集合案内が放送され、院内に入るようですが、タイミング良く、私たちはすぐに入ることができました。

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 入口には議員の先生が衆議院に来ているか?確認する登院表示盤が。
 電源は入ってませんが.....。

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 その奥には尾崎行雄と三木武夫の胸像が。
 衆議院議員在職50年以上の功労者としての記念だそうす。
 50年....。

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 そこから2階に。
 国会議事堂は今年で築81年。歴史的建築物としてもとっても魅力的な建物です。


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 2階に上ると、いきなりお出まし本会議場。
 正面から見て左端。なかなか見ない風景です。

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 与党自民党の議席の後ろ側になり、自民党の議員さんの氏名標が備え付けてあります。


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 衆議院議長席のちょうど真裏にある、議長応接室。
 議院運営委員会がこちらで行われるそうで。
 議長との面会もここで行われるようです。
 壁面には歴代議長の肖像画が。
 でもかなり掛けることができる壁スペースがそろそろ逼迫気味。スペースなくなったらどうするんでしょうね?。

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 こちらは本会議場を正面から見て右側。野党共産党の議席の後ろ側。
 一番後ろには志位和夫委員長の氏名標が。

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 こちらは(参議院と衆議院の間の)中央部分と本会議場の間にある中庭。
 こんなところテレビでも出てこないとこですから、なかなか見る機会のない光景です。

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 2階の中央部分の裏側にある総理大臣室。残念ながら非公開。

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 総理大臣室の隣の隣が大臣室。
 テレビでよく映る、国会本会議前に大臣が集合する場所ですね。
 総理大臣室と大臣室の間に閣議室があり、ここで閣議が行われるようですね。

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 そして、国会議事堂の中央の塔の真下、中央広間。
 大理石に、ステンドグラス。267平米に天井まで32メートルの空間。
 広角レンズを持っていかないと厳しい空間。
 ここはとっても素敵です。

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 中央部分の裏3階部分にあるのが御休所。
 天皇陛下が議事堂にお見えになった際に休憩室として使用される部屋。
 絨毯も総シルクで議事堂の総工費の中でもかなりの金額が割かれた部屋だそうです。

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 衆議院の3階にあるのが第1委員会室。
 よく予算委員会や党首討論、証人喚問が行われるのがこの部屋。

 印象はとにかく狭い!。こんな小さい部屋でやってるの?と思います。
 蓮舫議員と安倍首相のガチンコ討論も本当に至近距離でやっているのね。

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 第一委員会室の中継はここから撮影されているんですね。


こんな感じで。







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 最後は本会議場を傍聴席から。

 こんなところから本会議を傍聴できるんですね。
 なかなかサラリーマンだと本会議を傍聴するのは難しいんですが、一体どのくらいの方が傍聴されるんですかね?。


 で、議事堂内で見た変わったもの。

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 電話ボックス。
 本会議場、委員会室内は電話の通話は厳禁(メール、LINEは大目に見ているとのこと)。
 そこで、本会議場や委員会室の出口脇にこんな電話ボックスがあります。
 急な電話はこの部屋に入って電話するようですよ。
 
 ちなみに予算委員会が行われる第1委員会室の脇には「財務省専用」の電話ボックスがありました。

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 伝言板。
 使う人いるんだろうか.....。

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 そして、中庭経由で正面から出て帰ってまいりました。

 1時間半強の滞在でしたが、かなり興味深く面白かった。

 この日は特別参観と言うことで普段見られないところまで見られましたが、実は衆議院、本会議開会中以外は(土日でも)、参観が可能。しかも少人数であれば予約も不要。詳細はこちらで。

 そこまで国政に関心はなくても、私達の生活に密着する法律や国家予算がどのような場所で議論されるのか?を見てみるのもいいのかもしれません。思いの外ハードル低いし。

 

 さらに今度は竹橋の国立公文書館

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 目の前は何度も通ったことがありますが、入るのは初めて。
 その名の通り、日本政府の行政機関等から移管された、歴史資料として重要な公文書を保有、一部を公開しているところ。

