鹿児島初上陸(鹿児島旅行1日目 その1)
7月13日から17日まで早めの夏休みをいただいて鹿児島まで行ってまいりました。
なぜ鹿児島だったのか?。行きたいところいっぱいある中で。
最大の理由が本坊酒造津貫蒸溜所です。
昨年本坊酒造2カ所目のウイスキー蒸溜所として開設された注目の蒸溜所です。
昨今のウイスキーブームで何カ所か新しい蒸溜所ができました。
しかしそのほとんどが少数精鋭で作業を行っていたり、まだ準備が進んでないことにより、現時点で一般人が見学可能な蒸溜所は自分が知りうる限り津貫蒸溜所しかありません。
また津貫蒸溜所ではプレミアムジンの製造もしておりますが、ジンの製造施設も一般人の見学可能な施設もここだけ。
まだ津貫蒸溜所で作られたウイスキーは販売されてませんが、逆にまだ一本もウイスキーを出荷していない蒸溜所を見学するチャンスは今後そうはないだろうと思ったし、ウイスキーファンでも山崎、余市などは行っていてもまだ津貫に行ったことがある方はまだまだ少数だと思うので、いい話のネタになるだろうと思い、鹿児島行きを決断しました。
蒸溜所だけしか行かないのは勿体ないので、「水曜どうでしょう」ファンの自分としてはサイコロ5で登場した指宿の砂蒸し風呂、対決列島ほか何度も登場した鹿児島銘菓、”白くま”の本店、「天文館むじゃき」には行ってみたかったので、その辺りを加味して計画を立てました。
しかし、水を差したのが出発2日前に起きた鹿児島県地震です。
震度5強とのことでかなり心配になりましたが、各宿泊地、津貫蒸溜所に確認をとったところ、被害らしい被害もないとのことで、とりあえず行くことに。
初日。
この日に津貫蒸溜所に向かう予定だったわけですが。事前に現地の公共交通機関を調べると、かなり乗り継ぎがスムーズに行かない事が分かっていました。
鹿児島空港から津貫までの公共交通機関での最短アクセスは空港から津貫がある南さつま市の中心地の加世田まで空港リムジンバスで80分程度、そこからバスかタクシーで20分程度になります。
空港バスも1日8本、加世田からのバスも1日9本。全て公共交通機関で行こうとすると、羽田からも含めると各々1時間以上の乗り継ぎ待ちを強いられます。
そんな訳で家を朝5時前には出発。
羽田6時25分発のJAL641便で鹿児島空港へ。
実に3年ぶりの飛行機搭乗。
地方出張もなく、実家も関東なので、旅行ぐらいでしか乗る機会がないんですよね。
変わったなぁ…って思ったのが充電用のUSBやコンセントの数ですね。
普通に待合室の椅子の袖に着いてますもんね。
機種はボーイング737-800 レジ番JA346J。
旅行一週間前の段階では旅行の前半は時々雨が降るような予報だったので、天気はあまり期待してなかったんですが、旅行が近づくにつれ予報が良くなり、出発当日のこの日も晴れ。
この通り富士山も拝むことができました。
その後、夕方には九州南部に梅雨明け宣言が出ました。
タイミングズバリ。
鹿児島空港には若干前倒しでの到着。
それからバスの出発まで約1時間40分の時間調整。
さすがです鹿児島、数多くの焼酎の広告が。
まずは朝ごはん。
出発ロビーと同じ2階ににある大空食堂。
こちらでは終日奄美大島名物の鶏飯を含む朝食バイキングがあります。
10時までは朝食バイキングで800円、10時以降は鶏飯のみ食べ放題が580円。
鶏飯は初めてかな?。しいたけの煮付けの甘さが関東の人には意見が割れそうな気もしますが、かけるスープは美味しかった。
時間があるので空港内探検。
DHC8-Q400のモックアップなんてあったり。
ウイングレットもジャンボジェットのものだとえらいデカくなりますな。
それでも時間が余ったので足湯。
国内の空港で天然温泉の足湯は初めてだそうで。流石は鹿児島だね。
空港からバスに乗車。九州道、指宿スカイラインを経由し、薩摩半島を縦断し、南さつま市加世田に到着。
加世田はかつて薩摩半島の西部の縦断していた鹿児島交通枕崎線の車両基地があった駅(1984年に廃線)。
今も車両基地がそのまま鹿児島交通バスのバスターミナルになっています。
鉄道が走っていた頃の遺構が多少残っております。
ここから津貫蒸溜所に向かうにはバスを乗り換えるか、タクシーに乗るか。
バスだと55分の待ち時間、タクシーだと約15分ですが、運賃約2,500円。
ここで早目のランチ。実は津貫蒸溜所周辺(徒歩圏)で食事が取れるところは全くありません。
寄ったお店は焼きたてワッフルと手作りシフォンのお店、はーみーCafe。
可愛い女性が一人で営んでました。お店もとっても可愛らしい。
朝食をガッツリ食べたので、少なめにハーフワッフルのランチを。
甘み抑えめでとっても美味しかった。
ド平日でしたが、ランチには続々とお客さんが来てましたね。人気店なんだね。
カフェでお昼を取ったおかげでさほど時間調整も苦にならず、鹿児島交通の加世田発枕崎行きのバスに乗車し、津貫に向かいます。
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