急遽愛媛に(2019愛媛旅行1日目 その1)
1/26~27と急遽土日に愛媛へ旅行してまいりました。
きっかけは年末に某バーにていただいたWhiskey Voice(サントリーがバーに配布している会報誌。かつては一般向けに販売していたが、現在は一般販売は休止している模様)。
その中に出ていたのが、愛媛県松山市にあるサントリーバー露口さん。
昭和33年8月15日に開店し、昨年夏で開店60年を迎えた老舗中の老舗バー。
しかも一度もマスターが代替わりしておらず、マスターの露口貴雄さん、奥様の朝子さんが80歳を過ぎてもなおカウンターに立ち続けています。
ビールは置いておらず、ここの名物は何と言っても角ハイボール。
14%とかなり濃いめのハイボールなのにもかかわらずとってもまろやか。
ロングセラーになっているサントリー角ハイボール缶〈濃いめ〉はマスターの露口貴雄さんが監修したもの。
自分自身、2009年に初訪問し、このバーに惚れ込み、2014年に再度訪問。
「また行きたい!」と常日頃から思っておりました。
Whiskey Voiceを読むと、なんと開店60周年を記念して、この店の歴史を12のストーリーで紹介したミニブックがでているとのこと。
すかさずネット注文。とってもほっこりする話に癒されまくり。
もういてもたってもいられなくなりました。「すぐにでも松山に行きたい!。露口に行きたい!」
2月から7月までは仕事の都合で土日でも飛行機で旅行なんてまず不可能。行くなら1月しかない!。
なんとか会社の都合を合せ、1週間前に1泊2日の愛媛弾丸ツアーを決断。
それでヒコーキ旅行の際はいつもお世話になっているJALダイナミックパッケージで検索してみたら、なんと往路 羽田発 松山空港をご利用で愛媛県松山市内に宿泊すると松山市の観光需要回復補助金が充当され、一人当たり4000円の割引があるとか!。
で、26日朝一、27日の夕方のヒコーキ、大街道の展望風呂がある朝食付きのツイン一泊、2日間のレンタカー。それが夫婦二人でなんと52,000円!。一人26,000円ですよ。これは安い。すかさず申込み。
横浜から京急で羽田空港へ。
信号トラブルで30分の遅れでしたが、タイミングよく遅れた電車に乗車できて予定より早く羽田空港到着。
1年半ぶりのヒコーキ。
冬に乗るのは本当にご無沙汰ぶり。
愛媛は予報によっては雪予報。この日は北陸、日本海側の西日本地方は大雪の予報だったんですよね。
「まぁ内陸の場所によってだろ?」と楽観視していたんですが....。
朝食を食べる時間はないと思い、空弁でも買って機内で食べようかと思いましたが、前述の通り、早く到着し手荷物預かりも保安検査場もすんなり通過できたので、出発ゲートラウンジ内の天ぷらそばで朝食。
出発ゲートラウンジの100Vコンセント、USBソケット本当に増えたな.....。本当に便利。
新幹線の待合室にもつけて欲しいな....。
いざ松山。JAL431便 ボーイング737-800。レジ番JA338J。
SKYNEXT機ですのでWi-Fi使い放題。便利だよねー。
真冬に飛行機で西に向かうのは初めて。
雪化粧した南アルプスを機内から一望。
松山空港着。5年ぶりの松山。
そこから徒歩2~3分のJAL指定のバジェットレンタカーでトヨタパッソをレンタル。
おそらく松山空港で最も空港から近いレンタカーじゃないのかな?。
今まででもっともフレンドリーな従業員でした。かなり好感。
そこから松山自動車道で南下。宇和島に向かいます。
松山空港を出発する頃は「うーん....曇っているの....」と思っていましたが.....雨が降り始め、それが雪に変わり、内子のPAに着くころには.....。
積雪!。
松山自動車道は結構山の中走るんですよね。
ノーマルタイヤのパッソくん。ヒヤヒヤしながら宇和島へ。
11時過ぎに到着した宇和島市内は雪はパラついていたものの降っていたものの積るレベルではなく、観光は支障がないレベル。この日は当然松山ステイ。「今日のうちに帰ることができるのだろうか....」不安よぎりまくりです。
まずは宇和島城。
1回目の宇和島はスケジュールの都合上行かずじまい。2回目の宇和島は台風襲来で四国脱出が精いっぱいで行かずじまい。
そして今回の雪。特に宇和島城は山道を登らないと天守までたどり着けないお城。
とにかくツイテない。
宇和島城に着いた頃には傘も差さずに歩けるレベルに。
三度目の正直で宇和島城見学。
麓からこんな石階段。ちょっとビクビクしながらの登山となりました。
宇和島城は藤堂高虎が築き、その後伊達家が改修したお城。藤堂高虎と言えば江戸初期の築城のカリスマです。
それを 伊達政宗の長男、伊達秀宗が改修。江戸時代が終わるまで伊達家のお城でした。
空襲で大部分がなくなりましたが、天守は健在。
もちろんエレベータなんてついてません!。
天守からは宇和島市内が一望。
もともとは周りの半分が海に面した”海城”でしたが、周りは全て埋め立てられ、その面影は全く見ることが出来ません。
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