 で、今開催されているのが「平成29年春の特別展 誕生 日本国憲法」
 日本国憲法に関係する資料が一挙展示。

 何と言っても一番の目玉が

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 日本国憲法の原本!。

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 複製ではく、本物の原本です。
 これを見らえるチャンスはなかなかないでしょう。
 万全の環境で保管されているせいか?。70年以上経過しているのにもかかわらず、保存状況はかなり良好。

 他にも憲法が作られるまでの経緯、憲法の施行に際する資料が。
 GHQとの攻防、新憲法を作成していることを公表するまでの経緯などなど。

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 マッカーサー憲法草案と言われるGHQが日本政府に渡した新憲法の草案。

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 Symbol(象徴)を調べるために参考にした辞書。

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 新憲法を中学校で教育するための副教材。

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 この挿絵を歴史の教科書で見たことがある人は多いのでは?。

 結構いい勉強になりましたよ。
 それで憲法改正についてどう思うか?は別として。

 こちらは7日まで開催。入場無料。
 これはオススメです。


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「鉄旅」で地方活性化

 こんな記事見て、ちょっとつぶやき。



 仕事柄、なかなか行けませんが、鉄旅が大好きな一人です。
 車持ってないし、何より車だと旅行中お酒飲めないし(^^;。

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 地方のローカル鉄道に乗るのも大好き。
 だけど、過疎化で大部分のローカル鉄道が窮地に立たされているのも事実。

 文中の

 「鉄道だけでなく地域全体で活性化を考えなければもはや立ち行きません。安い乗車券を使って列車に乗るだけで帰ってしまうと、地域にはほとんどおカネが落ちない。だから、そういう人たちだけでなく、若い女性や年配のご夫婦、さらに海外からの観光客など“おカネを落とす”人たちにもっと来ていただきたいというのが本音です」(前出のローカル線幹部)

 うんうん、そうだよね。

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 自分もただ乗るだけでなく、お土産を買う、車内販売を利用すると言うのは極力やってます。
 あと、素通りではなく、現地で泊まって、”飲む”ことも重要(もちろんやってます)。
 観光客の運賃だけじゃ大した利益にならないもんね。

 楽しみながら地方の活性化に少しでも貢献できれば。


 最近はJR九州の「ゆふいんの森」他を筆頭に、各JRもいろんな乗りたくなる企画列車が増えてきました。
 それとセットで行ければ、乗り鉄さんじゃなくても誰でも「鉄道に乗ることが旅行の目的」になると思うんですよね。
 越乃Shu*Kura、乗りたいんだよなぁ....。


 また今年の夏もどこかに鉄旅行きたいな。

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90.5、91.6、93.0(FM補完放送スタート)

 本当に備忘録ですが。

在京3局のFM補完放送が12月7日にスタート、裏番組同士が手を組んだ記念特番も:ITmedia LifeStyle

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 アナログ地上波テレビ放送の”跡地”であるFM周波数帯を使って、AMラジオ放送の難聴対策や災害対策を目的に、AMラジオ局の番組を放送するするのが今日始まったFM補完放送。

 確かに、AM入り悪いもんねぇ。

 で、関東で聴くことができるのは

 TBSラジオ 90.5MHz、文化放送 91.6MHz、ニッポン放送 93.0MHz

 こんな周波数ですんで、今までに販売されたFMラジオが必ずしも聴けるわけではないわけ。

 ちなみに社用車のカーナビのラジオはNG。自宅のコンポもNG。

 で、最近発売されたワイドバンドFM対応ラジオはもちろんOKだが、昔のラジオでも「ワールドチューナー」なんて名前で出てたものはまず大丈夫。
 で、アナログ地上波のテレビ音声を受信可能だったラジオはほぼOKなんですよ。

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 自分が持ってる名刺サイズラジオでも聞けるじゃん!。

 ラジオもRadikoで聞いている人も多いと思いますが、いざ地震でも起きたらまずRadikoは使い物にならないと思っておいたほうが賢明なので、いざという時の為にも、これを機にラジオを買うのもいいかもね。

