第22回ハイテクハーフマラソン
1月9日、今シーズンの初レース、第22回ハイテクハーフマラソンに参加してきました。
本番レースは2月20日の湘南国際マラソン(フルマラソン)。それに備えての前哨戦です。
日本陸連公認大会、東京都最大規模と言われるハーフマラソン大会。
昨シーズンは小規模な大会しか参加しておらず、大規模大会は人生初レースだった2020年の神奈川マラソン(ハーフマラソン)以来。ハーフ6000人、10km 400人が走ります。
年末にインターバル走、30キロ走で走り込みをして、そこから走る距離を縮め、ハーフマラソン本番に備えました。
実は直前まで少し左脚のハムストリングに違和感があり(年末の走り込みが原因と思われる)、不安は多少がありました。
ストレッチ他であがいて本番に臨みました。
5時前には起床、しっかり炭水化物をとって6時には出発。会場の最寄駅は赤羽。そう言えばレースで神奈川県を飛び出すのは初めてでした。
6400人以上が参加する大会。現地にはスタート2時間前に着きましたが、すでに駅にはジャージ、ランニングシューズのご一行がいっぱい。
駅から徒歩10数分とのことでしたが、地図を見る必要は一切なく、そのご一行をついていくことで難なく現地に到着。
メイン会場は新荒川大橋野球場。
流石は東京都最大規模のハーフマラソン。会場はこの通りとっても大規模。
ちなみにこの大会も昨年はコロナ禍で中止。2年ぶりの大会になります。ワクチン接種の提示まではありませんでしたが、1週間前からの検温と体調管理のチェックシート提出が必須になっておりました。
1月6日に関東南部を中心に雪が降りました。待機場所がグランドであることがわかっていて、グランドはぐしゃぐしゃかな?と思い、念の為レジャーシートを持参しましたが、ウォーミングアップ用の走路を除けばほとんどがしっかり乾燥していました。ちょっと驚き。
規模が大きい大会、ゲストや参加者も豪華でした(敬称略)。
確認した中では猫ひろし、福島和可菜姉妹、エリックワイナイナ、平塚潤、岩出玲亜、下門美春。
ランチューバーではSUI、ランニング食堂、RUN MAXチャンネル、HAGIRUNちゃんねる、ガチオ。
その他に青山学院大学、駿河台大学の選手が参加。駿河台大学は徳本監督が直々に参加したそうで。
荒川の河川敷を上流に向かい折り返して帰って来る往復コース。
ちなみにウェアは昨年のフルマラソンと同じスタイル。
下は2XUのコンプレッションショートパンツとZAMSTのふくらはぎ用サポーター、半袖Tシャツ(中に汗冷え防止用のインナー着用) にアームカバー。
この日は東京の最高気温は13度超え。1月上旬としてはかなり暖かかったんですね。見事なマラソン日和。結局アームカバーは走り始めて30分足らずで手首まで縮めてしまいました。
シューズですが、レース用に11月に購入したNIKE AIR ZOOM TEMPO NEXT%。
皇居ランの際にランニングステーションで借りたNIKEの厚底シューズで、トップモデルでも使われる高反発素材にさらに反発を高めるエアポッド装着のモデル。他のNIKEのシューズに比べ、幅広なのも自分の足に合ってました。(ちなみにトップモデルのAIR ZOOM ALPHAFLY NEXT%も履いたことがありますが、足幅が狭すぎて全く自分の足には合いませんでした)。
厚底高反発シューズを使えば1キロあたり10秒以上はタイムが縮まります。それは経験済み。
たまたまスポーツオーソリティに寄った際にセールをしていて迷わず購入しました。これで2月の湘南国際マラソンでもこれを履く予定。
ちなみに計測タグはこの通り紙製のリボン状のものを左右に2本。今までの大会の計測タグはプラスチックプレートで返却義務がありましたが、これは返却不要。
ちなみにスタート前は5キロ、10キロ…とスプリットタイムを計測してくれると思っていたんですが、どうやらスタートとゴールのみ。
目標タイムは12月7日ランニングステーションで借りたNIKE ZOOMX VAPORFLY NEXT% 2を履き、皇居ランにて達成した1時間35分04秒を超える1時間35分切り。1キロあたり4分30秒以下で走る事がマストになります。
スタートは6000人を超える選手を円滑にスタートさせる為、3段階に分けてスタートするウェーブスタート方式。
私は第2ウェーブのスタートで9:45スタート。
早めに到着し、着替えなどの準備とウォーミングアップをしたつもりでいたんですが、荷物を預け、さぁスタート地点に行こうと思った矢先にまさかの尿意(現地に着いてから2度も行ったのに)。すでにその時にはトイレは長蛇の列。
