千葉ドライブ
ずいぶん前の話になっちゃったな。
積もり積もった休日出勤の振り替え分を多少は使わないと....と思い、ちょっと無理して、5月23日に振替休暇を取得。
ずいぶん前からヨメさんに「ドライブに行きたい!」と言われてまして(我が家には今、車が無い)、さらに「一度miniに乗ってみたい!」って言われてたんです。
よくよく考えたら実家の車を借りて出かけた駒ケ根ドライブ以来だから3年近くドライブしてなかったんだな。
で、カーシェアリングサービスの「タイムズカープラス」で、MINI One CROSSOVERを借りられることは知ってまして、今ならちょうどカード発行手数料無料キャンペーン中でさらに家から比較的ご近所でMINI One CROSSOVERも借りられそう。
もともと会社でタイムズカープラスの法人会員には入っていて、何度も使っているので、使い勝手はよく知っています。
ってわけで休日の申請を出した帰りに申し込みをして、無事予約完了。
当日を迎えました。
借りてきました。
平日なので、ラッシュ前にと6時に借用して、すぐ横浜を出発。
こんな早い時間からも借りられるのがカーシェアのいいところですな。
車なので、荷物の量を気にしなくていいので、フルサイズ一眼D600の出動、そして、レンズもわんさか。
そして、久しぶりにフイルム一眼も持参。実は露出計がいつのまにか治っていたんです。
向かうは千葉、第一目的地は香取市佐原。
「北総の小江戸」と呼ばれ、江戸時代、利根川水運の中継基地として栄えた土地で、水郷の町としても知られています。
張り切って横浜を早く出たら、まだ市営の駐車場がオープンする8時すぎに着いちゃった。
おかげでお店もまだ開いてないし、観光客もほどんどいない。
きれいな青空、ここぞとばかりにシャッターを切りました。
あと佐原は伊能忠敬が17歳から50歳まで30年余りを過ごした地でもあるんですね。
ちなみに伊能忠敬が測量の旅に出るのはそのあとの話です。
その伊能忠敬の旧宅も残っています。佐原を代表する大商人だったそうで。
2〜3週間ずれてれば満開のあやめの佐原を拝めたんでしょうが、ちょっと残念。
佐原には2軒老舗の酒蔵があります。
どちらも見学可。
「お父さん、お預かりします!」
試飲もできましたが、残念ながら車で来ているので、私は飲めずじまい。
これがあるからドライブは....。
そう言えば、ドラマか何か?で撮影してましたね。
地元のおじさんの話だと、よく佐原では撮影が多いそうで。
お昼ごろまで佐原ブラブラ。そして、そこから成田空港。
成田空港に来たのが新婚旅行以来。しかも第一ターミナルに入ったのは初めてだな。
空港でランチをとって、展望デッキからちょこっとだけ撮影。
やっぱり超望遠欲しいなーでも超望遠を使う機会って年に何度よ?。
もっと長居したいなーと思いつつも、成田空港をすぐに出て、次の目的地は空港から車で10分弱。
是非とも来てみたかった博物館、航空科学博物館。
国立で日本最初の航空専門の博物館。
仕事柄あまり公私共にあまり遠出をしないので、なかなか飛行機に乗る機会は少ないんですが、ヒコーキ大好きです。
屋内には”ジャンボジェット”ボーイング747の大型模型、エンジン、輪切り、主翼の断面構造、キャビンのモックアップ。
やっぱりジャンボジェットの部品類は本当にデカい。500人以上の乗客を乗せられるだけのことはあります。
一般庶民は絶対に座れないファーストクラスもここでなら座れます。
旧式ですが、これなら12時間も大丈夫ですよ。フルフラットだもの。
5階の展望室からは成田空港が一望。そして、以前使われていた成田空港の管制塔の管制機器が。
この機器の前で管制官が「Japan air 786. Cleared for takeoff runway 16L」なーんて言ってたんでしょう。
(結構管制が好きなんです)
そして一番の目玉。
ボーイング747、クラシックジャンボの先頭部分!。
かつてノースウェスト機として本当に飛んでいた本物のボーイング747。
ジャンボが日本の航空会社から引退して3年、やはりジャンボは大きいです。
