湘南国際マラソン2022

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 10月末の横浜マラソンに続き、12月4日に湘南国際マラソンに出場してきました。

 前回の横浜マラソンから1ヶ月。

 春夏に悩まされた膝と踵の痛みが42.195キロを走っても悪化しなかった為、付け焼き刃ですが、11月の前半2週間で皇居4周など、強度高めのトレーニングを。

 後半は徐々に距離を縮めて体調を戻し、現状できるできる限りのことをして湘南国際マラソンに挑みました。

 

 今回の湘南国際マラソン。今までのマラソンとは大きく異なる部分が。

 環境保護の為に給水所での紙コップが全て廃止

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 ランナーは全て400cc以上のマイボトルの携帯を携帯することが義務に。さらにマイカップを持参することも推奨。

 全てのランナーがマイボトルを持つことになります。

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 もし足りなくなったら、給水所でこのようなタンクからマイボトルに補給する形。ミネラルウォーター、スポドリ、カルピスなどがあるとのこと。

 

 まずはこのマイボトルをどう持つか?問題。

 できる限り大きなボトルは持ちたくない。で、上記の大会側から”有償で”配布されたマイボトル(上記写真)を持参することに。

 これがきっちり400cc。400ccのボトルって他に探してもないんです。なんかこれを持つことを強制されているような。

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 大会以外で長距離を走る為にもともと持っていた「YURENIKUI PRO」と言うボトルポーチを使うことに。

 このポーチは500ccのペットボトルを装着することを前提にデザインされているのですが、湘南国際マラソン支給の400ccボトルを装着して1度試走した際はそこまで問題はなさそうなので、これにマイボトル、マイカップ、エナジージェル、iPhoneを入れて走ることにします。

(このあとこれで痛い目に遭うことに)

 

 自宅からふらっと行けて、しかもスタート地点周辺に公共交通機関がきっちりある横浜マラソンと違い、大磯駅からスタート地点の大磯プリンスホテルまで4キロ弱。シャトルバスもあるが例年大混雑とのこと。そもそも大磯までの東海道線もそこまで本数が多いわけではないので座っていける保証もない。

 そこで、例年出ている、大会直行バスを利用。

 神奈川、東京、千葉、埼玉の主要駅から観光バスで確実に着席して大磯プリンスホテルまで送ってくれます。他のラン友さんからも絶対に使った方がいいとのアドバイスをいただき、迷わず予約。料金は2500円と電車利用よりは高いものの、座って寝ていけるのはとても心強いです。

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 夜が明ける前の5時半過ぎには横浜駅到着。

 観光バスが満員になり次第1台ごとに出発。私は第一便に乗れて、定刻の6:15より大幅に前倒しの6時前には横浜を出発。

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 6時40分には現地到着。すでに各地から続々と観光バスが到着。

 この日の参加者は16,963名。文句なしの大規模マラソンです。

 コロナ対策故の配慮かと思いますが、随分大磯プリンスホテルの敷地内をぐるぐる回らされる。

 まずシャトルバスから更衣室まで約1キロ、そこから待機列まで600m、待機列からスタート地点までさらに数百m。

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 スタート地点ではラン友さんとも出会えて互いの健闘を誓い、いよいよスタート。

 当たり前ですが、マラソンの際は極力薄着でスタートします。

 多くのランナーが大抵30分以上の待機の為に防寒用に100均のポンチョなどを着用し、スタート地点や途中の給水所にあるゴミ箱に捨ててスタートするのが通例。

 しかし、今回の湘南国際マラソン、環境配慮か参加案内にスタート地点にはゴミ箱はないとの表記。ゴミ箱も大幅減との表記も。

 「これってポンチョ捨てられないってこと?」

 そう思っていたら、10キロ地点付近で、応援をする予定のRuntripが縁で仲良くなったラン友さんから「jaydashさん、捨てられなかったら応援地点でポンチョ引き取るよ!」とありがたいお言葉。助かりました。

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 コースは大磯プリンスホテル付近の西湘バイパス上からスタート。そのまま国道134号を東へ。江の島入口交差点で折返し、同じ道を戻ります。

 大磯プリンスホテルをスルーして、西湘バイパス上の西湘二宮ICで折り返し、大磯プリンスホテルの第1駐車場がゴールです。

 確かに海は見られるんですが、大部分は砂防林に囲まれており、景色の変化が少なく正直退屈です。

 

 9時スタート。

 スタート直前に係員がゴミ袋を持参し、使い捨てポンチョを引き取ってくれました。これは助かる!。

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 自分はBグループからスタート。先頭からは1分45秒遅れでのスタート。

 湘南国際マラソンはネットタイムが成績になるので、特別慌てることなくスタートします。

 前回の横浜マラソンのオーバペースの反省を踏まえ、オーバーペースにならないよう今回はペースメーカーについて行こうと思ってました。

 事前の発表で自分が今回の目標タイムと定めていた3時間45分切りのペースメーカーが同じブロックにいるとのことだったので、

 自分がスタート時待機していたのが、Bブロックの半分より後ろあたり、どうやらペースメーカーはBブロックの先頭にいたようで、5キロごろまではペースメーカーが見つからず。

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 5キロ過ぎにやっと発見。追いついたんですね。ですが、このペースメーカーについて行こうとする人があまりにも多く、ペースメーカー周辺が大渋滞。

 これだとただ走りづらいだけだと思い、GPSウォッチを見ながらペースメーカーよりちょっと前を走ることに。

 11キロ過ぎにラン友さんたちの応援の大集団が。

 ハイタッチに記念撮影。私は貰いませんでしたが、コールドスプレー、コーラやノンアルコールビール(笑)まで用意してくれていました。

 この時に私のことを随分と撮影してもらい、googleフォト経由で早速いただきました。これは嬉しい!。

 前半は体調面は全く問題なし。むしろペースを意図的に落としました。

 勝負シューズとして使用しているNIKE AIR ZOOM TEMPO NEXT%は普段履いているランニングシューズに比べ反発性があまりにも高く、普段通りで走ろうとすると勝手にペースが上がってしまうんです。

(これが横浜マラソンのオーバーペースに繋がったんですが)

 

 ただ一つ問題が。マイボトルが10キロまでになんと2度もボトルポーチから落下。

 ペットボトル用に合わせてあるボトルポーチにソフトタイプの大会のボトルは合わなかったんですね。

 で、12キロ過ぎに給水しようとすると、ボトルポーチにマイボトルがない!

 どこかで落ちて気づかず走っていたんですね。

 実際にコース上にはかなりマイボトルが落ちてました。

 

 で、どうしよう?と。

 マイカップは持参してますが、給水ごとにマイカップにタンクから注いで飲んでいては大幅なタイムロスになります。どこかでペットボトル入りのスポドリを買うにしてもコンビニに入るのも大幅なタイムロス。悩みながら走っていると側道に自販機が。

 現金は持ってないけど、(GPSウォッチの中に)Suicaがある!。

 ポカリスエットを売っているICカード対応の自販機を見つけ、すぐに購入。

 大したタイムロスなく、“新しいマイボトル“を手に入れ、戦列復帰。

 流石はペットボトル用のボトルポーチ。その後は全く落ちることはありませんでした(当たり前)。

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 19キロ過ぎ。江の島入口交差点で折り返し。

 江の島の入口だけでなく、新江の島水族館も目の前にあるので、最も観客が多いところ。テンション上げられるところ。

 給水は先述の通り、タンクからの給水ですが、補給食はどうなるのかな?と思ったらこれは全て個別包装ですが、レーズン、チョコ、熱中タブレット、バナナなどのほか、地元の銘菓など。

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 自分が受け取れたのがレーズン、チョコ、そしてこれ。

 このういろうがなかなか開封できなくて…..。

 その他にエナジージェルもあったようですが、目の前まで来ないと看板などが見えなくて、補給食の存在に気づいた頃にはもう通り過ぎちゃっていたんですよね。もうちょっと分かりやすくしてくれても….。

 中間点を過ぎてもそれほど疲労は出ておらず、中間点でかなり疲労が溜まっていた横浜マラソンとは調子が違うなと実感。

 25キロ過ぎ。ここで往路でも応援してくれたラン友さん達がお出迎え。

 そろそろ疲労が蓄積し始めてましたので、ここで大きなパワーをもらいます。やっぱりお友達からの声援は力になるのです。

 26キロ過ぎ、サザンビーチ。

 往路では全く気にならなかったけど、実はこの辺りが上り坂。

 ここでかなり体力を奪われます。

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 そして30キロポイントの難関、湘南大橋。

 アップダウンもあり、当然左右何もないので、風がモロに当たります。

 風は大したことがなかったけど、ちょうど30キロの壁。ほとんどのランナーがペースを落とし始めます。

 自分もこのあたりから脚がヘタレ始め、ずっと1キロ5分10秒前半で進んでいたペースが後半に落ち始めます。33キロを過ぎると西湘バイパスに乗るため、観客はゼロ。しかも高架に上る為、横浜マラソンの首都高ほどではないものの上り坂に。

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 37キロ、ゴールの大磯プリンスホテルが(疲れてて、写真撮ってません。ストリートビューから)。

 フィニッシュが見えているのにあと5キロ走らなければならないのが、この湘南国際マラソン。

 これについて湘南国際マラソンの名誉会長である河野太郎デジタル担当大臣がblogにてかつてこの通り解答しています。

Q 復路に大磯プリンスの前を一度通過して二宮で折り返しますが、身体が限界のときに、ゴールの前を一度通過しなければならないのは心が折れます。コースを変更できませんか。

A それが湘南国際マラソンです。次回に備えて心も鍛えてきてください。

「はい、わかりました」としか言えません。

 そう言う自分もこのあたりからメンタルがやられたのか?見事にペースがガタ落ち。実はこのあたりまでは3時間40分を切れるギリギリのペースで走っていたんですがいよいよ崩れます。

 遂に3時間45分のペーサーにも抜かれ、「やばい!」と思っていたんですが、どうやらペーサーは3時間40分を目掛けて走っている様子。タイムを見てみても歩かなければなんとか3時間45分を切れそうな様子。周りの人たちに「3時間45分は切る!」と公言していた為にメンツにかけても3時間45分は切りたい。前回の横浜マラソンはその日の夜に仕事が入っていた為にあまり無茶はできないと言い訳ができましたが、今回はもちろん仕事は入れてないし、翌日は振替休日を取ってましたので、天気も悪くないし、何も言い訳できない状態。

 41キロあたりで若干脚が止まったものの、すぐに走り始めました。

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 そして最後の最後、残り300m。ここに湘南国際マラソン最後の難関が待ち受けます。

 大磯プリンスホテルの入口。これが物凄い急勾配の上り坂。

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 (辛過ぎて写真撮れなかったのでレース後に撮った画像です)

 あまりの辛さに女性の方では泣いてる人までいましたね。

 自分も「この仕打ちはないよ!」と心の中で叫んでました。

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 最後の最後、ゴールの後はぶっ倒れてもいいぐらいの気持ちで走り抜け、フィニッシュ。

 無事、ネットタイムで3時間44分切り。当初の目標を無事達成。

 最後は火事場の馬鹿力でしたから、ゴールした後は脚はボロボロ。

 

 そして湘南国際マラソンにはゴール後に最後の最後の最後にもう一つの難関が。

 ゴールは大磯プリンスホテル(大磯ロングビーチ)の第一駐車場。

 荷物置き場や更衣室は大磯ロングビーチの流れるプールの周囲にあります。

 一度でも大磯ロングビーチを訪れた方ならわかると思いますが、この第一駐車場と大磯ロングビーチ、かなり高低差がありまして、荷物置き場や更衣室へは階段を登らないとたどり着けないのです。

 フルマラソンを終えたランナー達の脚は極度の緊張状態から解き放たれた状態。この階段で脚を攣る選手が続出するんです。

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 階段はまさに地獄絵図。多数の救護スタッフが脚を攣ったランナーの救護に。

 

 ラン友さん達はその後打ち上げ等やっていたようでしたが、あまりにも疲れてて、「コレで飲んだら即寝ちゃう」と思い、ひとまず帰路。

 案内によると最寄りの大磯駅、二宮に向かうバスはあるものの、西湘バイパスが閉鎖されているせいで国道1号が大渋滞でいつ駅に着くか?がわからないとのこと。その代わり大磯駅まで徒歩10分の大磯港まで西湘バイパス経由で送ってくれる無料シャトルバスならすぐ乗れるとのことで。そちらに乗ることに。