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過去の話題の台風をを比較してみた

 これからやってくるようで。

 台風8号、和歌山南部に再上陸…早朝に関東接近:読売新聞。

 で、こんなtweetを見ましてね。

 なるほどなるほど、こうなるとボジョレーヌーボー状態ですな。
 で、上記の台風を比較してみると、こうなりました。

発生年 台風x号 表記 最低気圧 最大風速
2011 台風6号 統計史上7月最強級 935hPa 50m/s
2012 台風15号 過去最強クラス 910hPa 50m/s
2013 台風26号 ここ10〜20年で最強 930hPa 45m/s
2013 台風27号 前回の台風26号より猛烈な台風 920hPa 55m/s
2013 台風30号 史上最強の台風 895hPa 65m/s
2014 台風8号 過去最強クラス 930hPa 50m/s


 なるほど....こうなるのね。

 下手にコメントすると誤解を招きかねないので、自粛しますが。
 どうにしても非常に発達した台風です。
 皆さんご用心を。

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「リケジョ」大飛躍(理研、STAP細胞作成に成功)

 日本科学界、いや世界の科学界において、大ニュースになりましたね。

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 酸の刺激だけで万能細胞作製 新型「STAP」理研が成功:産経新聞

 理化学研究所の小保方さんの「STAP細胞」の発見、作成のニュースは驚きと喜びでいっぱい。

 山中教授と言い、近年の生物、医学系の基礎研究で日本の科学者が活躍し始めたのは日本の科学レベルが円熟の域に達したってことなのかな?。

 直ぐ経済につなげるのもなんだけど、生物、医学系は今後も絶対に需要がなくならない分野、日本のトップランナーとして是非ともがんばっていただきたいですね。

 で、もうひとつの驚きが、TVニュースで見た理研の研究室風景。
 研究室のスタッフ5人は全員女性。
 壁はピンクや黄色、好きなムーミンのキャラクターシールも貼っている。

 自分も工科系大学に通い、1年間研究室にこもった一人ですが、電気工学専攻だったとは言え、所属した学科は学科は200人の学生のうち、女子は10人以下(卒業したのは5人程度)。
 自分が入った研究室は女子ゼロ、研究に忙殺され、学食も食えず、自炊で増えるわかめをおかずにランチを取り、着てる服装もボロボロ。研究室も殺風景そのもの。
 そんなイメージだから、そっちにも大変驚きました。

 「理系離れ」に歯止めがかからない日本、研究室の風景を女子中高生が見て、「これだったら、私も理系に行く!」と、「リケジョ」を目指す女性が増えてくれれば、とってもうれしいね。

 さらに驚いたのが、小保方さんの仕事着は白衣ではなく、大学院時代に祖母からもらったかっぽう着。

 「これを着ると家族に応援してもらっているように感じる」 だそうで。

 既にこのニュースは日本のみならず、世界に流れていることでしょう。
 そんな中、小保方さんのかっぽう着姿が世界の人たちにはどう映るのか?とっても気になります。
 
 「かっぽう着、次世代の仕事着として、世界を席巻!」なんてないですかね?。あったら楽しいのに。

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サントリー、ビーム社買収

 突然のニュースに驚きました。

 サントリー、米大手ビーム社買収 1・7兆円、蒸留酒世界3位に:産経新聞


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 どこも昨夜からトップニュースで報道してますが、サントリーがスピリッツ市場において大手のビーム社の買収を発表しました。

 ビーム社が取り扱っている主要商品は

 バーボンウイスキー:JIM BEAM、Maker's Mark、Old Grand-Dad、Booker’s
 スコッチウイスキー:LAPHROAIG、Teacher's Highland Cream
 カナディアンウイスキー:Canadian Club
 コニャック:Courvoisier
 テキーラ:Sauza
 ラム:Ronrico

 その他大勢あるわけですが。
 ちょうど去年の今頃からビーム社の製品をサントリーが旗艦販売店として取り扱い始めてましたね。
 ディカプリオのJIM BEAMのCMが記憶に新しいところで。

 その頃から買収交渉が進んでいたんですかね?。

 これで蒸留酒業界はこの通りに(2012年小売りベース、単位:百万ドル)

 1:ディアジオ      :31,896
 2:ペルノ・リカール   :18,725
 3:サントリー+ビーム  :9,508
 4:バカルディ・マルティーニ:8,890
 5:ブラウンフォーマン   :6,694

