モダンモルトウイスキーマーケット
三陽物産が主催するウイスキーイベント、モダンモルトウイスキーマーケットに行ってまいりました。
今年の10回目となるイベントですが、今までは酒販店、飲食店等の業界向けイベントで、基本的に一般人は入場できないイベントですが、今年から2日間のうち、1日のみ一般人も入場できるイベントになりました。
比較的マイナーイベントかと思ってましたが、昨今のウイスキーブームの影響か?この通り、大盛況でした。

サントリー他、国内ウイスキーメーカーのブースではこんな表記が。
遂にココまで来ちゃいました。
開場早々に行われていたのが、国内ウイスキーブレンダーのステージ。
私はとても混んでいて、良く聞くことが出来ませんでしたが、サントリー、ニッカ、イチローズ、キリンのチーフブレンダーが勢ぞろいするのはこんなイベントならでは。
その後行われたステージではサントリーの福與伸二さん、ニッカの佐久間正さん、両チーフブレンダーのお話を拝聴することが出来ました。
他のフェスと違って、チーフブレンダーのステージを別途チケットを買わずに聞けるのはありがたい限り。

福與ブレンダーは「知多」にちなんだグレーンウイスキーの話。
多彩な種類の原酒を造ったことにより、豊かな味わいのウイスキーを造ることが出来たため、「知多」のようなシングルグレーンウイスキーを造れるようになったこと。
今やグレーンウイスキーはブレンデッドウイスキーの希釈用のウイスキーじゃなくなった。
最近、白州蒸溜所に知多蒸溜所の1/10の規模のグレーンウイスキー製造施設を造ったのは知多の施設でグレーンウイスキーの試作をしようとすると出来る原酒の量が膨大となり、ハイリスクになってしまう為。今まではとうろもこし主体でグレーンウイスキーを製造していたが、現在ライ麦や小麦等でもチャレンジしているそうです。

佐久間ブレンダーはブレンデッドモルトの話。
グレーンウイスキーの役割をモルトウイスキーに賄わせるのはかなり困難な所業であること。
1989年の酒税法改正(級別廃止)は2級だけでなく特級のウイスキーの売上げにも大ダメージを与えたこと。
2006年が売上げの底だったそうで、だとすると10年超えの原酒不足は当面続くことが容易く想像できます。
売上が落ち込んで先が見えない最中の2000年に現状打破の為に先代の佐藤チーフブレンダーが開発したのが「竹鶴」だったんだそうです。
ここに来てブレンデッドモルトを造るメーカーが増えてきたのは喜ばしいことだそうです。
各社のブースではウイスキーフェスティバルよりは規模は小さいものの、魅力的なウイスキーが多くありました。
シングルカスクでBARREL、PEATED、FINO、OLOROSO、PXと多彩なラインナップ(一部試作段階も)。
BARRELが感動的に美味しかったですね。


ウイスキーマガジン社のブースではキリン、サントリー、ニッカのシングルカスクが飲めたのはとてもラッキー!。
各蒸溜所の良さがはっきり出た素晴らしいウイスキー達でした。
その他も多彩なウイスキーをテイスティングすることが出来ましたよ。
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