フルマラソン 3時間半切り
また1か月以上空白を作っちゃいました。まぁコロナ禍であまりお出かけもしておらず、週末は走るか、北京五輪他スポーツ観戦ばかり。
3月6日。今シーズンの唯一のフルマラソン。行ってまいりました。
今シーズン最初に申し込んだのが、横浜マラソン。2021年10月31日の開催の予定。
これは早々にコロナ禍で中止(オンラインマラソンのみ開催)が決定。まぁ仕事でどっちみち参加できなかったんですが。
本来は記録が望めない横浜マラソンを予行練習としてハイシーズンの2月ごろに今シーズンの最終目標であるサブ3.5(3時間半切り)。の達成と言うロードマップを想定してました。
横浜マラソン中止により、1月ごろにハーフマラソンでレース感を養い、2月20日の湘南国際マラソンをターゲットに変更しました。
1月9日にハイテクハーフマラソンを完走。記録も申し分ないタイム。サブ3.5達成には十分なタイムでした。
だがその10日後の1月19日。オミクロン株による急激な感染者増加により、湘南国際マラソンがまさかの開催中止。
薄々中止になるだろうとは思ってましたが、これはショックでした。
かなり早い段階で申し込みが終わる大規模大会への参加は事実上不可能に。
もうこうなると昨シーズン同様小規模大会しかありません。
とにかく今シーズン中にサブ3.5を達成したい。その一心でした。
仕事などの都合を考慮し、3月5日、6日のどちらかの大会。小規模大会だとほとんどが河川敷になるので、(雨天でも大丈夫なように)非舗装じゃないところ、アップダウンが極力少ないところを探し、結果としてスポーツメイトラン葛飾区荒川河川敷堀切橋マラソン大会を選びました。
2月2日に30キロ走。そのあと徐々に走る距離を落として体力温存。
前回のフルマラソン同様、1週間アルコール断ち、カフェイン断ち。
「サブ3.5は十分いける!」と言う気持ちで本番に臨みました。
前日の時点で最高気温、15度。風がかなり強くなるとの予報。
3月の暖かさは頭にありませんでした。しかも風。うーん。
今回のウェアは下は2XUのコンプレッションショートパンツとZAMSTのふくらはぎ用サポーター、半袖Tシャツ(中に汗冷え防止用のインナー着用)。アームカバーは不要と思い今回はパス。手袋も使いませんでした。
シューズは1月のハイテクハーフマラソン同様NIKE AIR ZOOM TEMPO NEXT%。
自分の実力にはちょうどあってるシューズだと思ってます。
横浜から会場の最寄駅の四ツ木まで鉄路。 キャプテン翼の聖地なんですね。実はバリバリのキャプテン翼世代なんですが、当時全くサッカーに興味がなく、ちゃんとは見てません。
四ツ木から会場へは徒歩。実に17分程度。結構歩かされました。
1時間以上前には現地到着。
今回の参加者はフルマラソンでは25名とのこと。まぁ小規模大会ですから。
9時半スタート(ちなみに今回はガチでタイムを狙っていたので、競技中は写真を撮りませんでした)
コースは東京スカイツリーを望む荒川の河川敷を南北に往復する5キロのコースを8往復プラス端数調整のコース。
事前に調べた通り、道路や鉄道の橋の下を通る際に多少アップダウンはあるものの、ほぼフラット。
非舗装面はなし。トイレはコース沿いにいっぱい(一度だけ入りました)。
ただし、何せ同じところを8往復。しかも河川敷。正直単調なんですよね。メンタル的に結構やられました。
サブ3.5は1キロを4分58秒平均で走らないと達成できません。
ですので、前半に貯金を作るためにも1キロ4分50秒を目標ペースに。
ですが、普段は履かないNIKE AIR ZOOM TEMPO NEXT%。普段のトレーニング用シューズに比べ、かなりの高反発。
まぁ事前には何度かリハーサルで履きましたが、それでもどれだけ力を抜いて走っても早くなってしまう。
「ま、無理にスピードを落とさず、自然体で行って、できる限り貯金を作ろう」とそのままで。で、24キロぐらいまではずっと1キロ4分40秒ぺース。
本来の大規模マラソンなら風除けかつペースメーカーになりそうな人を探して、それに合わせるところですが、何せ25人。
諦めていたところ、2キロぐらい過ぎたところで後ろから足音が。
なんと逆に後ろに付かれてしまいました。「まぁ仕方がない」とそのまま付かせます。
まぁそのあと中間点ぐらいで、痺れを切らしたのか、先に行かれましたが。
で、28キロ前あたりが風が強くなり始めます。南方向の往路がかなりの向かい風。
これが本当に辛い。後になってわかりましたが、実はこの日は東京に春一番。そして最高気温は17.9度。
コンディションとしてはかなりのバッドコンディションでした。
補給食はアミノバイタルアミノショットパーフェクトエネルギーを20キロと、30キロで1本ずつ、35キロでアミノサウルスジェルを1本。
適当に選びました。お手洗いが近いので、極力カフェインフリーのものを選びましたが、今考えれば最後の1本ぐらいカフェイン入りを使っても良かったかな?と思います。
前回のフルマラソンに比べて給水は多めにとりました。暑かったですから。
異変が始まったのは29キロごろ。その辺りから明らかにスタミナ不足を感じ始めます。もしかしたらオーバーペースだったのかもしれません。
今回の目標はとにかくサブ3.5。それを達成することに終始しました。
その時点でかなり貯金を作っていたので、計算して、「残り○キロを5分○○秒で行けば…」と。
33キロからサブ3.5のペースである4分58秒を超えられなくなります。ここから少しずつ貯金を費やす我慢のレース展開。
極力1キロ5分30秒以内を維持(それでも40キロで最遅の1キロ5分35秒を記録)。
最終周回の折り返しを過ぎたところでやっと元気が出てきます。それでもそれがペースに跳ね返るのは最後の数百mだけでしたが(笑)。
性根尽き果ててゴール。
それでもギリギリでサブ3.5は達成。本当にホッとしましたよ。達成しないまま来シーズンまで待つのだけは耐えられなかったので。
着いたら足は全く動きませんでした。本当にギリギリでしたね。
テントに着いたら、「先ほどはありがとうございました!」と。
誰かと思ったら前半私の後ろにいた彼。
彼は初フルマラソンで、同じくサブ3.5を狙っていたそうで、ちょうどペースが良かったんですね。
でも彼は最後までペースが落ちなかったようで、私より15分近く早くゴールしていたようです。
まぁ目標達成したので、反省もないかと思いますが、やはり30キロからのスタミナ切れは大いに反省の余地がありました。
一つ思ったのは今シーズン30キロ走は2度実施しましたが、完全ノンストップの30キロ走は一度も行いませんでした。
河川敷などで、信号待ちなどなく、ノンストップでの30キロ走をフルマラソン前に2~3度は実施して、長距離に体を慣れさせることが重要だったなと。
兎にも角にもサブ3.5達成。フルマラソン完走者全体の1割未満(男性完走者の12%未満)と言われるレベル。中上級者の仲間入りができたかな?と。
来シーズンは特段目標を作る予定はありませんが、3時間20分を切りたいな..とは思いつつも、かなりの努力が必要であると認識しました。
普段からランニングはしてますが、正直、筋トレを全然やってない。筋トレも増やし、ランナーに適した身体づくりが重要かな?と。
まずはコロナ禍が収束し、大規模マラソンが復活してくれることを祈るばかりです。
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