 既にオランジーナ・シュウェップス、グラクソ・スミスクラインの飲料事業などを買収してきたサントリー。
 頭打ちの日本市場から市場のグローバル化、 スケールメリットを活かした販売戦略を考えた末の結論なんでしょうね。
 あとはビールに比べ蒸留酒は価格競争に巻き込まれ辛く、利益を確保しやすいメリットもあり、新規で立ち上げるのはかなりのハイリスクなので、新興国に入り込みやすいジャンル。需要の掘り起こしも十分望めますね。

 今考えると、キリンビールとの合併は破談にしておいて良かったのかも。

 まぁ日本の消費者にはあまり影響はないとは思いますが、兎にも角にも日本メーカーとして頑張って欲しいもんです。

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超小型モビリティ「チョイモビ ヨコハマ」

 先週からこんな市民参加型実証実験が横浜で始まりました。

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 超小型モビリティのカーシェアリング「チョイモビ ヨコハマ」がスタートヨコハマ経済新聞
 
 2人乗りの軽自動車よりもさらにコンパクトな電気自動車で、横浜市と日産自動車が主体となって実施する、カーシェアリング型のサービス。
 1年間の期間限定での市民参加型実証実験です。

 細かいところはチョイモビ ヨコハマのサイトを。

 これがコンセプトムービー。

 スマホで、チョイモビの利用申し込み(チェックイン)を行い、チェックイン時に指定したチョイモビがあるステーションから乗車、申し込み時に指定したステーションに返却して完了。
 料金は1分20円の従量課金制。
 約50カ所に設置され、今後70カ所程度に拡大予定。利用可能台数も30台から約100台まで増やすらしい。

 基本乗ったところに返却するレンタカーや今迄のカーシェアリングサービスと異なり、目的地まで乗って行って、現地で返すワンウェイ型です。

 ステーションは北は横浜駅周辺から、みなとみらい線沿線、日の出町、関内、山手、南は三渓園まで50ヶ所。

 一番遠距離で、交通事情を考慮しても40分ぐらい、基本15〜30分ぐらいと言うところでしょうか?。

 うん、とっても気になる。
 で、折角なので、試してみることに。

 利用にはあらかじめ会員証の発行が必要。
 オンラインにて、利用者情報、撮影した免許証の送付、料金支払い用のクレジットカードの手続きなど。

 さらに講習会に参加して、はじめてICカードの会員証がもらえます。

 で、14日の祝日に講習会に行ってまいりました。
 (現時点では事前申込要。私も一週間前に申込ました)

 場所はみなとみらいの日産グローバル本社とパシフィコ横浜。

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 私は日産グローバル本社で受講しました。

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 講習会は利用方法、チョイモビの操作方法、試乗、諸注意、事故等が起きた場合に関する説明など、約1時間。

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 使い方はチェックの後、会員証をICカードリーダーに認証させ、頭上のボタンを押したり、所定の操作の後、イグニッションをONにして、スタート。

 返却時も同様の操作を行います。

 正しい操作をしないと、電源が入らずスタート出来ず、逆に返却時も課金が止まらないのが注意点。
 (正常に返却処理が終わるとメールが届きます)





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 で、乗ってみました。

 まず乗り心地ですが、決してよくはありません。
 何せ軽自動車より小さい小型車。タイヤの小ささ、サスペンションの性能などが理由でしょう。
 段差の乗り越えはかなりショックがあります。

 またクリープ現象がないので、ブレーキを離しただけでは進みません。
 坂道発進では結構後ろに下がるのでアクセル操作はちょっと馴れが必要です。

 小回りはとっても効きますが、パワステじゃないのでパワステに慣れてる人はちょっと車庫入れ時に戸惑うかな?。
 あと、ウインカーとワイパーが日本の右ハンドル車とは逆なのと、クラクションはハンドル中心ではなく、ウインカーのレバーにあったりします。

