ミズノランニングフォーム診断システム F.O.R.M.
1月16日の話。
夕方から神楽坂で友人4人での飲み会だった為、折角東京まで行くので....と神田へ。
神田スポーツ街。
ひと昔前はスキー&スノボの街。自分も学生から40歳ごろまでは頻繁にスキーに行っていたので、よく訪れてスキーを買ったもんです。
仕事の都合もあり、ほとんどスキーにも行かなくなり、ここに来るのもかなりご無沙汰。
今回訪れた理由もスキーではなく、ランニング。
お目当ての場所はMIZUNO TOKYO。日本を代表するスポーツメーカー、ミズノのフラッグシップショップです。
「ミズノランニングフォーム診断システム F.O.R.M. 」と言って、その名の通り、ランニングフォームを診断してくれるサービス。
自分のランニング友達さん(と言っても一度も一緒に走ったことはないのだが)も受けていて、とても評判が良くて。
自分一人で始めたランニング。ランニングクラブに入っているわけでもなく、練習会の類にも参加したこともないので自分のフォームがどれだけ正しいのか?もさっぱりわからない。
湘南国際マラソンを走る前にとりあえず一度ぐらいは診てもらってもいいのかな?と。
事前にネット予約をして訪問。5時間前まで予約可能なところがすごい。
持参すべきものは下記の通り(申し込み完了時に届いたメールを転載)。
・履きなれたランニングシューズ
(計測機能上、白ラインの目立つもの、再起反射の入ったシューズは極力お控えください。)
・動きやすい服装
(計測機能上、白ラインの目立つもの、白いTシャツ/靴下、
再起反射の入ったウエアは極力お控えください。)
(また、着衣の上からテープなどを貼らせていただく場合がございます。予めご了承ください。)
・タオル
あと後述しますが、汗拭き用のボディペーパーを持参した方がいいです。
別にミズノのランニングシューズじゃなくても大丈夫です。
改めて考えるとミズノの靴なんて恐らく高校時代に体育用の運動靴として、シューズを買ったのが最後では?。30年年近く買ってない?。
ウェアも一着もミズノ製は持ってなかったり.....。
私が申し込んだのは6,600円のプレミアムコース。
測定してもらった後に診断、アドバイスをいただいたあとにもう一度測定してもらい、変化もアドバイスいただけるもの。
2回測定するので計20分以上トレッドミルを走ります。ですので、「動きやすい服装」程度ではなく、ちゃんとしたランニングウェアで挑むのが好ましいでしょう。
スポーツ街をブラブラしたあとかなり余裕をもって現地到着。
向かうは3階の陸上系のフロア。
この日は私含めて計2名が診断を受けた様子。
時間までフロアで流れていた都道府県女子駅伝を観戦。
15分ぐらい前にスタッフに声をかけると、そのまま試着室へ通され、そこでランニングウェアに着替えて、診断室へ。
まずは身長、体重、ランニング歴、月間走行距離、普段のペース、大会のベストタイム、目標としているレース、抱えているケガなど細かい内容の聞き取り調査。できる限りのアドバイスができるようかなり踏み込んだことも聞かれます。
それが終わると、測定へ。
身体の動きを点で測定するため、測定用のマーカーを装着。
ミズノさんのサイトから借用
装着が終わると、普段のランニングペースに近いペースで10分程度トレッドミルでランニング。それを専用カメラ2台でモーションキャプチャー撮影を行います。
最近、ジムに行ってなかったので、本当に久しぶりのトレッドミル。多少の雨ならジムに行かずに外で走ってましたからね....。
ランニング中に撮影しながらスタッフが診断結果シートを作成してくれます。
走り終えると、診断結果シートと撮影した動画を見ながらスタッフからの説明。
ランニングフォームの総合評価になるランニングスコアは76.7点(平均が70点)。総合順位が65人中16位だそうで。
「フォームは悪くないんですが...」と前置きしながらもバシバシ問題点が出てきます。
まず出てきたのが腕降りの左右バランスの悪さ。左腕の方が高いらしい。
今まで全く気づかなかったこと。
あとこれも気づかなかったのは脚が流れて前に戻すと言う動作が遅れているとのこと。その為、ピッチが遅いとのこと。
これはこのようなシステムを使わないとわからないなぁと思ったのが蹴り上げ時の足のブレ。明らかに外側にブレている。
ちょっとショックだったのは自分としては接地する位置を重心の真下に置くように心がけていたんですが、それでもまだ手前とのこと。
確かに明らかに前で設置している。これはよくない。自らブレーキをかけてしまっている。
あとは「まぁそうなんだろうなぁ」と思っていたこと。
猫背
上半身が固い。
かなり強度の高いトレーニングやレースに出た際に起こすハムストリングの張り(フルマラソン時は肉離れを起こした)も内転筋の弱さが原因と診断。これは全く分かりませんでした。
あと一度測ってもらいたいと思っていたプロネーションレベル(着地時にかかとが内側に倒れ込む動き。シューズ選びの参考になる)も標準レベルだそうで、これは一安心。
ちなみにフルマラソンの予想タイムは3時間21分。おっ!、余裕でサブ3.5じゃん!。
診断結果を踏まえて再度10分間のトレッドミル。
ここでは撮影、測定をしながらその場で問題部分を指摘してくれました。
一番驚いたのが腕降りの左右バランス。
左右が同じぐらいになるよう意識して走り始めたのに「まだまだ右側が低いです」と言われ、徐々に右側を上げて行き「かなり右の方が上がっているでしょ?」ってレベルになって初めて「ちょうど今がバランスがいいですよ」と言われ愕然。そんなにバランス悪かったの?と。
2回目の測定でランニングスコアは78.7点。総合順位が65人中14位と多少上がりました。正直いろんなことを指摘受けたので、すぐには矯正なんかできないわけで。
ちなみに自分に合ったミズノのシューズとコンプレッションウェアも紹介してくれます。今のところ買う予定も一切ない....。
最後に内転筋のトレーニング方法も教えていただき終了。
暖房も効いている店内での20分のランでしたので半袖、ハーフタイツでもかなり汗をかきました。流石にシャワールームはありませんので、ボディペーパーは持ってきておいてよかったですね。
診断のあと数日で、MP4ファイルのランニングの動画が届きます。これもとってもありがたい。
やって正解ですね。
自分がランニングフォームがダメなところがよくわかりました。
これを踏まえて1か月後の湘南国際マラソンを.....と思っていたんですがオミクロン株の感染拡大でまさかの開催中止。2年連続で申しこんだのにまたもや中止.....。
どうしても今年のうちに目標のサブ3.5を達成したいと思っているので、昨年同様小規模のマラソン大会に参加を目論んでいます。まだどの大会に出るか?は決めてませんが。
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