 「よく考えてるなぁ」と思ったのが、朝乗ってきた観光バスはスタート後、そのまま関門に間に合わず棄権扱いになったランナーの収容バスとなり、その後、大磯プリンスホテル〜大磯港の無料シャトルバスになると言うカラクリ。

 皮肉なのがその収容バスから降りる完走できなかったランナーと、既にゴールし、大磯港行きシャトルバスに乗る帰路の皆さんが、すれ違うレイアウトに。

 完走できなかった皆様はかなり気まづいでしょうね。

 参加者16,963人中、16,107人が完走。だから856人約5%が途中棄権。これを多いと思うか?少ないと思うか?。

 ちょうど帰路の皆様が集中していて、大磯駅はかなりの混雑。

 「コリャ座れん」と思い、帰りはグリーン車へ。

 これも1本目はぱっと見グリーン車も満席で、もう1本待ったところなんとか座れた状態。日曜日の夕刻なのでちょうど時間帯的に湘南国際マラソン帰りだけでなく、箱根、熱海、小田原から帰ってくる行楽客もいるので、結構ギリギリなんですね。

 

 帰宅して、妻と2人でお疲れさん会(妻は走ってませんし、応援にも来てません)。飲んで食って19時過ぎには寝てしまいました。

 1月から仕事が忙しくなるので、今シーズンのレースはひとまずこれでおしまいの予定。来シーズンはとりあえず東京マラソンは応募したいなぁ…と思っていたり。

 つくづく感じたのがフルマラソン前には必須と言われる30キロ走の重要さ。

 横浜マラソンでは30キロ走をせずに挑み、見事に脚が30キロ前には攣ったような状態に。身体がロング走を突然したので、びっくりしちゃったんでしょうね。

 湘南国際マラソンは横浜マラソンが実質30キロでしたからそのようなことはゴールまではありませんでした。

 次のレースはキッチリ30キロ走をして挑まないとね。

 まずは去年のように3時間半切りを狙える身体作りに励まないと。

 

 今回の湘南国際マラソンの環境保護によるCO2削減効果は、約6トンと試算しているそうです。

(= 下記①②③④の合計値)

①ペットボトル31,500本 → 全廃

②紙コップ・プラカップ50万個 → 全廃

③フィニッシュ後配布ペットボトル(26,000本)→全廃

④上記①~③に伴う梱包段ボール、ゴミ袋、ゴミ箱→ 大幅減

⑤参加Tシャツ→ ペットボトルリサイクルによる繊維を使ったTシャツ。

⑥スタッフウェア → ペットボトルリサイクルによる繊維を使ったウェア。使用後は回収し、リユースを基本とします。

⑦荷物袋 → 使用後の袋を回収し、次回大会の荷物袋を製作します。

⑧大会プログラム → 大幅なページ数削減と電子化

⑨容器・包装など → 植物由来の素材活用。リターナブルの仕組み導入。

⑩エコ・フレンドシップ→ 資源分別ステーション、エコ・ランナー、エコ・スイーパー

 これは、500ccのペットボトルに使われている資源を、約17万本分削減した場合と同等の効果となるそうです。

 

 で、マイボトルマラソン、走ってみてどうだったか?ですが。

 (あくまで個人意見です。正直意見は割れると思います)

 自分のようにマイボトルを落とした奴は問題外ですが、基本的に3時間半以上かかるランナーには給水のタイムロスはもう誤差の範囲では?。

 それ以上速いランナーにはやはりタイムロスになるのでは?

 後はどれだけ給水するか?かと。自分はマイボトルで2割程度飲んで12キロ過ぎで紛失。そのあと自販機で買った500ccのポカリを飲み切らずにゴールしました。

 ですので、ボトルへの給水はゼロ。どうしても水を飲みたくて40キロあたりマイカップで水を飲んだのが唯一の給水所でのストップ。

 自分ってレースではあんまり水分を補らない方なんですよ。

 普段21キロ走でも真夏でも350ccぐらいで事足りるレベルで真冬はほとんど飲みません。

 これがかなり頻繁に飲む人だと給水が増えるので、タイムロスが増えます。

 そもそもフルマラソンだと冬でも2〜3リットル(個人差かなりあり)近く発汗するので、せめて1~2リットルぐらいは飲むべきなんですよね。

 マイボトルマラソンのメリットとしてはいつでも飲みたい時に飲みたい量を水分補給できること。やっぱり紙コップってキロ5分より早く走っていると半分は飲めないんですよね。

 あと、紙コップのスポドリの給水所はこぼれたスポドリで路面や靴底がベッタベタになりますが、それがほぼありませんでした。

 あとは見た目ですよね。補給食はやはりかなり路面に落ちていましたが、すぐにモップのようなもので、回収しており、それほど散らかるほどではありませんでした。

 マイナスポイントは速いランナー、給水量が多いランナーにはタイムロスが目立つこと。あと確かに腰のマイボトルはやっぱり邪魔。

 もう一つは水とスポドリ、1本しかマイボトルを持参していないとマイボトルに入ってない方を飲みたくなった場合はマイカップで飲まなかければならないこと。

 

 給水所は足りたのか?と言う問題ですが、コース上で給水待ちをしているランナーは見かけませんでした。私より遅いランナーでもそこまで混雑はしてなかったのでは?。

 給水待ちが発生していたのはゴール後ですね。今回はゴール後もいっさいペットボトルでの水やスポドリの支給はなかったので、結構並んでいましたね。

 ただし、他の人のレポートを見ると、どうやらコース上では後半の給水タンクの水の補給が間に合わず、売切れ状態で給水できない人が出ていた様子。これはかなり問題。

 ここら辺は初めての試みでしたから、次回は改善されることでしょう。

 

 これからアンケート等が取られてランナーからの生の声が主催者側に届くと思いますが、どうなることだか?。

 もともと日本陸連公認のレースではないので、タイムを真剣に狙いに行くプロやハイアマチュアなランナーは参加してないでしょうからタイムロスに対するクレームはそれほど来ないのでは?。どちらかと言うとマイボトル、マイカップを持つ鬱陶しさですね。

 このマイボトルマラソンはそのまま継続で間違いないと思います。

 今後これが他のマラソン大会に波及するのか?が気になるところです。

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東京カクテル7デイズ2022

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 年に一度開催されるカクテル&BARのイベント「東京カクテル7デイズ」。

 カクテル最前線が体験できるイベントメイン会場「Village」を中心に都内87のBARにて開催されるイベント。

 11/5、6と行ってまいりました。

 お酒関連のイベントはコロナ禍では開催のハードルが高く、「東京カクテル7デイズ」での「 Village」開催は3年ぶり。

 自分もお酒関連の規模の大きいイベント参加は3年ぶりです。

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 事前に当日販売4,840円(前売りなら20%OFF)のカクテルパスポートを購入し、まずは天王洲で「 Village」(11/5、6開催)へ。

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 今回の会場はレストランとその前の大きなテラスでの開催。

 コロナ禍を意識してのことでしょうけど、今までの会場がかなり狭かったので、とてもいい判断なのでは?と。

 カクテルパスポートを提示し、専用コイン5枚に交換。

 全9ブランドによるPOP UP BAR で提供されるオリジナルカクテルを専用コインと交換できます。

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 POP UP BARには数多くの著名バーテンダーが自らカクテルを提供。

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 行きつけのばBARだと決まったカクテルを飲むことが多いので、とっても新鮮です。

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 シロップでお馴染みモナンのブースではモクテル(ノンアルコールカクテル)も提供。このコロナ禍でモクテルもあっという間に市民権を勝ち取りましたね。

 妻と二人でシェアして11/5にまず5杯を。

 

 そこから東京カクテル7デイズに参画しているBARへ。

 カクテルパスポートを提示することによりこのイベントのためにつくられたカクテルが、1杯1,100円(テーブルチャージ、サービスチャージ他別)で飲むことができます。さらにカクテルパスポートには参画BARにて使える1,000円のサービス券も付いてきます。

 

 せっかくなので、一度も行ったことのないBARを開拓して行きましょうと。未開の地、池袋に繰り出します。

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 まずは「Bar LIBRE」。

 日本だけでなくダナンにも店舗を置く、ミクソロジーバー。

 「ヘネシーミクソロジーコンペティション」で日本代表になった経験を持つ清崎雄二郎氏のお店こちらはずいぶん前から来てみたかったんですよ。

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 酒の再構築

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 紅葉

  酒の再構築は日本酒を使用せずに日本酒の風味を作り出したカクテル。

 ロングアイランドアイスティーの日本酒版ですよね。

 本当によくできてました。これは楽しかったです。

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 2軒目はとりあえず、晩ごはんを....とフードの品ぞろえがいいお店を選択。「COLORSOL RESORT」さんへ。

 居酒屋コンセプトのフレアBAR。フレアBARってどこもフードの品ぞろえがいいですよね。まぁ短時間しか滞在しないコンセプトじゃないからね。

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 あと大抵はフードが安くて美味しい。

 こちらもその通りのお店でした。

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 女たらしの禁じ手

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 いちじくとペアリング 

 「女たらしの禁じ手」は紫蘇を使ったカクテル。味わいは鍛高譚に近いものが。もともと紫蘇好きなんですよね。美味しかった。

 

 その次はJR東日本ホテルズの旗艦ホテル、ホテルメトロポリタン。

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 そこのBAR、「Bar ORIENT EXPRESS

 ヨーロッパの豪華列車「オリエント急行」をモチーフにしたお店。

 店内は徹底的に「オリエント急行」を模してあります。

 訪問時は既にお客さんがギッシリ。店内撮影はとてもとても無理でした。

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 大分35

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 オータムピッキング

 大分35は麹を使ったスピリッツ「TUMUGI」とすだち他柑橘類とシャンパン。すだちってなかなかカクテルでは登場しない素材なのでとっても新鮮。 

 オータムピッキングはグレナデンシロップを使用したThat's sweet cocktail。

 11/5の池袋巡りはこれでおしまい。

 

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 11/6はお昼過ぎまで全日本大学駅伝をTV観戦したあとに再度、天王洲の「Village」へ。

 この日のみ登場のバーテンダーさんのカクテルを。

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 「Tanqueray」 のブースでは今年の「Diageo World Class」の日本代表、「Wine & Bar 麦家」の緒方唯さんの世界大会での部門優勝カクテル「お屠蘇Martini」。

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 「TUMUGI」のブースでは今や「World’s 50 Best Bars」の常連。最も世界で有名な日本人バーテンダー、「Bar BenFiddich」鹿山博康さんの「麹ビターカフェ」を。

 「Wine & 麦家」は宮崎ですし、「Bar BenFiddich」はずっと満席の超人気店。なかなか飲むことができません。

 

 専用コインを使い切った後、この日は銀座へ。

 なかなか足を踏み入れくい高級店へ。

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  まずは「BVLGARI GINZA BAR」。

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 イタリアの高級宝飾品ブランド「BVLGARI」 の旗艦店である銀座タワーにあるお店。レストランがあるのは知ってましたが、BARもあるとので。

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 喉が渇いていたのでロングカクテル。

 「Cachi Chiarificato」イタリアでも「Cachi 」は柿。Yoghurt, GINにTonic water。せっかくの店なのにあっという間にゴクリ。

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 さすがはイタリアのブランド。イタリアのボトラーズブランド「samaroli」のウイスキーを揃える辺りがとっても素敵。

 でもカウンターでバーテンダーさんともお話しましたが、変な気取りは一切なく、素晴らしいお店でした。

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 この日は妻の誕生日で、妻のリクエストでお寿司で晩ごはん。

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 最後は有楽町の「THE PENINSULA HOTELS」の最上階の「Peter: The Bar」。

 ”読書の秋”をカクテルで表現。飲んだのは

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 T.M.C(ツムギメタルシティ)

 名前の通り、デトロイタメタルシティのインスパイア。

 TUMUGI、ウイスキー、イタリア産マラスキーノリキュール、イタリア産ハーブリキュールを使った。大人の味わい。

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 なんと言っても有楽町の最上階から望む夜景が素晴らしい。

 手前は皇居です。なかなか拝むことができない夜景でございました。

 

 ちなみに11/6に訪れたお店はスタンダードカクテルはBVLGARI で2,400円~、PENINSULAで2,800円~。なかなかいいお値段しますので、このようなイベントでハシゴできるのは本当にありがたかったりします。

 