トイレを済ませ、スタート地点に着いたのは9:45ジャスト。結局第2ウェーブの最後尾からスタート。スタート地点にたどり着くまで2分近くかかることに。大いに反省です。
最初の3キロ程度はぎゅうぎゅうの中でランナーをどんどん追い越しながら、スピードを懸命にキープ。
久しぶりの大規模レースでしたからこれにも手を焼きました。
それでも最初の1キロは4分32秒。転倒しないように走ろうとするとこれが限界でした。
コースは荒川の上流方向へ10キロ過ぎまで河川敷を進みます。ほぼフラット。
自分のペースで走れるようになってからは4分20秒台前半で快調に進みます。前半で極力貯金を作っておく作戦(ポジティブスプリット)です。
普段はいつも一人で走ってますが、今回は同じコースを走る”同志”が一緒。嫌が応にもペースが上がります。
よく前半に力を温存し、後半にスピードを上げるネガティブスプリットの方が良いとよく言われますが、性格的に自分には不向きなので。
10キロすぎに荒川の分流の新河岸川を超えるための朝霞水門を通る為に一旦堤防の上までの上り、水門を過ぎた後にまた河川敷に降りたところが折返し地点。ここが唯一のアップダウン。ここでのペースが1キロ4分34秒。多少貯金を使います。
前半にかなり貯金を作れたので、そこからはちょこっとだけペースダウン。1キロ4分25秒前後にペースをコントロール。
それでもハーフ走では今まで走ったことのないペース。明らかに足に疲労が出始めます。それでも17キロ〜18キロの1キロ4分31秒が後半の最遅ラップ。ここから最後の力を振り絞り、これ以上遅れることなくペースをキープ。ここで1キロ4分30秒台が続かなかったのは自分でも意外でした。
最後の1キロはラストスパートで4分20秒切り。
無事完走。
グロスタイム(スタートの号砲からゴール)は1時間35分を僅かながら切ることはできませんでしたが、ネットタイム(スタートライン通過からゴールまで)は1時間33分前半でゴール。スタート前のトイレさえ回避していれば…..。
自分としてはサブ3.5(3時間半切り)を目標としている湘南国際マラソンのの前哨戦として、今回の目標1時間35分切りは悠々クリアできたのは自分としては大きな収穫でした。
往復コースだったので、先頭グループとすれ違いましたが、ほとんどが青山学院の選手。まぁ早かった!。
そのあとかなり遅れて駿河台大学の選手。
今回参加したのは箱根駅伝の出場できなかった選手。青山学院の層の厚さを実感しました(どうやら駿河台大学の選手は全て1年生だったようです)。
結果も上位はこの通り。
3位のダニエル・ムイバ・キトニー選手は日本大学出身で現カネボウ所属の実業団ランナー。箱根駅伝では3年連続で5区山登りを担当した異例の留学生。4年生の時は区間賞を獲得しています。
完走賞はこの通り。
フィニッシャーメダルは初めてもらいました。初めてだったので嬉しかったです。
あとはフィニッシャータオル、経口補水液、ヤマザキランチパック。
反省点もありました。
・スタートまでの段取り(レース前のトイレ)。
着ていた服を全部預け、スタートラインに着く前に最後に一度トイレに行くことを前提で行動すべきだった。
・ペーサーを見つけられなかった。
そもそも風が強くなかったことも一因ですが、風除けにもなるペーサーとなるべきランナーを作って、そのランナーの後ろを走ればもっと体力を温存できたのではないか?とは思いました。正直レース中にもそれを考えていたんですが、しっくりくるランナーを見つけることができなかったんですよね。
2月の湘南国際マラソンは海岸沿いのみを走るコース。嫌が応にも風は吹きます。ペーサー作りでタイムが大きく変わる可能性は強いので大いに反省の余地があります。
でも久しぶりの大規模レース。集団で走るのってやっぱり楽しいですね。マラソン大会とっても満喫させてもらいました。
この1年半、ほとんどのマラソン大会がオンラインマラソンになりましたが、やっぱりリアルですよリアル。
湘南国際マラソンは国道134号線、西湘バイパスを封鎖する1万人規模の大会。もっともっと盛り上がることでしょう。
あと、不安だった左脚のハムストリングは全く痛むことはありませんでした。
翌日以降も痛んだのは両腿の筋肉痛だけでした(無意識に実力以上の力を出していたんでしょう)。
今回の成績、反省を糧に湘南国際マラソンまで準備を進めていきたいと思ってます。
気になるのは新型コロナウイルスの第6波ですね。中止にならなければ良いのですが…..。
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