本格ランニングウォッチ購入(本日のお買い物:12/8)
さんざん悩んで買いました。
GPS対応ランニングウォッチです。
ランニングを始めて2年が過ぎました。
住友生命Vitalityに加入して、当初はそのポイント稼ぎ程度で走っていたのが、ドンドンはまり込み、加入後半年でハーフマラソンの大会に参加、1年半で遂にフルマラソン完走(4時間切り達成)。毎月200キロ前後をランニングと住友生命Vitalityに加入する前は想像もつかなかった生活スタイルに。
住友生命Vitalityを通して購入すると最大24000円分ポイント還元があると言うことで(実際24000円キッチリポイント還元させました)購入したApple Watch Series 5。
ランニングウォッチとしてだけでなく、Suica、LINEやメールの通知、いざ使ってみるととっても便利。スマートウォッチなしの生活は考えられなくなりました。
そんな中、この半年ぐらい前から気になり始めたのが、GARMINのランニングウォッチ。
ガチで走り始め、ランニングのタイム、ペースがかなり気になるように。
特に初マラソンだった「第35回UP RUN新横浜鶴見川マラソン大会」で3時間35分切りを達成し、マラソン男子全完走者の約12%しかいないと言われるサブ3.5(3時間半切り)へあと5分で達成できるところまで自分のレベルが達していることを知り、次回のマラソンでは是非ともサブ3.5を達成したいと思ってました。
ランニングする時はもちろんApple Watchをつけて。
心拍数、距離、ペースは性格の問題かもしれませんが、結構こまめに見ます。
ですが、使い込むにつれ、いろいろ気になることが。
●心拍数が走り始めて約1キロ弱測定できていないことが多い。
●距離も高架下や建物の下を走って通過すると、距離を長く測定することが多い(ペースが実際よりやたら早くなる)。
●Apple Watchにリアルタイムで表示されるペースが怪しい。と言うよりあまりあてにならない。
●走りながらのタッチパネルの操作がやりづらい。
●野良Wi-Fiを拾っている途中で一時停止などの操作をすると正しく動作しないことがある。
こんな点に不満がありました。
このような点を調べてみると大抵出てくる答えが「所詮、ランニングウォッチ専用機じゃないし」。
で、さらにまわりのランニングを趣味にされている方から聞こえてくる「GARMINいいよ!」の声。
随分前から、いろいろ調べていたんですよね。
高架下や建物の下を通過する際のGPSの乱れはGARMINでも発生するものの、Apple Watchよりはよさげ。
GARMIN Connectを使用することにより、Apple Watchでは比較にならないぐらい細かいランニング解析を見ることができる。しかもiPhoneだけでなく、Webブラウザで見られる。
2021年の箱根駅伝で大旋風を巻き起こした創価大学陸上競技部駅伝部は全ての選手がGARMINを着け練習し、それを監督が一元管理し、体調や練習内容を確認しているそうで。
買い替えるきっかけが2つ。
一つは購入して2年が経過し明らかにバッテリーの持ちが悪くなり、「フルマラソン、3時間半持つ?」と心配になり始めたこと。
実はBLOGには書かなかったんですが、10月の終わりに仕事中に転倒して、前歯を折り、指を10針縫う大けがをしました。
その際にApple Watchのガラスパネルに擦り傷が入ってしまったんです。
(液晶カバーをつけてたつもりがいつの間にが外れてた)
立ち止まったり、歩いてApple Watchを見る分には全く支障がないものの、走りながら見るにはかなり厳しいレベル。
バッテリーの問題もあり、ガラス交換に修理代を払ってApple Watch Series 5を使い続ける気は全くなく(住友生命Vitalityのポイント還元を考慮すると買い替えるのと大差がない)、すぐにApple Watch の最新モデルに買い替えるか?、Apple Watch Series 5を使い続けて、さらにGARMINのランニングウォッチを買うか?で悩むことになりました。
androidのスマホユーザーであればGARMINのランニングウォッチのみを所有する人は多いのですが、iPhoneユーザーの場合はかなりの割合でGARMINのランニングウォッチ、Apple Watch を持っている人が多いんですよね。
ランニング以外の普段使いであればやはりApple Watch 一択。
iPhone専用だけにApple Watch との親和性は言うことなし、アプリの豊富さも魅力。さらにSuicaでは定期券を入れることやオートチャージの設定も可能。普段使いでGARMINを使おうとは少なくても購入する前まではこれっぽっちも思ってませんでした。
ボーナスもそれなりに出そうなこともわかり、悩みに悩んだ末、GARMINのランニングウォッチを買うという方向に。
しかも1月9日に開催される首都圏最大規模の日本陸連公認のハーフマラソン「ハイテクハーフマラソン」に申し込んでおり、それまでには操作に慣れておきたい。早めに注文しようと。