 本当に久しぶりのBarの新規開拓。とっても楽しむことができました。

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横浜マラソン2022

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 10月30日。

 横浜マラソンに出走して参りました。

 ランニングを始めて3年、ハーフの大規模な大会は出場経験はあるものの、フルマラソンは過去2度共にローカルな大会。

 大規模なフルマラソンは初の経験。2020年大会から横浜マラソンは申し込んでいたものの、2020年、2021年大会共にコロナで中止。

 やっとやっとの横浜マラソンです。

 申し込んだのが4月20日。申し込んでから半年もあるんですよ。お値段も20,000円。コロナ禍や物価高でここ数年でほとんどのマラソン大会大会の参加費が高騰してますが、その中でもトップクラスに高い大会です。

 まぁ横浜市民ですし、大会コース周辺を普段から走っている自分としては仕事でもない限り参加しないと言う選択肢はありませんでした。

 最初から言い訳になりますが、実はまず春から腸脛靭帯(膝の外側)に痛みが出たんです。これ、俗に言われるランナー膝と言うやつでして、理由はオーバーワーク。いろいろ自分で文献を読みながら自己治療をして治りかけた頃に今度は踵の痛み。これはどうやらアキレス腱の炎症の様子。これも過度なランニングが原因の一つ。

 ずっと走り続けていたんですが、ハードワークは大してやらなかったんですよね。

 ですので、明らかに1年前の自分より持久力が落ちているのは実感してました。 

 で、すでに12月4日の湘南国際マラソンに申し込み済み。

 横浜マラソンは首都高速道路の高架上を走るため、タイムが出ないことで有名なレース。ケガも治りきっていないし、ハードワークもしてないしと言うことで、正直タイムは全く狙える状態になかったんです。

 今シーズンのベストランは湘南国際マラソンに照準を置いて、横浜マラソンはLSD(ロングスローディスタンス)走として楽しく走ろうと。

 コロナもひと段落したとこともあり、この一年で自分にとって随分ランニング環境が変わりました。

 地元のビール工房のランニングクラブに参加するようになったり、ランニングのSNS「Runtrip」が縁でラン友さんが増えたりでまた違ったランニングの面白さが増えました。

  本来ならマラソン後にラン友さん達と打ち上げとかもあったんですが、実はマラソン当日夕方から仕事が入っちゃってまして。

 もともと後輩にその仕事は任せる予定だったのですが、それも別の社用でNGになり、15時には出社し、23時ごろまで仕事。まぁサブ4(4時間切り)できれば間に合うだろうと。

 しかも翌日も欠席できない会議があり、翌日も休めないと言うヘビーっぷりです。

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 当日はこんなかっこで走りました。

 Tシャツは地元ビール工房のランニングクラブのTシャツ(2日前に発売されたばっかりでした)。頭には横浜野毛の非公認キャラクター「のげやまくん」をつけて走りましたよ。

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 スタートはランドマークタワーの真下から8時半。

 まずは6時20分にインターコンチネンタルホテルの下に集合。

Runtripで出会ったメンバーさん達と集まり集合写真を撮り、健闘を誓い、パシフィコ横浜の展示ホールの手荷物預かりスペースへ。

 そこで着替えもするのですが、以前に比べてかなりスペースを広げたらしいのですが、それでも混雑してましたね。参加者は21839人ですからね。

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 大規模マラソンならではですが、仮設トイレは山ほどありましたが、まぁどれもスタート前には混んでました。

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 パシフィコからスタート位置へ。私のスタート位置は北仲橋だったのですが、誘導路に沿って歩くこと1.9キロ!。しようがないけど、随分と歩きました。

  8:30にスタートの号砲が(自分は400m近く離れていたのでよくわかりませんでしたが)。

 自分は4分遅れでスタート。どうやら最後尾のスタートは8:55頃だったみたい。 

 まずは北へ進み、横浜中央卸売市場を回って、またパシフィコに戻ってきます。首都高速を除けばほとんど一度は走ったことのある道ですが、今回はもちろん歩道ではなく車道!。この気持ちよさですよ。

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 パシフィコから赤レンガ倉庫前~神奈川県庁前~山下公園と横浜のゴールデンスポットには多くの観客の声援が。これだけの声援のマラソンは初めて。やっぱりテンション上がっちゃうんですよね。このあたり、明らかにオーバーペースだったんですよね。スタート時に同じところにいたランナーは自分のPB(自己ベスト)の3時間半切りを達成した人ばかり。この人たちと同じペースだったので、自分の現時点での走力には合ってない人たちなわけですが、ペースを合わせてしまったんですよね(完全に失敗でした)。

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 ガンダムが鎮座する山下ふ頭を過ぎると本牧へ。ここから沿道の声援がほぼなくなります。

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 今までの横浜マラソンですと、給水の他に「ラッキー給食」と言うことで横浜の名産品がエイドステーションで食べることができたのですが、新型コロナウイルス対策で「ラッキー給食」は全てゴール後に配られると事前の配布資料で周知されており、「何もないの?」と思ったんですが(念のため、エナジージェルは3袋持参してました)、チョコや、お饅頭?、塩飴や梅キャンディ?など個別包装されているものがエイドステーションには置いてありました。

 これに後になってとっても救われることに。

 給水はアクエリアスといろはすでした。

 10数キロあたりかな?、隣にかなりスレンダーなお姉さん。

 「おや?」と振り向くとランニング界のスーパーアイドル、福島和可菜さん。女性芸能人初の3時間切りを達成したランナーです。

 見事に目が合い、咄嗟に「ランスマ見てます!」「ありがとうございます!」少しの間ですがランニング話をすることができました。

 あっという間に抜かれましたが、その後も多くのランナーに声をかけながら、走ってました。凄いわ。

 この辺りで「Runtrip」の応援隊が待ち受けてくれました。

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 あと14キロ過ぎ、中盤での沿道が一番多いスポット根岸駅前でもラン友さんが待ち受けてくれました。

 知り合いが応援してくれるとやっぱりテンション上がりますよね。

 でも元気よく走れたのはなんとここら辺までで、20キロすぎ辺りから(まだ前半戦なのに)スタミナ切れの兆候が。

 驚きました。「え!早すぎじゃね!?」と。

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 21キロ、いよいよ来ました横浜マラソン最大の難所、首都高速湾岸線。

 日陰全くなし、”自動車専用道”なので、アップダウンも激しく、一般道ではありえないバンクがある。しかもコース変更で今年から首都高速の部分がさらに延長され、約15キロ。

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 まずは杉田入口から急こう配を登り、横浜駅方向に進み、本線に入ったところでいきなりUターンで逆走。ベイサイドマリーナ近くまで約3キロ弱。ここで折返し、ここから12キロ、沿道の声援もなく、しかもこの日の横浜20度近くまで気温が上昇したんです。

 首都高の途中でハンガーノック、そして太ももの痛みが頂点に。

 スピードがガタ落ち。エイドステーションの甘味、横浜消防さんのかぶり水には助けられたのですが、それでも焼け石に水状態。本当に本当に首都高がキツかった....。

 37キロ地点辺りでやっと首都高終了。本牧ふ頭入口から降りるので、最後にUターンするのですが、ここで急角度に回りすぎ、足をひねるアクシデント。本気で足がボロボロ。

 降りた直後に現れたのが個人でランナーにエアーサロンパスをかけてくれるおじさん。

 「おっ!どこかけて欲しい!」と言っていただき太ももにかけていただきました。これなかったらリタイアしてたかも....。

 首都高を降りると、山下公園はもうすぐそこ。また沿道の声援が戻ってきます。普段なら大したことがない5キロが辛くて辛くて….。声援には助けられたな…。40キロ地点には妻も駆けつけてくれました。そこだけは頑張りました(笑)。

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 どうにかこうにかゴール。

 タイムは4時間と数十秒。

 反省だらけのランになりました。

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 着いたら完走メダル、フィニッシャータオル、そしてラッキー給食が。

 バナナとアクエリアス、ゆでたまごはその場で頰張りましたよ。完全にエネルギー切れですね。

 ゴール地点では飲み仲間の一人がボランティアとして働いてまして、無事合流。労ってもらいましたよ。

 その後着替えて、職場の近くのネットカフェでシャワーを浴びて、夕方からお仕事、22時近くまで。

 長ーい一日でした。

 とにかく練習不足を痛感しました。スピードも距離も全く足りない。

 「練習は噓をつかない」身に沁みましたよ。もっとトレーニングせねばと。

 フルマラソンを走りこの半年弱苦しめられた膝と踵の痛みが出ないか?が一番の心配事でした。結果全く出ませんでした。今まで気にしながら走っていたのがバカバカしくなるくらい。

 太ももの筋肉痛はひどいもんでした。早歩き程度のジョグができるようになるのに2日、無理して走れるようになるのに4日、筋肉痛が完全に止むのに1週間かかりました。

 それでも練習を再開して11月5日には皇居でハーフマラソンの距離をほぼノンストップでキロ4分52秒ペースで。最近にしては結構なハードトレーニングを決行。それでも膝と踵の痛みはほぼ出なかったので、来週末ぐらいはもう2~3回は、激しい長い距離のトレーニングをしてみようと。

 次のレースは12月4日の湘南国際マラソン。正直あまり時間がないんです。

  とにもかくにも初めての大規模マラソン。つらかったですが、とっても楽しかったです。

 新型コロナウイルスがまた増加傾向ですが、もうマラソン大会がコロナを理由で中止にすることはないでしょうし、これからも参加したいと思ってます。

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プロギングを試してきました

 5月1日の話。

 妻がお出かけのため、朝はいつも通りランニングと思っていたんですが、前日にこんな記事を見かけて。

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「横浜ビール」がジョギングとごみ拾いの「プロギング」初開催 終了後は乾杯も:ヨコハマ経済新聞

 

 プロギングは、スウェーデン語の「plocka upp(拾う)」と英語の「jogging(走る)」を合わせた造語。

 ゴミ拾いをしながら走りましょうってことで。

 プロギングと言う言葉はもともと知っておりまして、関心はあったものの、一人でやるのにも躊躇いはあるし…。

 そんなところにご近所でイベントが行われ、事前に申し込みも不要とのことで「それじゃあ行ってみようかな?」と軽い気持ちで行ってまいりました。

 

 あとランニングを始めて2年半。ランニングに慣れてきた途端にコロナ禍でランニングイベントやランナーの集まり的なものにも出た経験がなく(マラソン大会ぐらいで)。他のランナーさんと(オフラインでの)交流の経験がなく、そんなことにも期待していました。

 横浜に日本法人本社を置くスイスのスポーツブランド「Onと、横浜最古参のクラフトブルワリー「横浜ビール」がメインで実施するイベント。

 「横浜ビール」さんは4年近く前から月一でランニングイベントをやっているそうで。何度も「横浜ビール」さんのビアレストランは行ったことがありますが、全く知りませんでした。

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 「On」は2010年創立、2015年に日本法人が出来たばかりの新進気鋭のブランド。

 先日表参道にフラッグシップストアもできてランナーの注目の的になっております。

 私も2足持ってますが、普段履きもしやすいデザインととても高い機能性がお気に入りのブランドです。

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 10時半に桜木町駅近くの「横浜ビール」の「ヨコハマビアスタンド」にて集合。

 総勢20名強の参加者。

 ほとんどの方が「横浜ビール」のランニングイベントの常連さんなのかと思いきや、初参加の方も多かった様子。

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 最初に「横浜ビール」の広報担当の横内さんと「On」の日本法人代表の駒田さんからご説明が。

 プロギング経験者の駒田さんから「あまり根詰めないこと。根詰めると虚しくなるので。他の人が取ってくれるだろうと思う気持ちも大事。楽しくやりましょう」と言う内容のアドバイスが。結構気楽になりました。

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 私は他の方が拾ったゴミをゴミ袋(袋が派手)に回収する役回りに。ゴミ袋に入れる際に回収する人が「ナイス~!」と言うのが日本のプロギングの習慣だそうで(ちょっと恥ずかしい)。

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 ゴミ袋に溜まったゴミはプロギングを横浜に広める活動に関わる「about your city」代表の小泉瑛一さんが乗るごみ箱を積載した自転車「Dumpster CARGO」に載せ換えます。

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 コースはヨコハマビアスタンドをスタートして、吉田町~大岡川沿い~若葉町~イセザキモール~馬車道~ヨコハマビアスタンドゴール。

 本来であればもっと走る予定でしたが、途中から雨が降ってきてしまい、3キロちょいになってしまいました。

 いままでゴミ拾いをして歩くことが正直なかったんですが、てっきりイセザキモールなどの繁華街の方がゴミが集まるのかと思いきやそう言うところはお店の方が日々掃除をしているようで、あまりゴミが落ちておらず、商店がある通りから一本外れたところはほぼ掃除がされてない為、ゴミが拾われずに残っているんですよね。

 あとはタバコの吸い殻は正直拾っても拾っても拾いきれないんですよね。

 もう一つ印象的だったのが、2日前に風が強い雨が降り、ボロボロになった雨傘が多かったこと。

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 45分程度でしたが、集まったゴミは燃えるゴミが3.2kg、燃えないゴミが6.2kg、計9.4kg。梅田で同様のイベントを行ったときは4kgも集まらなかったとのこと。横浜市民として不名誉と思っていいのか?

