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駒ヶ根ドライブ1日目

 twitter他で晒してましたが、10/3〜4と駒ヶ根までドライブに行ってまいりました。

 そもそも「木曽御嶽山が近い駒ヶ根に何故この時期に行った?」って話なんですが。
 宿を申し込んだのが、9/27のお昼過ぎ。
 そう、御嶽山が噴火した直後なんですわ。
 その日やってたBS番組見て、「千畳敷カールキレイ〜!」なんて思って、つい。

 宿に確認しても「大丈夫です!」ってことだったので、「まぁ死んだら死んだで仕方ない」と思いながら行って来ました(オイ!)。


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 横浜からだと横浜町田から海老名から圏央道を経由し、中央道に乗るとほとんど渋滞にひっかからず現地に着くことができます。

 6時に出発したら9時半には駒ヶ根に着くことが出来ました。

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 まず行って来たのが、養命酒酒造駒ヶ根工場

 その名の通り、養命酒を作っている工場です。

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 起源は江戸時代、創業者の塩沢宗閑が、雪の中で倒れていた老人を助け、その老人が塩沢の元を去るときに、礼に薬用酒の製法を教えてくれたものが養命酒のだったらしいのだが...(本当なんでしょうか?)。

 徳川家康や赤穂浪士達も飲んだそうで(本当か?)

 創業者一族の塩沢家ではなんと海軍大将を輩出しているんですね。山本五十六の同期であだ名は「養命酒」。ちょっとかわいそう.....。

 ちなみに原酒はみりん(これはここで生産してないらしい)。

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 原酒に14種類の生薬を独自の製法で漬け込んで、養命酒ができるそうで。

 見学は養命酒ができるまでの映画による紹介と、瓶詰、包装工程を見学できます(残念ながら撮影禁止)。

 実に一日40000本以上、国内だけでなく、海外にも輸出しているそうで。

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 見学が終わると、工場見学恒例の試飲。
 養命酒のほか養命酒酒造が作っているリキュール類等も。
 (私はドライバーでしたので、現地で採れたミネラルウォーターを)

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 敷地内では自社製品を買えるショップも。

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 養命酒酒造の工場は森の中の工場。
 工場側も環境保護に努めており、散策コースができていたり、工場建設時に、縄文時代から平安時代までの遺跡が見つかり、当時の住居等も再現されていたり、カフェも併設されていたりと、工場見学以外にも来場客が楽しめるようになってたりしてます。

 それからこの日宿泊予定の菅の台の宿に車をとめ、徒歩30分程度。

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 この日の目的地。本坊酒造マルスウイスキー信州マルス蒸留所にやってきました。

 自分にとって、サントリー白州、山崎、ニッカ宮城峡、余市、キリン御殿場、イチローズモルト秩父に次ぐ7ヶ所目の蒸溜所見学です。

 本坊酒造はウイスキーの他焼酎、ワイン等も手がける中堅の酒造会社。
 こちらが手がけるウイスキーがマルスウイスキーです。

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 マルスウイスキーを語る上で岩井喜一郎と言う人物を説明しなければなりません。

 岩井喜一郎は絶賛放送中の朝ドラマ「マッサン」の主人公のモデルであるニッカウヰスキーの創業者竹鶴政孝の大阪高等工業学校醸造学科の先輩。
 焼酎甲類の大量生産のシステムを構築した技術者でもあります。

 マッサンが摂津酒造(ドラマでは住吉酒造)に就職した際も岩井氏を頼ったと言われています。
 で、岩井氏が摂津酒造の常務の時にマッサンはスコットランドへ留学しますが、スコットランド行きを強く推したのも岩井氏だったと言われています。

 マッサンはスコットランド留学から帰ってきて2年間の学んだことをまとめた実習報告書(通称竹鶴ノート)を岩井氏に提出。

 そのノートを基に岩井氏は顧問として招かれた本坊酒造の山梨工場で蒸溜所を設計、建設。
 1960年から山梨でウイスキー製造を開始します。
 マッサンとはとてもつながりのある人物ですが、残念ながら岩井氏をモデルとした人物はドラマで出てくることはないそうです。