しかも入場料とは別途の有料ツアーですが、中に入れます。
コックピットの真下、1Fは片側が就航当時通りファーストクラスのシートが。
片側はボーイング747の機内構造を説明するために内貼りが全て引っぺがしてあります。
クラシックジャンボはコックピットの操作のほとんどがワイヤーや油圧で動作します(今は電線や光ファイバー)。
その為、コックピットの真下、1Fの真上にはすさまじい数のワイヤー、滑車と電線が。
ドアの構造も事細かに説明。避難時の滑り台がどうやって出るかも内貼りがないので、説明してもらうとよくわかるのです。
そして、2階へ。747の階段を登るのも初めて!。
2階にあるのはコックピット。
クラシックジャンボですので、ブラウン管や液晶は使っておらず、とってもカッコいい!。
クラシックジャンボの特徴とも言える航空機関士席。
燃料系統、空調装置、油圧系統、電気系統等各システムの操作・監視を行う航空機関士。
今の飛行機は全てコンピュータによって行われています。
そしてなんと操縦席に座れます!。
これは感動しました。
電車、新幹線、SL、消防車、ヘリ、いろんな操縦席に座りましたが、ジャンボジェットの操縦席に座った興奮は全くの別モノ。
何より計器類、ボタン類の数が絶対的に多い。しかもそのほとんどの計器類をシートベルトを着けた状態で操作できるように設計されている為、ギュウギュウ。
しかも私たちの回のツアーは参加者が我々夫婦2人だけだった為、夫婦2人操縦席に座ったまま終了時間までみっちりガイドしてもらいました。
スロットル、車輪の昇降装置はもちろん、エンジン起動スイッチ、航空無線、機内アナウンス、ボイスレコーダのマイク、エンジン消火装置等々。
屋外にはYS-11他セスナヘリコプター、あと空港の照明機器等々。
YS-11に乗るのは初めて。
やっぱり小さいね!。
博物館を出て、博物館から至近にある「ひこうきの丘」へ。
A滑走路のほぼ南端あるんですが、この日A滑走路は風の問題で離陸の際は北端から離陸し、北側から着陸するパターン。
A滑走路はメチャクチャ長い4000m。出発する飛行機ははるか手前で離陸し、飛行機のお腹しか見えない状態。
着陸する飛行機ははるか手前で止まってしまい、目の前まで全く来ない。
ちょうど、タイ航空のA380(総2階建ての巨大ジェット機)がやってきたものの、それでもはるか手前で停止。
飛行機をただ見上げるだけならいいんですが、撮影には不向き。
で、A滑走路の北端に向かいます。
A滑走路の長さが4000mですから当然移動距離はそれ以上。結構かかったな...。
A滑走路と平行する地域がアラフォー以上の常識ある方ならだれでも知っているでしょう「三里塚」。
ずいぶん経ち、ほとんど成田紛争もニュースになることはなくなりましたが、警官の多さ、一種独特の物々しさは見て取れました。さすがにカメラを向ける勇気はありませんでしたが....。
A滑走路北端にある成田市さくらの山公園。
飛行機が間近に見られるとのことで来ましたが....。
すっげーバリバリ見られるよー!。
そして、平日なのにカメラマン山ほどいるよー!。
まぁ楽しかった、楽しかった。
羽田では最近かなり減ったジャンボジェットも結構飛んできます。
やっぱジャンボはデカい!。
結構長い間いたなぁ。
flightradar24をiPhoneで来る飛行機を事前チェックしながらレンズを向けていました。
それから車を飛ばして木更津の江川海岸へ。これはヨメさんのリクエスト。
私、実は江川海岸知らなかったんですが、水面に影が映り込んで幻想的な風景が楽しめるということで、instagram他で有名なスポットなんですね。
行ったんですが、実はこの日強風。
水面に影が映り込むなんてとっても無理。
でもに日没直前に到着できたので、こんな素敵な風景を撮ることができました。
ここまでくればアクアラインに乗って横浜はあっと言う間。
自宅に荷物を置いて、カーシェアを返して、夕飯は横浜の焼き鳥屋さんで。
とてもリフレッシュできた休日でございました。
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