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 まだまだ世間での認知度が低いプロギング。集団のランナーがゴミを拾いながら走る姿はかなり注目を浴びました。

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 それもみんなでやれば楽しいわけで。自分自身、集団で同じペースで走ることが初めての経験。これも新鮮でとっても楽しかったです。

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 ランニングの後はお店の前でビールで乾杯!。これは楽しい。

 

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 そのあと希望者のみで「横浜ビール」のビアレストランで打ち上げ。

 大勢のランナーさんとアレコレおしゃべりすることが初めて。

 大会のこと、シューズのこと、普段のランニングのこと。あとビールのこと(ランナーさんは酒飲み多し!)。

 コロナ禍もあって、オフ会みたいな集まりも本当に久しぶりでしたので、本当に楽しかった。

 仕事以外で今まで会ったことがない方と交流したのもコロナ禍後初めて。参加して本当によかった。

 

 プロギングイベントも今後も継続予定だそうで、その他も「横浜ビール」さんでは定期的なランニングイベントを行うとのことでコロナ禍も落ち着いてきたし、このようなイベント参加も積極的に参加してきたいなと思ってます。

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日本オリンピックミュージアム

 3月12日、フルマラソンも終え、オリンピックも終わり、オミクロン株も感染者数も下り坂になり、ちょっとお出かけしてまいりました。

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 日本オリンピックミュージアム

 ご存知の方は少ないのでは?。

 明治神宮外苑内の日本青年館の隣、神宮球場の向かい側にあるJAPAN SPORT OLYMPIC SQUAREの1,2階にある日本のオリンピック専門の博物館。

 JAPAN SPORT OLYMPIC SQUAREと言うのがかつて国立代々木競技場に隣接していた岸記念体育会館(山手線の渋谷~原宿間から見えた「岸体育館」と表記されていた建物)の老朽化に伴い実質の後釜としてできた建屋。

 岸記念体育会館に入居していた日本スポーツ協会日本陸上競技連盟等数多くの競技団体が入居しています。

 神宮外苑の博物館と言うとかつて旧国立競技場内に秩父宮記念スポーツ博物館があったのですが、旧国立競技場取り壊しに伴い、休館。当初は新国立競技場内にて再オープンの予定だったのが、新国立競技場の総工費高騰問題で頓挫。現在は隣接する予定の新秩父宮ラグビー場に入居する予定ですが、早くても完成は2033年の様です。

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 入口には前回の東京、札幌、長野の聖火台のミニチュア、日本のオリンピック参加に尽力した嘉納治五郎と近代オリンピックの創始者、ピエール・ド・クーベルタンの銅像、五輪のモニュメントが。

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 五輪のモニュメントと記念撮影できるところは(特に東京周辺では)ここ以外ほとんどないのでは?。

 コロナ禍で事前予約制ですが、直前でも予約可能。

 私も当日申し込みました。

 入場料金は500円(高校生以下無料)。

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 過去のオリンピックのポスターから始まり。

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 金メダリストの一覧。

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 1928年のアムステルダム五輪の三段跳びの織田幹雄選手から始まり、(現時点では)2018年の平昌五輪のスピードスケート女子チームパシュートまでの夏季142枚、冬期14枚分の写真が。

 これに東京五輪の27枚、北京五輪の3枚、計30枚が近日中に加わることでしょう。

 ちなみに日本選手団は夏季23回、冬季は22回参加。

 そう考えると去年の東京五輪で27枚金メダルを取れたのも凄いですが、冬季で金メダルを取るのが如何に困難か?がよくわかると共に今年の北京で3枚も金メダルを獲得できたことが如何に素晴らしいことか?がわかります。

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 まずはオリンピックの歴史。

 古代オリンピックの歴史から、クーベルタンによる近代オリンピックの設立、参加国の変遷。

 クーベルタンの五輪のデザインスケッチ、過去の大会の聖火トーチも展示されておりました。

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 覚えてる人もいるでしょうか?リオ五輪の閉会式にて次回開催地東京の紹介で使われた衣装です。

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「日本とオリンピック」コーナーでは過去に行われた1964年東京、1972年札幌、1998年長野の五輪の資料、戦火により中止になった1940年東京大会の資料。1912年のストックホルム五輪の金栗四三選手からの全参加選手一覧(これを眺めるだけでもかなり時間が潰れます)。

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 ちなみに今年2022年は札幌五輪から50年。札幌五輪の展示を多めに展示。

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 1940年の幻の東京五輪ではメイン会場では神宮外苑ではなく、駒沢だったんですよね。建設が予定されていたメインスタジアムの模型も。

 オリンピックゲームスのコーナーではオリンピアンたちの凄さをプロジェクションマッピングを使ったアトラクションで実感(ただしコロナ禍で半分近い展示が休止)。

 バスケットボール、走高跳の選手の跳躍高さ。

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 そして、陸上選手の足跡。

 男子100m世界記録保持者のウサインボルトの歩幅の広さ、そして一歩のスピード。とにかく広い、早い!。

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 陸上投てき競技のやり、ハンマー、円盤、砲丸の展示。持つことをもできます。

 陸上をやってないとまず触りもしない道具たち。

 砲丸は男子は7.26kg、女子は4kg。これをトップ選手は男女ともに20m以上投げます。

 妻は持ち上げることすらできませんでした。

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 オリンピズムストーリーのコーナーでは過去のフェアプレーの他。日本人初のオリンピアン金栗四三選手のユニフォームと足袋が。

 

 ボリュームとしては少なかったものの、パラリンピックの展示も。

 視覚障害のマラソンの伴走用のひもなど、パラスポーツならではのグッズが。

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 目玉は長年無敵の強さを誇る男子車いすテニスのレジェンド、国枝慎吾選手の車いすとラケットの展示。通常の車いすとはまるで違うだけに興味津々。

 現在は先日終わった北京五輪にちなんだ冬季五輪の企画展が。

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 まずは北京五輪公式マスコットの「ビンドゥンドゥン」とパラリンピック公式マスコットの「シュエ・ロンロン」と北京五輪の全メダリストの写真展示がお出迎え。

 夏季に比べ競技器具がとても重要な冬季スポーツ。

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 各競技の器具の展示(しかもほとんどが触れる)。

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 アルペンスキーやフィギュアスケートはともかく、スキージャンプ、スピードスケート、ボブスレーなどはまぁ普段触れる機会はありません。「こうなっているんだ!」と感動。

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 オリンピアンが実際に使った器具やユニフォーム、メダルを獲得した宇野昌磨、坂本花織選手が(平昌五輪で)実際に使った衣装。1972年札幌五輪、スキージャンプの日の丸飛行隊が使用したユニフォームも。

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 先日の北京五輪の日本選手団の公式ユニも

 あまり期待しないで訪問した日本オリンピックミュージアムでしたが、500円分の価値は十分ある展示内容でした。オリンピック好きにはかなりたまらない。

 ちなみに冬季五輪の企画展示は6月19日まで。4月12日以降は展示替えがあるそうです。

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 帰りに新国立競技場をぐるっと一回り。

 先日までバリケードが張られ、周りを通ることもできませんでしたから。

 東京五輪は全て無観客だった為、なかなか入る機会がない新国立競技場でしたが、5/7の日本選手権10000m、5/8のセイコーゴールデングランプリ陸上2022東京はどうやら有観客の方向。ここで入ってみようかな?と思ってます。

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第22回ハイテクハーフマラソン

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 1月9日、今シーズンの初レース、第22回ハイテクハーフマラソンに参加してきました。

 本番レースは2月20日の湘南国際マラソン(フルマラソン)。それに備えての前哨戦です。

 日本陸連公認大会、東京都最大規模と言われるハーフマラソン大会。

 昨シーズンは小規模な大会しか参加しておらず、大規模大会は人生初レースだった2020年の神奈川マラソン(ハーフマラソン)以来。ハーフ6000人、10km 400人が走ります。 

 年末にインターバル走、30キロ走で走り込みをして、そこから走る距離を縮め、ハーフマラソン本番に備えました。

 実は直前まで少し左脚のハムストリングに違和感があり(年末の走り込みが原因と思われる)、不安は多少がありました。

 ストレッチ他であがいて本番に臨みました。

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 5時前には起床、しっかり炭水化物をとって6時には出発。会場の最寄駅は赤羽。そう言えばレースで神奈川県を飛び出すのは初めてでした。

 6400人以上が参加する大会。現地にはスタート2時間前に着きましたが、すでに駅にはジャージ、ランニングシューズのご一行がいっぱい。

 駅から徒歩10数分とのことでしたが、地図を見る必要は一切なく、そのご一行をついていくことで難なく現地に到着。

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 メイン会場は新荒川大橋野球場

 流石は東京都最大規模のハーフマラソン。会場はこの通りとっても大規模。

 ちなみにこの大会も昨年はコロナ禍で中止。2年ぶりの大会になります。ワクチン接種の提示まではありませんでしたが、1週間前からの検温と体調管理のチェックシート提出が必須になっておりました。

 1月6日に関東南部を中心に雪が降りました。待機場所がグランドであることがわかっていて、グランドはぐしゃぐしゃかな?と思い、念の為レジャーシートを持参しましたが、ウォーミングアップ用の走路を除けばほとんどがしっかり乾燥していました。ちょっと驚き。

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 規模が大きい大会、ゲストや参加者も豪華でした(敬称略)。

 確認した中では猫ひろし福島和可菜姉妹、エリックワイナイナ平塚潤岩出玲亜下門美春

 ランチューバーではSUIランニング食堂RUN MAXチャンネルHAGIRUNちゃんねるガチオ

 その他に青山学院大学駿河台大学の選手が参加。駿河台大学は徳本監督が直々に参加したそうで。

 荒川の河川敷を上流に向かい折り返して帰って来る往復コース。

 ちなみにウェアは昨年のフルマラソンと同じスタイル。

 下は2XUのコンプレッションショートパンツZAMSTのふくらはぎ用サポーター、半袖Tシャツ(中に汗冷え防止用のインナー着用) にアームカバー。

 この日は東京の最高気温は13度超え。1月上旬としてはかなり暖かかったんですね。見事なマラソン日和。結局アームカバーは走り始めて30分足らずで手首まで縮めてしまいました。

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 シューズですが、レース用に11月に購入したNIKE AIR ZOOM TEMPO NEXT%

 皇居ランの際にランニングステーションで借りたNIKEの厚底シューズで、トップモデルでも使われる高反発素材にさらに反発を高めるエアポッド装着のモデル。他のNIKEのシューズに比べ、幅広なのも自分の足に合ってました。(ちなみにトップモデルのAIR ZOOM ALPHAFLY NEXT%も履いたことがありますが、足幅が狭すぎて全く自分の足には合いませんでした)。

 厚底高反発シューズを使えば1キロあたり10秒以上はタイムが縮まります。それは経験済み。 

 たまたまスポーツオーソリティに寄った際にセールをしていて迷わず購入しました。これで2月の湘南国際マラソンでもこれを履く予定。

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 ちなみに計測タグはこの通り紙製のリボン状のものを左右に2本。今までの大会の計測タグはプラスチックプレートで返却義務がありましたが、これは返却不要。 

 ちなみにスタート前は5キロ、10キロ…とスプリットタイムを計測してくれると思っていたんですが、どうやらスタートとゴールのみ。

 目標タイムは12月7日ランニングステーションで借りたNIKE ZOOMX VAPORFLY NEXT% 2を履き、皇居ランにて達成した1時間35分04秒を超える1時間35分切り。1キロあたり4分30秒以下で走る事がマストになります。