 あとは何と言っても注目の的と化します(^^;;。
 三連休の最終日のみなとみらい。多くの観光客でごった返してましたので、視線が集まる集まる。

 次第に数も増え、街に溶け込めばそんなこともなくなるかもしれませんが。


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 講習会を終え、ICカード会員証を受け取り、いざ、乗ろうかと思い、iPhoneからチェックインをしようとすると、日産グローバル本社他、軒並み周りのステーションに空いてるチョイモビが見つからない!。
 仕方なくbaybike(後述)を借りて最も最寄だった横浜赤レンガ倉庫まで自転車で。本末転倒じゃないか!(^^;;。




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 試しに横浜赤レンガ倉庫からちょっと遠回りしながら横浜駅西口側の浅間下のステーションまで乗ってみました。

 かかった料金は24分で480円(みなとみらいが車が多く、時間がかかりました)。
 タクシーなら1500円近くかかる距離。
 他の交通機関だと、もっと時間がかかると思います。

 こう思うと、かなり便利だと思います。
 特に二人で乗ればかなり格安だと思いますし。交通機関が一本でつながってない点と点を結ぶ場合はとっても便利です。




 で、良い点悪い点があると自分なりに考えてみました。

 1、公共交通機関のデメリットを埋められる

 電車だと目的地が駅前ならいいけど、そうじゃないと徒歩の部分がどうしても多くなり、タイムロスが発生する。
 バスも直線的に目的地に一本で向かうバスがあればいいが....乗換えとなればバス代も良い金額になる(一日乗車券って手もあるが)。
 今回のチョイモビのステーションもそれを明らかに意識したステーション配置になっている。
 本牧エリア、山手なんて正しく最適なエリア。
 電車ないし、山手は坂道がかなり強烈。
 あと、日の出町近辺からみなとみらいなんてのもとっても便利かも。

 2、(使い方によっては)格安

 上記の通り、場所によってはバスや鉄道より格安。
 マイカーと比べると、コインパーキング等の駐車場を使わないので、それもメリットになる。
 土日のみなとみらい、駐車場高いんだよねー。
 月額基本料金もかからないので、使わなかったら無料です。

 3、エコ

 マイカーと比べたらね。電気だし。


 問題点と言うか、課題と言うか。

 1、予約できない、希望通りに使える保証が何もない。

 申し込みは実際に運転し始める30分前から。
 しかも希望のステーションにチョイモビがなければどうにもならない。
 逆に降車予定のステーションがチョイモビで埋まってたり、他の人は降車予約をしていたら、降車予約ができなくなる。
 チョイモビありきでの行動計画を立てるのは厳しいと思うべき。

 2、窓がない

 なぜ窓をつけなかったのか?がわからない。雨が降った日はかなり厳しい。
 まぁカッコいいけどさ。

 追伸:理由は重量の問題だそうです。もともと1人乗り用に開発されたルノー製の電気自動車を2人乗りに改造した為、ガラス窓を犠牲にしたそうです。

 3、baybikeとの共存

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 baybikeとは2011年4月から2014年3月までの期間限定で、横浜市とNTTドコモにおける自転車の共同利用サービスです。
 チョイモビ同様、ステーション~ステーション(baybikeではポートと言う)で乗り捨てが可能。横浜駅東口から、元町中華街までの要所要所に数多くステーションあり、自転車の数も豊富。現時点でのチョイモビの様にお目当ての場所に行っても自転車がなく、乗れないってことはまずないです。
 なにより安い。いろいろなプランはありますが、月額基本料金無料のプランでも60分以内であれば一回の使用量が100円。
 baybikeエリアであれば、距離にもよるが、チョイモビより安価。ただ自転車なので、長距離や坂道はチョイモビの方がメリットがありますね。

 どちらの実験も横浜市が参加しており、この2つを横浜市がどう見ているのか?。

 どちらが便利か比較するのか?。共存を目指すのか?。
 両方とも期間を区切っての市民参加型実証実験なので、永続的にサービスを行うとは言ってない訳で、どちらかをなくす可能性もあるし、どちらもなくなる可能性もある。

 baybikeとの差別化であれば、baybikeでは厳しいところにステーションをもっと置くべきでしょうか?。
 三ツ沢公園、根岸森林公園とか山の上のスポット。
 あと自転車に乗るのが困難な方向けに区役所、公営病院、とか。

 今後どうなるか?チョイモビもbaybileの今後に注目です。

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