 その後、1985年から今の信州蒸溜所に移設。
 しかし、この頃から日本のウイスキー需要が下降傾向に陥り、原酒の在庫が膨れ上がり、1992年に蒸溜を休止。
 19年の間蒸溜を休止してましたが、昨今のウイスキー人気の復活にいよいよ原酒の在庫が不足気味になっていた為に2011年から蒸溜を再開。
 そして今年、再開後の最初の原酒を用いたウイスキーが発売されました。

 場内はガイドなしの自由見学。

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 まずは原酒貯蔵庫。
 蒸溜休止前の原酒、そして蒸溜再開後の原酒がぎっしり。

 400リットル級の樽が多く感じましたね。
 シェリー樽が多いのかな?。


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 ウイスキー製造プラントではケルン塔の下に糖化層がある部屋、その隣に発酵層がある部屋、その隣にポットスチルがある部屋と直列に単純明快な作り。

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 ポットスチルはストレート形が初溜、再溜用それぞれ1基ずつ計2基があります。
 とっても重厚な味わいのウイスキーを作り出すのに適してますね。


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 ウイスキー製造プラントの見学を終えると、お待ちかねの試飲。

 一般客には梅酒、ぶどうジュースと長野県限定販売のマルスウイスキー信州の水割りを無料試飲ができます。

 ただし、事前にwebで見学予約をしていくと、一部のウイスキーの有料試飲が無料になる特典が。おかげでIWAI TRADITIONを無料でいただくことができました。

 せっかく来たので、その他にもいろいろ有料試飲を。

 ブレンデッドウイスキーのTWIN ALPSは樽の香りがしっかりするとっても飲みやすいウイスキー。

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 そして2011年の蒸溜再開後の原酒で作られた発売されたばかりの復活記念ウイスキーTHE REVIVAL2011シングルモルト駒ヶ岳

 まだ3年と言うこともあり、注いだ直後は香りも味わいもかなり暴れん坊。
 でも、空気触れさせれば触れさせるほど果実の香りが、バニラの味わいもが出て来ます。

 この日は金曜日でしたが、自分たちが蒸溜所にいた時間、こちらの蒸溜所に来ていた見学で本格的なウイスキー愛好家はおそらく自分たちぐらい。
 年配の御一行でおじさんの1人が「これはバーボンなのか?」と言う質問をしつこくされていて、係員さんを困らせてましたね。
 (注釈:「バーボン(ウイスキー)」と言うのは原料の51%以上がとうもろこし、アルコール分80度未満で蒸溜し、オーク樽の新樽で熟成させた米ケンタッキー州で作られたウイスキーのことを指します。国産シャンパンがないのと一緒で国産バーボンウイスキーはないのです)

 小規模の蒸溜所なので、係員の方も実際にウイスキーに製造に携わっている方も多く。
 細かい話も聞くことが出来ました。

 例えば、ブレンデッドウイスキーに必要なグレーンウイスキーは現在製造しておらず、ブレンデッドウイスキー用にグレーンウイスキーを別の業者から購入しているそうで。
 但し、焼酎を製造している鹿児島の本坊酒造の施設にて改造すればグレーンウイスキーを製造することが可能で、”もしかしたら”今後グレーンウイスキーを製造するかもしれないそうです。

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 その後も話が進み、普段提供している有料試飲のウイスキーの他に既に生産終了しているウイスキーも出してくれたりと。


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 こちらではウイスキーの他にも地ビールも生産されており、南信州ビールも販売されてます。

 コチラは夕飯までのお楽しみ。

 蒸溜所を出て、日が暮れるまでまだ時間があったので、それまでお散歩ついでに行ったのが、駒ヶ根市郷土館

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 昔の赤穂村(今の駒ヶ根市)の村役場だったそうで。大正11年10月築。村役場で当時こんなハイカラな建物はかなり珍しかったそうで。

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 現在は民俗文化財の展示が主ですが、結婚式をココで行うことも出来るそうです。

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 晩ごはんは菅の台バスセンターからほど近い。先ほどの南信州ビール直営のレストラン「味わい工房」にて。

 美味しいビールとビールに相性抜群の料理を思う存分楽しむことが出来ました。
 折しも10月、駒ヶ根の山奥でオクトーバーフェストを楽しみました。

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