 スタートは6000人を超える選手を円滑にスタートさせる為、3段階に分けてスタートするウェーブスタート方式。

 私は第2ウェーブのスタートで9:45スタート。

  早めに到着し、着替えなどの準備とウォーミングアップをしたつもりでいたんですが、荷物を預け、さぁスタート地点に行こうと思った矢先にまさかの尿意(現地に着いてから2度も行ったのに)。すでにその時にはトイレは長蛇の列。

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 トイレを済ませ、スタート地点に着いたのは9:45ジャスト。結局第2ウェーブの最後尾からスタート。スタート地点にたどり着くまで2分近くかかることに。大いに反省です。

 最初の3キロ程度はぎゅうぎゅうの中でランナーをどんどん追い越しながら、スピードを懸命にキープ。

 久しぶりの大規模レースでしたからこれにも手を焼きました。

 それでも最初の1キロは4分32秒。転倒しないように走ろうとするとこれが限界でした。

 コースは荒川の上流方向へ10キロ過ぎまで河川敷を進みます。ほぼフラット。

 自分のペースで走れるようになってからは4分20秒台前半で快調に進みます。前半で極力貯金を作っておく作戦(ポジティブスプリット)です。

 普段はいつも一人で走ってますが、今回は同じコースを走る”同志”が一緒。嫌が応にもペースが上がります。

 よく前半に力を温存し、後半にスピードを上げるネガティブスプリットの方が良いとよく言われますが、性格的に自分には不向きなので。 

 10キロすぎに荒川の分流の新河岸川を超えるための朝霞水門を通る為に一旦堤防の上までの上り、水門を過ぎた後にまた河川敷に降りたところが折返し地点。ここが唯一のアップダウン。ここでのペースが1キロ4分34秒。多少貯金を使います。

 

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 前半にかなり貯金を作れたので、そこからはちょこっとだけペースダウン。1キロ4分25秒前後にペースをコントロール。

 それでもハーフ走では今まで走ったことのないペース。明らかに足に疲労が出始めます。それでも17キロ〜18キロの1キロ4分31秒が後半の最遅ラップ。ここから最後の力を振り絞り、これ以上遅れることなくペースをキープ。ここで1キロ4分30秒台が続かなかったのは自分でも意外でした。

 最後の1キロはラストスパートで4分20秒切り。

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 無事完走。

 グロスタイム(スタートの号砲からゴール)は1時間35分を僅かながら切ることはできませんでしたが、ネットタイム(スタートライン通過からゴールまで)は1時間33分前半でゴール。スタート前のトイレさえ回避していれば…..。

 

 自分としてはサブ3.5(3時間半切り)を目標としている湘南国際マラソンのの前哨戦として、今回の目標1時間35分切りは悠々クリアできたのは自分としては大きな収穫でした。

 

 往復コースだったので、先頭グループとすれ違いましたが、ほとんどが青山学院の選手。まぁ早かった!。

 そのあとかなり遅れて駿河台大学の選手。

 今回参加したのは箱根駅伝の出場できなかった選手。青山学院の層の厚さを実感しました(どうやら駿河台大学の選手は全て1年生だったようです)。

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 結果も上位はこの通り。

 3位のダニエル・ムイバ・キトニー選手は日本大学出身で現カネボウ所属の実業団ランナー。箱根駅伝では3年連続で5区山登りを担当した異例の留学生。4年生の時は区間賞を獲得しています。

 完走賞はこの通り。

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 フィニッシャーメダルは初めてもらいました。初めてだったので嬉しかったです。

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 あとはフィニッシャータオル、経口補水液、ヤマザキランチパック。

 

 反省点もありました。

・スタートまでの段取り(レース前のトイレ)。

 着ていた服を全部預け、スタートラインに着く前に最後に一度トイレに行くことを前提で行動すべきだった。

 

・ペーサーを見つけられなかった。

 そもそも風が強くなかったことも一因ですが、風除けにもなるペーサーとなるべきランナーを作って、そのランナーの後ろを走ればもっと体力を温存できたのではないか?とは思いました。正直レース中にもそれを考えていたんですが、しっくりくるランナーを見つけることができなかったんですよね。

 2月の湘南国際マラソンは海岸沿いのみを走るコース。嫌が応にも風は吹きます。ペーサー作りでタイムが大きく変わる可能性は強いので大いに反省の余地があります。

 

 でも久しぶりの大規模レース。集団で走るのってやっぱり楽しいですね。マラソン大会とっても満喫させてもらいました。

 この1年半、ほとんどのマラソン大会がオンラインマラソンになりましたが、やっぱりリアルですよリアル。

 湘南国際マラソンは国道134号線、西湘バイパスを封鎖する1万人規模の大会。もっともっと盛り上がることでしょう。

 あと、不安だった左脚のハムストリングは全く痛むことはありませんでした。

 翌日以降も痛んだのは両腿の筋肉痛だけでした(無意識に実力以上の力を出していたんでしょう)。

 

 今回の成績、反省を糧に湘南国際マラソンまで準備を進めていきたいと思ってます。

 気になるのは新型コロナウイルスの第6波ですね。中止にならなければ良いのですが…..。

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初フルマラソン完走、サブ4達成!(第35回UP RUN新横浜鶴見川マラソン大会)

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 2月28日の話。

 1年半前までは考えてもいなかったフルマラソンを走ってきました。

 このコロナ禍、週末の朝ランで20キロは普通に走り、毎月200キロ走るようになり、今シーズンのフルマラソン参加を昨春には考えておりました。(晩秋には完走ぐらいはできるようになっているだろうと言う皮算用をしていました)

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 最初に参加を考えていたのが2020111日に開催予定だった横浜マラソン2020

 申し込みは昨年の4月1日からの1ヶ月間。

 横浜最大のマラソンイベント。横浜の中心部の車道を走り、高速道路を通過、エイドステーションでは横浜のバーテンダーさんがノンアルコールカクテルを提供など、楽しみ満載。抽選だったんですが、当たれば是非とも走りたいと思ってました。

 しかし、応募期間終了直後のゴールデンウィーク明けに早々と中止が決定。

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 その次に申し込みをしたのが、湘南国際マラソン

 横浜マラソンに並ぶ神奈川県のビッグマラソンイベント。大磯~江ノ島~二宮間のシーサイドの国道134号、西湘バイパスを走るマラソン。これも魅力的。 

 919日(土)夜からオンラインの先着順での申し込みだった為、アクセスが集中。数時間アクセス障害が起きる中、2時間かけて受付完了。

 主催者側もあの手この手で開催できるよう頑張ったようですが、秋からコロナ感染者が急増し、まず11月に25キロに短縮の通知が、そして12月10日に開催中止が決定。

 これで今シーズンの神奈川県内の大きなマラソンは全て中止。と言うより首都圏では大きなマラソン大会は全て中止。

 「今シーズンのフルマラソンは諦めるか...」と思っていたんですが、ここまで1年以上コツコツランニング をこなして脚力をあげ、それで「フルマラソン完走経験あります」「フルマラソンのベストタイムはX時間XX分です」と言えず、来シーズンまで待つのは正直耐えられない。

 なんとかして、一度でいいからフルマラソンを経験したい。

 で、悩んだ結果、秋のハーフマラソン同様草レースの参加。

 ニュースではマラソン大会の相次ぐ中止が報道されていますが、小規模の大会は毎週の様に開催されてます。参加者は多くて数百人程度。コースは交通規制をしなくていい公園内や河川敷。

 どうしても大規模な大会に比べれば盛り上がりには欠けますが、信号にはかからない、途中で給水所もある、万が一の為の救護班もいる。ちゃんと計測された距離を普通のマラソン大会同様ICチップを使って正確にタイムが計測され、完走証も発行される。完走すれば胸を張って「フルマラソンを完走した」と言えます。

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 で、2月28日、湘南国際マラソンが開催される予定だった日に開催される35UP RUN新横浜鶴見川マラソン大会」を雪辱戦として申し込みました。

 出るからにはできる限り好タイムを出したい。1月と2月初旬にフルマラソン前には必須と言われる30キロ走も経験。残り2週間で徐々にランニング 量を減らし、最後の1週間でカーボローディング、ウォーターローディングも行いました(お酒も5日間断ちました)。

 フルマラソンでは必須となる補給食。エネルギー切れを防ぐために高カロリーの食事をランニング 中でも補給できるもの。

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 今回はMag-onエナジージェル。これ1袋で120キロカロリー。足のつりを防ぐためのマグネシウムも含まれています。

 これを3袋持参。15キロ、25キロ、35キロで補給予定(実際その辺りで補給しました)。

 ランニングの尿意を防ぐためにカフェインレスのものを選びました(約1週間、カフェイン断ちをしました)

 一番の目標は当然完走。すでに何度も30キロを経験しましたので、完走できないってことはまずあり得ないと思ってました。

 ま、正直ランニング を始めた1年半前にフルマラソン完走できるなんて考えもしませんでしたが。

 サブ4(4時間切り)は達成したいなと言う気持ちはありました。

 自身の脚力の指標としてVDOTと言うものがあります。

 VDOTからXXキロをXX分で走れたら##キロでは##分で走ると言うことがある程度予測できます。

 これで行くと、自分がVDOT43から44程度と思ってました。

 そこから推測するとフルマラソンの予測タイムが3時間32分から36分ぐらい。

 サブ3.5(3時間半切り)は正直かなり厳しいとは思ってました。で、3時間40分切りを目標タイムと定めてました。

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 場所は新横浜。

 鶴見川に沿って、最初の1周は端数の2.195キロを。残りを綱島の新幹線の橋梁の近くまでの片道5キロを4往復で計42.195キロを走ります。

 フルマラソンの参加者は93人。ゴール後スタッフの方に聞きましたが、コロナ禍に入ってからはかなり多い方とのこと。おそらく自分同様、湘南国際マラソンの代替レースとして参加している人は多い事でしょう。

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 1時間前に到着しましたが、コロナ対策の誓約書の記入などで手間がかかり、この通り受付にはそこそこ行列が。

 草レースはほとんどそうですが、ゼッケンやタイム計測用ICタグは当日受け取りの為、現地でゼッケンをつけたり、ちょっと離れたトイレへの往復などでなんだかんだであっと言う間に時間が過ぎ、かなりドタバタ。家で入念なストレッチをしておいてよかったよかった。

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 9時半スタート。今回はペースメーカーは一切なし。

 当日の天気は快晴。最高気温13.1度、最低気温が1.5度。最高気温では半袖で十分ですが、気になったのが、最低気温。

 前日に服装をかなり悩んだんですよ。下は2XUのコンプレッションショートパンツZAMSTのふくらはぎ用サポーター。これは決まってました。

 問題は上。長袖のTシャツにすべきか、半袖Tシャツにアームカバーにすべきか。

 悩んだあげく、半袖Tシャツにアームカバー、そして手袋は薄手の手袋に。

 これは結果として正解でした。途中でかなり気温が上がり、アームカバーは縮めて温度調整できました。

 自分の弱点として、自分のスピード感覚が定まらないこと。一人で走っていると同じペースで走っているつもりが意外とペースがバラバラ。

 で、基本的にスタートから30キロぐらいまではちょうど自分のペースに合う方をペースメーカー替わりにしてついていくことに。

 この作戦そのものは正解でした。「前の人、ちょっと早くなった?」と自分では思っていてもいざ1キロごとに時計を確認すると一定のペースだったり。

 絶好のマラソン日和。

 気分もよく、とりあえずは貯金も兼ねてサブ3.5ペース(1キロ4分50秒台)で行ってみようと。

 実際にこれで29キロ近くまでは問題なく走れました。25キロくらいまでは「これはサブ3.5行けるか?」なんてことも思っていたり。

 よくフルマラソンでは「30キロの壁」と言う言葉が用いられます。

 これはランニング のエネルギーになるグリコーゲンを人体が貯蔵できる量が30キロ分が限界と言われており、多くのランナーが30キロ辺りで失速すると言われてます。

 今までの自分の最長ランニング 距離が32キロ程度。ペースがそこまで早くなかったせいか、今まで30キロで失速する感覚を経験したことはありません。

 ですが、29キロあたりからそれまでのハイペースが祟ったのか、脚にかなりの疲労感が。「あっ、30キロの壁来ちゃった」と。

 1キロ5分切りのペースは30キロまで。この時点でサブ3.5は諦めました(明らかに無謀でした)。

 当初の予定通り3時間40分切りの目標に修正。1キロ5分10秒以下で走ればまず問題なくクリアできます。

 しかし、どんどん足の疲労感が強まります。ペースは落ちる一方で1キロごとの目印がかなり遠く感じる様に。今まで抜いたランナーにどんどん抜かれます。

 35キロからはいよいよ1キロ5分10秒ペースも維持できなくなりました。 

 35キロの補給食はポケットから取り出すのも億劫になるぐらい。

 あとはどれだけ前半の貯金をゆっくり使うか?です。
 遂に40キロを超えたあたりで本当に脚が上がらなくなります。

 あと2.195キロ、これが本当に長い。初ハーフマラソンも20キロからのラスト1.0975キロもそんな感じだったな。

 ラスト1キロはサブ4 ペースの5分41秒すらも下回るペースに。でもどうしても守りたかったのは歩かないこと。初ハーフマラソンは歩くわ止まるわでしたし、歩けば一気にタイムが落ちます。