で、何を買うか?。
悩んだのが3機種
FOREATHLETE 745とFOREATHLETE 245、FOREATHLETE 245 music
どちらも市民ランナーからプロランナーまで幅広く使用されている機種です。
FOREATHLETE最高機種の 945はトレイルランニング、ウルトラマラソン向けの機能が多く、ロードランナーには不必要な機能も多く、オーバースペック。
それ以外の機種は機能が少なく、「せっかく買うなら....」と却下。
FOREATHLETE 245は電池の持ちもよく、ロードを走る分には全く問題ない性能。245 musicならさらに音楽をスマホを携帯せずに聴くことができる。
FOREATHLETE 745はなによりSuica搭載。あと音楽も聴ける。
もう一つ気になった機能がFOREATHLETE 745のみに搭載されている「トラックラン機能」。
それほど走るわけではないですが、近所に陸上競技場があり、そこでインターバル走などのポイント練習を今後は増やしていきたいと思っているんですが。
これは日産スタジアムのトラック無料開放の際に計測したApple WatchのGPSの軌跡。
5キロ走をやって同じトラックを12周半したんですがこの通り。もうメチャメチャ。
GPSが示した距離は6.23キロ。
どのGPSウォッチは普通はこんなもんだそうで。
ですが、「トラックラン機能」を使用することによりちゃんと補正してくれるらしい。しかも精度はかなり高いとのこと(しかも第何コースを走ったか?も加味してくれるらしい)。
245と745で定価ベースで1万円差。折角買うならこの機能は欲しい。悩みに悩んで745を買うことに。
GARMINを購入するにあたり、背中を押したのが住友生命Vitalityの加入者は特別価格で購入できること。あまり量販店でも値下げをしないGARMINですが、FOREATHLETE 745も25%引きで購入できました。
住友生命Vitalityのサイト経由のGARMIN公式のオンラインショッピングで12/6に申し込んで、12/8に到着。メチャクチャ早い。
専用の液晶保護シートは別途ヨドバシカメラで購入。
Apple Watch以来の新デバイスの開封の議です。
すぐに液晶保護シートは貼り付けたものの、きれいに貼れず結構凹む。
液晶保護シート代もバカにならないのでとりあえず、そこそこ汚れるまではこのままで行きます。
事前に予習しておいたランニングウォッチとして必要なアプリ、GARMIN ConnectとConnect IQ Storeをインストール。GARMINのを使うにあたり、必要なGARMINのアカウントはオンライン購入した時点で登録済み。
GARMINの電源を入れるとすぐに初期設定開始。ペアリングなどはかなりスムーズに進み、あと身長体重等の必要なデータを入力。
最低限使えるようになるまではあっという間。
ただし、Apple Watchを使っているのと、にわか予習をして使えるはずの機能が頭に入っているので、「**をやるのはどこから入っていくんだ?」とそこで悩みます。
基本わからないことは全てgoogleで検索。大抵答えにぶつかります。
もう一つぶつかった壁が操作。
ランニングウォッチです。走りながら操作できなきゃ意味がありません。
GARMINのFOREATHLETEシリーズは左3つ、右2つのボタンの構成。タッチパネルではありません。ボタンで確実に操作できるのがランニングウォッチに特化したFOREATHLETEシリーズの特徴。
ただし、どのボタンがどの機能を有しているのか?を頭だけでなく体で覚えなければなりません。
正直AppleWatchを買った時も慣れるまでストレス溜まったんですが。
これも2~3回ランニングして次第に慣れました。
で、実際に使ってみた結果.....「買ってよかった!」
とにかくランニング専用機と言っていいだけにランニング中のデータの確認、操作がApple Watchに比べて圧倒的に上。
全く勝負になりません。
これが普段ジョギングしている時にメインの画面。
距離、タイム、ペース、心拍数。
これも項目数などを含め、デザインが可能。
画面も大きく、老眼気味の自分にはApple Watchでは走りながらでは見辛かったですが、FOREATHLETE745では全く問題なし。
またメインの画面以外にも複数のページ(FOREATHLETE745は10ページらしい)を作成できて、ランニング中でもページ送りも簡単。タッチパネル操作ではなく、ボタン操作なので反応しなかったり、押し間違えることが全くなし。
信号待ち等で経過時間を止める時も画面を見ないで止められます。
これが一番役に立つのはオンラインマラソン。
Apple Watchだとタッチパネルなので使用するアプリによっては一時停止ボタンの隣に終了ボタンがあるものもあり、押し間違えて一時停止のつもりが途中棄権!なんてこともなくはないわけで。
GPSの精度も自分が使っているAppleWatch series5よりはかなりいいような気がする。