 それだけは肝に命じ、なんとか歩かずゴール。

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 タイムは3時間35分切り。VDOTから推測した通りのタイム。

 陸上経験ゼロ、アラフィフのランニング歴1年半のオッサンの初マラソンとしては上出来な成績です。

 明らかに中盤までオーバーペースでしたが、仮に上手くペースをコントロールできたとしても、おそらくサブ35は無理だったと思います。そこまでの実力はなかったなと。

 サブ35は来シーズンに向けてのいい目標となりました。でも実は今年は初夏から秋頃まで仕事が忙しくなることが濃厚で今シーズンほど走れないかな....と思ってたり。

 とってもいい経験になりました。

 調べると、フルマラソン完走経験者はわずか人口の0.%

 3時間40分切りはフルマラソン完走者の全男性の中で2割もいません。

 大きなマラソンだと記念に参加するほとんど練習らしい練習をせずに参加するランナーも多いですが、草レースだとその様な方は少ないはず。

 実際にトップの選手は勿論、私と順位が近いランナーでも箱根駅伝出場選手やプロランナーが履く高額の厚底カーボンシューズを履いているガチ勢がかなりいました。(私もナイキのエアズームペガサス37と言う厚底シューズでしたが、特価1万円以下で買える万人受けモデルです)

 そんな中、全参加者の3分の1に入り込むことができました。

 大きな自信になりました。

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 参加賞は協賛品と思われるテーピングとクラッカーの試供品。完走証に完走賞としてフィニッシャータオル。フィニッシャータオルをもらえるとは思ってなかったのでちょっとうれしかったです。

 

 今シーズンはリアルのマラソン大会への参加はおしまい。

 しばらくは街ランなど楽しくランニングしようかな?と。

 あとは体幹を含めた筋トレをしないと....。筋トレ嫌いなのよね....

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多摩川・季節のめぐみマラソン

 10月24日(土)のことですが。

 前回の投稿で触れましたが、2月開催予定の湘南国際マラソンにエントリー。

 まだこれはコロナの問題で現時点では開催されるかはわからないんですが(12月に結論が出る模様)。

 その前の力試しと言うわけで。ハーフマラソンにエントリー。
 前回のハーフマラソンで、ギリギリで2時間を切ることができなかったので、それの雪辱戦も兼ねてます。
 もともとはハーフの雪辱戦は前回同様神奈川マラソンを予定してましたが、来年の神奈川マラソンは早々に中止が決まっていたので、規模が小さいですが草レースに出ることにしました。

 

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 エントリーしたのは多摩川・季節のめぐみマラソン

 住友生命Vitalityのポイントも付くし、正確に距離を計測された正規のコースを走って自分が今どれだけの走力があるのか?(去年からどれだけ進歩したか?)も気になっていたし、レースでもないと信号休憩なしでノンストップで走る機会も少ないし、レースと言うものの雰囲気にもっと慣れたいと言うのも参加した理由です。

 今、改めて考えると、去年の神奈川マラソンは反省点だらけだったんですよ。

 初レースでわからないことだらけだったと言うのもありますが。

 反省点1、(大して脚力ないのに)前日の朝に5キロ走った。しかもそのあと、ショッピングだのなんだので随分と歩いた(2キロ程度)。

 >エリートランナーでもないんだから前日は徹底的に脚を休めるべきだった。

 反省点2、当日も周りの雰囲気に飲まれ、ウォーミングアップをやりまくった(なんだかんだで1キロ近く走った)

 >エリートランナーでもないんだから、ウォーミングアップはスタートしてからで十分だった。それよりも体力を温存すべきだった。神奈川マラソンは日本陸上競技連盟公認のレース。箱根駅伝を走る大学生も挙って出るようなハイレベルなレース。今考えれば時間制限2時間30分と言うのはハーフマラソンとしてはハードルが高いんですよね。

 反省点3、周りの流れに飲まれまくり、ペースがめちゃくちゃだった。

 >最初が大混雑でペースがあがらず(今考えればそのペースを維持できれば目標だった2時間切りを達成できた)。そのあとペースを上げ、当時の走力では到底維持できないペースで走り、結果15キロ過ぎからぺースが下がり、18キロから歩き始めてしまった。

 反省点4、シューズが長距離には不向きだった。

 >言い訳になるけど、履いた靴は当時陸上専門店で店員さんの言われるがままに購入したランニングシューズ「ナイキズームライバルフライ」。当時持っていたのはコレ一足。これがどちらかと言うと、トラックや5000mで学生ランナーがスピード練習をするのを主な目的とした靴で、スピードは出るものの、クッション性が低く、初心者がハーフと言う長距離で使うには不向きだった。まぁそれでも履き心地が好きで、今も後継の「ナイキズームライバルフライ2」を持っていたりするんですが(専ら5~10キロランの時に愛用しています)。

 反省点5、着込みすぎた。

 >2月の開催で、防寒対策として、長袖のコンプレッションシャツと半袖Tシャツの重ね着、さらに防寒向けのコンプレッションタイツに手袋を着用。それが当日は最高気温13.7℃と想定外の陽気。スタート前にコンプレッションシャツを脱げば良かったものの、踏ん切りがつかず、そのままスタート。暑さにも苦労する羽目に。

 まぁこれだけ反省点がありました。
 ネットの記事を見まくって備えてもなかなかうまくいかないなと(記事を見すぎたのかもしれませんが)。

 前回のレースからはかなり進歩しました。直近5ヶ月は月間走行距離は200キロ。毎週のように20キロランをこなしました。
 体重も減りましたし、普段走るスピードも前回の頃とはまるで違います。

 

 今回のハーフマラソンで使用した主なギアを(ランニング始めてなんだかんだで散財してます)

 〇シューズ:adidas ADIZERO BOSTON 8

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 長距離(主に20キロ以上)を走ることを目的に買い増ししたシューズ。ゴールデンウイークに購入し、既に500キロ以上このシューズで走ってます。
 厚底シューズではないですが、ショック吸収も反発も適度にあります。ドイツのタイヤメーカーのコンチネンタルタイヤがアウトソールを開発しているので、グリップもいいです。フルマラソン3時間切りを狙えるランナーでもフルマラソンで使えるとのことですからハーフには十分耐えられます。

 〇キャップ:AirPeak PRO

 

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 当日はこれをかぶるまでの気温ではなかったんですが。
 酷暑の中、8月に購入した帽子。通気口が設けられてて空気が帽子の中を流れる仕組みになっていて、頭頂部を冷却してくれます。
確かに他の帽子より涼しいです。

 〇ソックス:TABIO レーシングラン五本指ソックス

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 これは前回の神奈川マラソンでも使いました。
 5本指の為、豆ができにくく皮もむけません。また、足底にはグリップゴムがついているので、食いつきがいいです
 ちなみに普段(特に短い距離の時)はGUの5本指ソックス履いてます。一足390円と激安。

 〇ふくらはぎ用サポーター:ZAMST Pressione CALF

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 これはランニングについていろいろアドバイスをいただいているTwitter仲間の@hitoshyさんからのアドバイスで購入。
 コンプレッションタイツだと確かに脚の筋肉や脂肪をサポートし、ブレも抑えてくれるんだけど、膝の動きなども抑えてしまうので、かえってよくないと。さらに冬以外はタイツは暑いし。
 確かにふくらはぎの揺れが抑えられ、疲れはかなり抑制できます。

 〇ショートパンツ :2XU MCSランコンプショーツ

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 これは本番直前に急遽購入。
 実は2週間くらい前に今まで起きなかったハムストリング(太ももの裏側)に違和感に気づき、多少ランニングを減らしても違和感がなくならなかった為、力ずくで抑えるために買いました。
 腰の部分にスマートフォン用プラス小さなポケットがあり、これなら、マイボトルを必要としないランニングならランニングベルトもつける必要がないなと高額でしたが、買ってみました。
 これが高かった分だけ、コンプレッション効果もよく、iPhoneも全く揺れずとっても良かったです。

 ちなみにハーフマラソン後ハムストリングの違和感はほぼなくなってます。長引かず安心しました。

 ちなみに最近は普段のランニングはこのランニングベルトを使用しています

 TRAN RUNNING BELT

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 鍵、iPhone、会社のガラケーを入れてちょうどいいぐらい。揺れなくてとてもいいです。

 

 マイボトル持参の時はこちら

 YURENIKUI PRO

 

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 その名の通り本当に揺れません。収納力抜群で、マイボトル持参が義務付けられている湘南国際マラソンはこれを付けて走ろうと思ってます。

 ちなみに今日、楽天でトレイルバッグポチリました。これはまたいつかレビューを。

 

 多摩川・季節のめぐみマラソンは二子新地から近い川崎側の多摩川の河川敷をハーフマラソン部門は最初の1周は6.0975キロ、残りは5キロを3周、計4周するレース。参加者は226人(前回参加の神奈川マラソンは6200人)。かなりこじんまりです。

 で、申しこんだあとに気づいたのですが、コースのほとんどが非舗装。草地か砂利道なんです。あんまり非舗装慣れてないんですよね....。
 高低差がほぼないのはありがたいのですが。

 過去のレビューを見ると、前日に雨が降った年はかなりランナーがぬかるんだコースに手を焼いたそうで。

 6日前の18日(日)に最後のハーフマラソンの距離を走り、脚にダメージを与えないよう、これで長距離練習はストップ。

 糖分を貯めこむため、月曜日から木曜の朝まで炭水化物を少なめに、木曜昼からは多めに(あまり極端にはやりませんでしたが)。

 月曜日を最後に火曜日から晩酌は中止。体調が悪いわけでもないのに4日間も断酒するのはかなり珍しいことです。

 火曜日に6キロ、木曜日に5キロジョギングをして、脚を整え、前日の金曜日は走ることは一切せず、スタミナを温存し早々に就寝。

 木曜、金曜と雨予報ですが、思ったほどの大降りにはならず小雨程度、しかも短時間。
 河川敷のロードコンディションがどうなっていることだか....。

 当日。

 今もですが、脂肪を減らすことを主目的に走っているので、普段、食事をとってから走ることがありません(空腹で走ったほうがダイエット効果があるのです)。

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 10時スタートの為、6時前には食事をとりおえました(基本、マラソン前3時間前に朝食を食べ終わるのが適当と言われてます)。
 前日の夕飯の残りですが、この通り結構がっつり。

 最寄り駅は二子新地。横浜から東横線と自由が丘乗換で大井町線。

 「2本で行けるのか。意外と便利じゃん!」と思いきや、なんと二子新地を通過!。

 大井町線って二子新地を通過するんですね....。まぁ余裕をもって出たので、溝ノ口でUターンして悠々間に合ったんですが....。

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 会場到着。この日はチャレンジラン(400m)、親子ペアマラソン(3km)、ミニマラソン(3km)、10km、ハーフマラソン、30km、フルマラソン、フル駅伝と種目が多岐にわたり、小さなお子ちゃまでも楽しめるので、他のマラソン大会とはかなり異なります。

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 着いたら、ゲストランナー兼MCの川内優輝 選手のものまね芸人、M高史さんが早速MCをしてました。

 ゼッケンをもらい、ランニングウェアに着替えてストレッチを始めたころにはチャレンジランや親子ペアマラソンなどがスタート。

 先導をしたM高史さんが早速、これから走るランナー向けにロードコンディション説明。

 「〇〇のところがかなりぬかるんでいるので気を付けて!。ほとんど舗装面はないので、普段通りの走りはあきらめて、特に1周目はロードコンディションの把握に集中してください!」とマラソン大会のMC大ベテランらしい説明がありました。結構コレが本番かなり役に立ちました。

 10時ジャスト、スタート。

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 なんとこのハーフマラソン、200人強のレースなのに、1時間40分・1時間50分・2時間とペースランナーが配置されています。
 神奈川マラソンなんて全くいなかったのに。

 2時間は悠々切れる自信はありました。当初1時間50分を目標タイムに設定してました。
 これだとペースが5分15秒/km。正直、最近普段の20キロ近いランニングでもここ最近は5分1桁秒/km程度のペースなので、ひとまず、1時間50分のペースランナー についていき、その後は自分のペースで走って行こうかな?と思ってました。

 スタートして最初はどのマラソン大会で同じですが、大混雑。

 とりあえず、とにかく転ばないようにと前の人との距離を気にしながらと走ること1キロ弱。ペースランナーを見失います。

 探すと1時間50分のペースランナーはかなり後ろに。1キロ超えたところで、ペースは5分06秒。まぁ普段のペースなんですが、1時間50分のペースからするとかなり早め。

 わざわざペースランナーを待つのもどうかと思い、とりあえず10キロまであまりペースを気にせず、自分の走りやすいスピードで行こうと。
 もしペースが落ちて、1時間50分のペースランナーに追いつかれたら、あとは意地でもついていくと。

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 そこから10キロまでは4分46秒~5分00秒程度を。極力5分00秒/kmに近いところを狙っていきましたが、実際のところは4分50秒前後でした。

 10キロ以降もそこまではへばることなく、そのままペース維持。
 最後の一周、16キロを過ぎたところで、1時間45分切りが見えてきました。このペースさえ維持できれば、1時間45分を切れるなと。

 ただし前回18キロ過ぎにブレーキがかかったこともあり、無理をしなくてもなんとかなりそうだったのでギリギリまでペース維持。
 実際16~20キロは4分50秒/kmを切ることはありませんでした。それなりに脚が疲れていたんだと思います。
 ちなみに当日は19℃まで気温が上昇。マラソンするには気温は高めでしたが、耐えられないレベルではありませんでした。

 コース上にはクエン酸と水の給水所が2か所あり、4周周回するコースですから計8か所ある計算。
 涼しくなると普段あまり給水はしない方なんですが、脱水症状が怖かったので、かなりこまめに給水しました。

 20キロ過ぎたところで(疲れていたけど)ラストスパート。実際に20キロ~ゴールが最速ペースになりました。

 結果は1時間44分台でゴール(細かい時間書くと本名バレになっちゃうので)。

 非舗装の悪条件の中、目標を大きく上回る好タイムでゴールできました。

 2月の湘南国際マラソンに向け自信になりました。

 (開催されればの話ですが)まだ本番まで3か月ありますので、現時点ではフルマラソンの目標をサブ4(4時間切り)にしていますが、もっと上回れるよう頑張っていきたいと思ってます。

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 ちなみに参加賞は野菜か果物の詰め合わせ。

 いろんな大会に出ている方はTシャツやタオルもらうよりはありがたいのかも。

 あとコロナウイルス対策は受付時に検温と検診票の提出、あと仮設の更衣室はこれでもかと消毒をした跡が見られました。

 

 余談。

 10月28日。有給休暇を取得し都内へ。

 せっかく都内迄行くので、今までコロナで自重していた皇居ランを。

 皇居って、信号もなく、英国大使館、最高裁判所、国会議事堂、桜田門他名所がゴロゴロ目の当たりにできるので、走ってて飽きないんですよね(十分見ているんですが)。

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 ランニングステーションも平日の午前中なのでガラガラ。

 何度かお世話になっているランニングステーションRaffine Running Style

 ここは入館料プラス150円でバスタオルとナイキのランニングシューズをセットで借りることができます。
 靴とタオルはかさばるので、借りられるととっても楽なんですよね。

 で、やってみたかったこと。「話題の厚底カーボンシューズを試してみたい!」。

 で、借りてみました。

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 借りたのはナイキ ズームフライ3。ナイキの厚底カーボンでは入門モデルと言われているシューズです。

 カーボンの反発性故、初級者にはかなり脚に来ると聞いているので、果たしてどれだけの影響を与えるのだろうと。
 また、厚底カーボンは基本的にフォアフット走法(かかとからではなく、つま先から接地する走法)であることが条件ですが、自分自身、この数か月でフォアフット気味に走るように心掛けたところ、かなりスピードが上がりました。だからどれだけスピードに影響を及ぼすのかな?と。

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 レースからまだ4日後でしたが、ハーフマラソンの距離を走らないとどれだけ疲れるか?もわからないだろうと21キロラン。

 普段の感覚で走り始めます。すると1キロで違いに気づきます。

 普段と比べて、1キロ当たり10秒以上早く走っているんです。走っているのは皇居。屋根やトンネル等でGPSが拾えず、Apple Watchのタイムが大幅に狂うことはありません。

 5キロ走で出すようなペースで普通に走れていることに驚きました。これが厚底カーボンか.....。

 ただし厚底カーボンの凄さに好意的に驚いていたのは10キロ過ぎ迄。問題はそこから。

 普段のペースで走っているつもりなのに、体力の消耗、脚の張りが普段に比べかなり激しいのです。

 「まさしく記事になっている通りのシューズなんだな....」と驚きました。

 頑張ってペースを維持し、21キロを4日前のレースよりも3分近く短縮してゴール。

 4日前のダメージはほとんどなかったとは言え、実はかなりアップダウンがある皇居でこのタイムを出せたは驚きも驚きでした。

 でも走り終えた後は脚はボロボロ。4日前のレース後よりも格段にくたびれてました。これで入門モデルなんだから、プロランナーや箱根の選手が履いているエキスパートモデル(エア ズーム アルファフライ ネクスト%ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%)はどんなものなんだろうか?と恐ろしくなります。

 ハーフマラソン用に買おうかな?とちょっと思いましたが(笑)。

 実は今回湘南国際マラソン用に新しい靴を買おうかな?と思ってまして、参考になればと...と思ってましたが、これでフルマラソン走るのは無理ですわ。

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人生初レース(神奈川マラソン:21.0975キロ)

 住友生命Vitalityを始めて約半年。

 ジョギングを始めたわけですが、なんとなく走ることが好きになってきて、

 こんなのに出ちゃいました。

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 神奈川マラソン

 ハーフマラソンです。

 出ようと思ったのが、11月に「自分はどれだけ長く走れるか?」と思って、物は試しで21キロを走ったところ、タイムはともかく走れてしまったこと。

 ま、公式の大会に出て「ハーフマラソン完走しました!」って言えるか?言えないか?は大きいなと。

 自宅から最も近い、ハーフマラソン大会。ちょっと興味を持ちまして。

 あと完走証が出るハーフマラソンに出れば、生保のVitalityポイント1200ポイント(普段運動で稼げる1日の上限の20日分)をもらえると言うのもありました。

 応募締め切りが近づいてきていたので、ひとまず、11月後半に申し込み。2ヶ月後既にランニングに飽きていたら、それもそれでいいやと。

 マラソン大会の応募締め切りって結構早いんですよね.....。まぁ東京マラソンとか横浜マラソンなんてさらに抽選ですからね。

 ハーフマラソン出場と言う目標もできて、途中膝の痛みで休んだこともありましたが、11月は58キロだった練習は12月には83キロ、1月は130キロ近く走りました(それでもめちゃくちゃ走っているとは思いませんが)。

 1月の下旬になると10キロであれば体調次第では500/キロで走れるようになり、ハーフマラソンを2時間を切れるかな?と思い始めました。

 約2週間前に事務局からゼッケン他参加に必要なものが届きます。

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 ゼッケンなんて、スキー教室を除けばつけるの人生で初めてじゃないのかな?。

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 あと同封されていたのが、ランナーズチップ。非接触ICが入っているんですね。

 これを足につけることにより、記録がされるんですね。

 注意事項や集合時刻など記載されていたので、念のためにチェック。

 2/2 11:30スタートです。

 一応4日前から酒断ちしたり、前日から食べ物気にしたりはしました。

 当日はバナナと焼餅とかマラソン走る人おすすめの献立で初大会に備えます。

 会場はJR磯子駅前の日清オイリオグループ横浜磯子事業場

 本当に駅前。これは楽ですな。

 駅前ですし、近隣に一切他の駅はないので、ほとんどの参加者はここを利用することでしょう。

 ハーフマラソン6200人、10KM2300人。選手数が8500人、プラス応援の観客。

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 まぁこうなるんです。大して大きな駅ではないし、

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 着いた頃には10KMの皆様がスタート直前。

 スタート1時間半前には到着。

 まずは日清オイリオ内のグランドに誘導されます。

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 着くとこの通り。

 マラソン慣れしている皆様はレジャーシート敷いてスペースをちゃんとしています。

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 表彰式用のステージかな?。

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 年代別にクラスも分かれているみたいなのでトロフィーの数も膨大。

 まぁ自分には全く関係ない話だけど。

 

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 まずは参加賞を受け取ります。選手名簿とコース中で撮影しているカメラマンの写真の写真販売の案内。それと日清オイリオの油。

 一番気になっていたのが、当日の寒さ。

 普段なら自宅からにしてもランニングステーションからにしてもランニングの服装になってからすぐ走り始められたけど、会場に到着後、着替えて、手荷物預かり所に荷物を預け、スタート地点に移動してしばらく待機する必要があるわけで。しかも真冬の大会。

 薄着で何もしてないとすぐに寒さで震えるので、一応走り始めてから最初の給水所で捨てられる使い捨てのポンチョは用意していたんですが。

 当日は快晴。スタート時で既に横浜の気温は12度まで上昇。体感気温はそれ以上。

 全くポンチョは不要でございました。

 45分前には最後の補給食「アミノバイタル®」ゼリードリンク SUPER SPORTSを補給。ジャージ類を脱いで靴を履き直し、ウォーミングアップゾーンで靴紐の締め具合のチェックのあと、ランナーズチップの取り付け。

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こんな感じでつけてみました。かなりビニタイでネジネジしましたので外れる気配は全くありませんでした。

 高低差が少なく、日本陸連公認の大会。毎年だそうですが、青山学院大、東海大学と言った三大駅伝に出場するような大学のランナーが数多くいました。

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 スタート地点は最前列が日本陸連登録者、そこから目標タイム別にAグループからEグループまで。私は当然最後尾のEグループ。

 スタートは国道357号線。

 首都高湾岸線の下。

 Eグループの待機位置のみが日向で寒さを気にすることは全くありませんでした。

 11時半スタート(レース中の写真はガチ走りしてたので一切ありません)。

 市民マラソンあるあるですが、スタートしても最後尾は直ぐには動きません。

 ゆっくり歩き始めてだんだんスピードアップ。

 

 ここで一つ目のトラブル、スタート地点がどこなのか?ギリギリまでわからない。

 スタート地点でキッチリスタートさせようとしたRuntastic (ランニング管理アプリ)の操作を慌てたら、まさかのAppleWatch側がフリーズ。

 iPhone側はスタート直後から正常に計測を始めていたものの、iWatch側はiWatchを再起動させてみてもRuntasticは起動せず。

 仕方なく、iWatchApple純正のワークアウトアプリを起動させ、スタート(こちらは動いた)。

 スタート地点から走りながら約1キロ、AppleWatchiPhoneをいじりまくりながら走ると言う大誤算。

 スタートから1キロ過ぎから357号を右折し、倉庫街に入り電源開発の火力発電所が4キロの最初の折り返し、357号までの戻る6キロくらいまで道も狭く、さらにランナーが分散していない為、コースがごった返し。

 しかも普段と違ってRuntasticAppleWatchが動いていないと言う状態で正しいペースもつかめず、スピード上げたり、落ちたりの繰り返し。

 もうペース管理はグチャグチャ。

 でもゴールしてからRuntasticでラップタイムを見ると2キロから15キロまでは445/キロ~515/キロと言う自分の中ではかなりのハイペースで走っていたんです。

 それでも自分では13キロぐらいまではそれほどまではキツいと思うこともなく走り続けていたんです。

 今までトレーニング中に給水はしたことなかったんですが、想定外の暑さもあって、まず一度5.5キロ付近にあった給水所で給水。

 走りながら紙コップを掴むなんて初レースの自分には初めての経験。

 でもこれは「紙コップは摘むように受け取る」と言う予習をしていたこともあり、スムーズに取ることができました。

 

 6キロ過ぎから357号を南下し、9キロ過ぎにIHIと東芝の敷地内に入り、10キロ手前で2回目、11キロぐらいで3回目の折り返しをして、357号に戻ります。

 

 11キロの折り返しあたりからか、少しずつヘバり始めます。

 それでも21キロは持つだろうと楽観視していたんですよね。

 

 12.5キロで357号に戻りまた北上。

 

 スタート地点を通過したあたりで、「アミノバイタル®アミノショット®」を補給(普段は途中で補給食を飲むこともないんですが)

 

 その後あたりから悪夢が。

 

 15キロを過ぎ、倉庫街に入る直前ぐらいから手に震えがやってきて、足が全然上がらない。

 

 「脱水症状?、純粋にスタミナ切れ!?」かつてないヘバりっぷり。

 

 16キロ手前で遂に歩いてしまいまして…..