AppleWatch series5だと高架の下とかを走ると途端に距離が実測値よりも走った距離が長く計算されるようなことがあったんですが、それも今のところはなさげ。
心拍数も測れてないことは全くなし。
で、一番感動したのがトレーニング用の機能とトラックラン機能。
12月25日に新横浜公園にある日産スタジアムのサブトラック、日産フィールド小机が無料開放日だったので、久しぶりのトラック練習。
1月のハーフマラソンに備えて、ちょっと変わった練習をしようとインターバル走を。
試したのはヤッソ800。
目標タイム●時間▲分の人は800m(トラック2周)を●分▲秒で疾走し、そのあと休息ランとして400m(トラック1周)を●分▲秒で走る。これを10セット。
このようなトレーニングもスマホでも時計でも設定可能。
まずはトラックランの設定を行います。
トラックは当たり前ですが、レーンによって距離が異なります。
トラックが開放される場合、ほとんどの場合は1レーンが路面保護の為、閉鎖されてます(コーンが大抵置かれている)。今回は走ることができる最も内側のレーン2で設定。
数周するとトラックを覚えるそうで、ウォーミングアップで数周走り。そこからヤッソ800スタート。
私はフルマラソン3時間30分目標だったので、800m(トラック2周)を3分30秒で疾走し、休息ランとして400m(トラック1周)を3分30秒で走る設定で。
これがトレーニング中の画面(この時はスクリーンショットが撮れることを知りませんでした)。
いくらでもデザイン変更可能ですが、この画面(休息ラン)だと、上に休息終了まで距離、左側にペース(1キロ当たり。自分の目標では疾走時に4分22秒/km、休息ランは8分44秒/km)、右側に時間(自分は疾走時は800mを3分30秒、休息ランで400mを3分30秒)。
下に繰り返した回数を表示。
これさえ見れば。インターバル走は簡単にできます(別にトラックじゃなくてもどこでもできる)。これはAppleWatchでは絶対できない。今後、インターバル走がとてもたのしくなりそう。
記録もこんな感じで残ります。
そして、トラックランですが。
先ほどの日産スタジアムのトラックで5000m走った時のAppleWatchでのGPSの軌跡(日産スタジアムは観客席に屋根があるので、特にひどい)。
そして今回、トータルで12000m走った時のGARMIN FOREATHLETE 745の軌跡。
この通り!素晴らしい!(疾走中は2レーン、休息ランは3レーンを走っているので実際に多少ジグザク走っています)。
トラックで使って、本当に買ってよかったと思いましたよ。
AppleWatchとの大きな違いはAppleWatchの場合はiPhoneのヘルスケア、フィットネス、あと使用したアプリでのみランニングの情報を見れらますが、GARMINでは前述の通り、GARMINのサーバーにすべて情報が残されるためにwebブラウザにて細かい情報を見ることができます。
すべてスマホで完結する人からすればどうでもいい機能かも知れませんが、日常でPCを使用しているランナーには本当にありがたい。
あと音楽機能ですが、もちろん使うことはできたんですが。
AppleWatchのadidas runningなどのアプリを使用すると、1キロごとに音声アナウンスでラップタイムの情報を教えてくれます。当然iPhoneが母艦になっているので、iPhoneからの音楽を聴きながらその情報を聞くことができます。
で、GARMINでもラップごとの音声情報を聴くことができるのはわかっていたんですが、購入する前の勝手な推測だったんですが、GARMINからの音声情報を聴くことができるのはGARMINの時計に直接イヤホンをペアリングしている時のみで、イヤホンをiPhoneにペアリングしているとGARMINからの音声情報は聴けなくなると思っていたんですよね。それが使ってみると、イヤホンをiPhoneにペアリングしていてもGARMINからの音声情報が聴くことができました。
「GARMINに音楽再生機能があるから、それ使えばいいじゃん!」と思うかも知れませんが、普段のランニングでは音楽も聴くんですが、radikoやポッドキャストを聴くことが多いんですよ。ポッドキャストもGARMINでも聴くことができますが、最新のコンテンツを聞こうとすると都度パソコンからダウンロードするか、有料サブスクリプションサービスに加入して、都度スマホから転送する必要があります。めちゃくちゃ面倒。
あと、どっちみちランニング中は写真を撮ることが多いので、iPhoneを携帯しているので、GARMINからの音声情報をiPhoneか経由で聴くことができるのなら、iPhoneから聴けばいいやと。
今後トラック練習や、大会でガチでタイムを狙いに行くためにiPhoneを持たずに走る時はGARMINの音楽機能を使っていきたいなと思ってます。
まだまだ機能を使い倒してませんが、これからもいろいろ機能を見つけてランニングライフを楽しもうと思っております。
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