 それから歩いたり、走ったりの繰り返し。18キロ以降ペースは630/キロ~740/キロとガタ落ち。

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 かつてない疲労困憊状態で、ゴールイン。

 ゴール後は約1時間弱は歩くのも一苦労。

 そして、公式サイトで自分の公式タイムを確認すると

 2時間0001秒 (ネットタイム)

 (ネットタイム:公式のスタート時刻ではなく、自分がスタートラインを通過してから、ゴールラインを通過するまでの時間。自分は公式のスタート時刻からスタート地点を通過するまで43秒かかりました)

 あと1秒で目標にしていた2時間切り……

 もうほんのちょっと頑張っていれば….

 あと1秒……初レースとは言え、本当に本当にガッカリしました。

 2時間切りは固いと思っていたんですよ。

 Runtasticのトラブルで平静を失い、先を考えずのオーバーペース。これが敗因でしょう。

 まぁ20キロ近いランの経験不足も敗因でしょう。

 20キロを全く止まらずに走ると言う練習を積み重ねないと….とは思いました。

 

 すぐにリベンジ誓いましたよ。もっと走って、鍛えて、「次は2時間よりもはるかに速いタイム出してやる!」って。

 

 翌日の月曜日は流石に休みましたが(ひどい筋肉痛でした)、火曜日からリカバリーランがてら走り始めました。

 次走は未定ですが、必ずリベンジ果たすぞ!。

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 完走後にいただいたフィニッシャーTシャツ。

 走りが不甲斐なかっただけにイマイチもらっても嬉しくない....。

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ランニング&ランニングアプリ(住友生命Vitality加入、Apple Watch Series 5購入 その3)

 Applewatchも購入して、あとはVitalityポイントと健康管理です。

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 Vitalityポイントを稼ぐと言う意味では12000歩で60ポイントを得ることができます。先述の通り、平日に会社との行き来をすれば、もうプラスアルファ程度で12000歩に到達するんですよね。Applewatchを朝起きてすぐに装着していれば、家の中、オフィスにいる時も歩数を稼げるので、かなり余裕で稼げます(ただし、仕事の都合上車で帰宅し、そのまま取引先に直行してしまうとなかなか稼げなくなります)。

 家の中でApplewatchをつけっぱなしにしてわかりましたが、家事やっていると意外なほど歩いていることがわかります。

 大して外出していなくても意外なほど歩数を稼いでいたり。

 まぁそれだけじゃつまらないし、シェイプアップも体力向上もできないので、さらにランニングをしたいなと。

 純正でワークアウトと言うアプリもありますが、その他のものもあるので、最初のうちは試走かねて2つアプリを試してみました。

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 まずはナイキのNRC

 そんなじっくり使わなかったけど、表示の見易さって意味ではいいかな。

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 もう一つが色々な方からお勧めいただいたアディダスのRuntastic

 機能の多さ、表示の多さ、SNSへのアップのしやすさ。

 確かに使い勝手いいね。

 ひとまずRuntasticを使い始めました。

 1キロごとに音声にてスタートからの経過時間、1キロごとのラップタイム、平均心拍数をアナウンスしてくれます。

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 もちろん、AppleWatchにも表示が。

 ランニング中は必ず音楽を聴いてますのでもちろんイヤホンをつけますので、音声でのアナウンスはありがたいですよね。

 ペースが落ちたら意図的にペースをあげたりもできるし。

 「ここまでできるのか…」とAppleWatchを買って、ランニングアプリをインストールして初めて知りました。

  昨今のランニングブームもこのようなツールの進化も理由の一つだろうな….と使い始めてわかりました。

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 ランニングではamazonで買ったランニングポーチ(なんと1050円)にiPhoneと鍵と日中は社用のガラケーを入れてランニングしてます。

 iPhoneにSuicaとQuickPayが入ってますので、現金も持つ必要もありません。ランニング途中で水を買ったりするのも全く問題ありません。

 最初はすぐにへばっていましたが次第に走れるようになり、ランニングを初めて数週間で5〜10キロ程度は走れるようになり、仕事後は5キロ程度、休日は10キロ強は走るように心がけています。一応2か月は続いてます。

 で、さらにVitalityポイントを稼ぐには完走証明を出せるようなランニング、ウォーキングイベントに参加すること。

 もちろん世間でやっているマラソン大会等はその対象になりますが、年がら年中やっているわけではないし、そもそも参加費がかかります。

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 で、一番手っ取り早いイベントだったのが東京マラソン財団が月に一度実施している「マンスリーバーチャルマラソン」。

 東京マラソン財団が配布しているランニングアプリONE TOKYOを用いて、指定された時間(基本第2土曜日の午前中)にどこでもいいから10キロ走る。と言うとってもゆるいマラソンイベント。

 参加費は無料ですし、当然家の近所でいいので交通費もかかりません。

 10キロのイベントだともらえるVitalityポイントは600ポイント。実に1日のランニングで得られる最大のポイントの10倍もらえます。

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 とりあえず10月に早速試し、600ポイントを得ることができました(11月も獲得しています)。

 で、マンスリーバーチャルマラソンの前にONE TOKYOアプリの動作確認がてら試走したんですが、あることに気づきます。

 それはアディダスのRuntasticアプリに比べ、ONE TOKYOアプリの方が同じ距離を走っても計測される距離が短いんです。

 これは先述のマンスリーバーチャルマラソンの時に同時に動作させた際のRuntasticアプリとONE TOKYOアプリの計測結果。

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 Runtasticが12.24キロに対し、ONE TOKYOが10.44キロ。

 実に15%も誤差があるんです。なぜこんなに差が出る?。

 自分の勝手な推測なんですが、RuntasticがApplewatchのGPSを使用して、ONE TOKYOがiPhoneのGPSを使用して距離を計測しているのかな?と。

 どうにしても正しいのはどっちなの?と。

 正しく計測されたコースで走って計測してみてどっちが近いか?と言うのを試してみたい(こう言うことが気になるんですよ。性格の問題ですが)。

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 で、parkrunと言うイベントに参加してみることに。

 parkrunとは世界各国で毎週行われている計時5キロの無料イベント(日本では毎週土曜日午前8時スタート。時間制限なし)。

 一度ID登録すれば、事前申し込みの必要がなく、参加費も無料(日本では住友生命がスポンサーになっています)。

 現地に行き一斉スタートして、ゴールして各自登録時に自宅で印刷したIDバーコードをスキャンしてもらえば、順位も時間も記録され、これもVitalityポイントに反映させられます(5キロは200ポイント)。

 

 国内では8ケ所。神奈川県内は行われておらず、最寄りは都内で唯一の開催地の二子玉川の河川敷

 横浜からなら1時間程度ですし、レース性はなく平均タイムもちょうど今の自分が走っているペースぐらい。これならランニング初級者の自分が行っても大丈夫だなと。

 

 で、行ってきました。

 二子玉川の河川敷はまだ台風19号の爪痕が色濃く残っており、10月12日は中止。私が行った10月19日もそれまでのコースでは実施することができず、コースを変更し開催されました。

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 スタート地点は駅から二子玉川公園の近くの河川敷。

 台風の爪痕はいたるところで見れました。まぁ浸水したんだね。

 二子玉川駅にはランニングステーション(ランニング用の更衣、ロッカー、シャワー施設)がなくスタート地点周辺に荷物が預けられる設備はなさそうだったので、駅のコインロッカーでジャージ類は脱いで荷物は置いてランニングがてらスタート地点へ。

  二子玉川の再開発地域を通るのは初めて。楽天の本社もあるんだよね。 

 現地には20分前ぐらいに到着。

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 すでに現地にはボランティアの皆様が。

 そこで、ランニングに際し注意点を。

 驚いたのが外国人の数。イベント参加者が140人近くいたんですが、約7割が外国人。

 登録したIDは全世界有効でもちろん地元の人がいれば、全世界のparkrunを回っている方も。特に今回はラグビーワールドカップ観戦の為に来日し、せっかくなので参加したと言う方も。

 

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 現地に着いて知りましたが、荷物置き場は用意されてました(もちろんノーセキュリティー。なくなっても自己責任)。

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 8時に一斉スタート。

 今回のコースは河川敷を3往復する道のり。

 アスファルトの遊歩道がありますが、その両側の芝生を走る様指示されました。理由は世田谷区との取り決めでイベント参加者ではない方の通行を最優先することが開催の条件となっているた為、そのための措置だそうです。

 当日は快晴でしたが、前日は雨。芝生はかなり泥濘んでて、ランニングシューズは泥だらけになってしまいました。

 初めてのリアルなランニングイベント(なにせランニング初めて2ヶ月弱ですから)。ついでにジョギングを始めて一か月、舗装されたコースしか走ったことがなかったので未舗装の凸凹道には手を焼きました。

 みんなで走るイベントは初参加。知り合いは一人もいませんでしたが、一人で走るよりは楽しいですね。なんとなく気分も乗ったし。未舗装の割には普段並みかそれ以上のペースで走ることができました。

 

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 ゴールするとこの様なバーコードタグが渡されます。バーコードと順位が記載されており、コレと事前に準備するバーコードをボランティアの方に提示するとゴールタイムと順位、そして自分が紐付けされます。

 午後にはメールが届き、ゴールタイム、順位を確認できます。

 さらに公式ウェブサイトに全ての結果が公開されます。

 今回は141人参加しましたが、順位も真ん中ぐらい(結果に自分の本名出ちゃっているので…)でした。

 メールをキャプチャして住友生命に送れば200ポイント獲得。

  ゴール地点のすぐ横の二子玉川公園にスターバックスが。せっかくなのでこちらで朝食を。Vitalityのアクティブチャレンジで獲得したドリンクチケットを有効利用。

 parkrun後に参加者やボランティアがスタバに集まるとウェブサイトに書いていましたが、寄らずに帰られる方がほとんどでしたね。そもそも席の数が少ないんですよね。まぁ公園で飲みゃいいってコンセプトなんでしょうが。

 で、本題の5キロ走ってRuntasticとONETOKYOの計測距離はどのくらいだったか?。

 Runtastic が5.12キロ。

 ONETOKYOでは4.7キロ。

 Runtasticは実距離より長く、ONETOKYOは実距離より短く計測してました。「マンスリーバーチャルマラソン」 程ではないにしても、5キロ走って300mも狂うか…。

 ちなみONETOKYOはApple Watch非対応で全てiPhoneで操作しなければなりません。バーチャルマンスリーマラソン専用かな…。

 

 前日の雨が幸いしたのか見事な秋晴れ。富士山も見えて、外国人さんも大喜び。

 自分も久しぶりの二子玉川、走るのには絶好の天気でしたし、普段の休日に比べれば走った距離も短かったので朝食後も数キロ二子玉川を街ラン。とっても楽しかった!。普段は知り慣れてない街を走るのってとっても面白い。

 基本は交通費がかからない横浜を中心に走りますが、ランニングステーションがあるところはちょっと走りに行ってみたいなとは思い始めました。

 なんとなくランニングにハマる人の気持ちがわかってきたな。徐々にランニングの魅力を理解し始めました。

 その後、地元横浜で21キロラン(ハーフマラソンの距離ですね)は試してみました。学生時代でもそんな距離走ったことないのにね。

 一応6分弱/kmのペースで走ることはできました(insta用写真撮り、信号待ち時間は除く)。

 ハーフマラソンなら走ってもいいのかな?と思い始めてます。でもフルマラソンを走る勇気はないなぁ....。

 まぁ一先ず、一番重要なのは継続。

 生保の次の更新まで10年。継続して、保険料を安くすることができるのか?。

 自分の体系維持、健康管理のためにも頑張りまーす。

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