南予 街並み巡り(愛媛旅行3日目 その1)
愛媛旅行3日目。
松山を離れます。
松山駅の駅前でレンタカーを借ります。
今日、訪問するところは電車移動はかなり厳しそうだったので。
結構悩んだんですが、この日は雨が降ったり止んだりの天気。結果として正解でした。
まずは内子へ。
最初に訪れたのは弓削神社(ゆげじんじゃ)
松山自動車道で内子の中心地からほど近い内子五十崎インターチェンジから車で30分強。
しかも途中からはかなり細い道。借りたレンタカーがVitzでしたが、3ナンバーならかなりしんどい道幅。しかもかなりの急こう配の山道を登っていきます。
坂の上の雲のロケでも使われた屋根付き橋の先にある神社。
ちょうど境内が池のど真ん中って感じ。
着いたときは観光客はゼロでしかも夏休みとは言え、金曜日だったので「こんなとこ、誰も来ないよね」と思いきや、そのあと続々とカメラを持った観光客が。
知名度の高さに驚きです。
神社の逆側にはこんな棚田が
絶対大型田植機なんて入れません。
この近辺は多くの棚田が残ってます。
そこから内子の市街地方向に戻ると、もう一つの屋根付き橋の田丸橋があります。
こちらも「坂の上の雲」の撮影で使われてます。
橋がある麓川の川筋には昔は10橋近い屋根付き橋がかかっていたそうで。
昔は生活道路としてだけでなく、野菜の保管場所、井戸端会議の会議場としても使われていたそうで。
畑の中にポツンとあるので、ちゃんと調べて行かないと、なかなか見つけられないかも。
ちょうどここに来た頃から雨脚が強くなってきて、レインカバーをつけての撮影。
年代物のレインコートが役に立たず、びしょびしょになりながらの撮影になりました。
そのあと、2度目の訪問の内子の街並保存地区。
ちょうど天気はざーざー降りの大雨。
内子笹まつりの期間中で様々な笹飾りが飾られてましたが、お客はほぼゼロ。
散策を早々と諦め、街並み保存地区の中にある木蝋資料館 上芳我邸へ。(カメラのレインカバーが見切れてる....)
「水曜どうでしょう」的には絵はがきの旅第3夜の目的地にもなったところです。
前回訪れた時は修復工事中で入ることができなかったんですよね。
木蝋産業で栄えた内子の豪商、上芳我家の暮らしぶり、木蝋の作り方などを学ぶことができます。
建物は武家屋敷を彷彿させるほどの豪華っぷり。「本当に儲かってたのね」とため息をつかされます。
かつて中村勘三郎も襲名披露を行った芝居小屋「内子座」。
前回訪問時に中に入ったので中には入りませんでしたが、入り口で見覚えのある女性が。
何と前日道後のお寿司屋さんで隣の席だった香港の女性ではありませんか!。
英語まるでダメなので「ハロー!」ぐらいしか言えませんでしたが、予期せぬ再会。これも旅の楽しみなのです。
さらに南下。今度は大洲に。
「伊予の小京都」と称ばれる大洲。こちらも古い街並みが。
「おはなはん通り」はかつてのNHKの朝ドラ「おはなはん」のロケ地にもなった場所。そもそも「おはなはん」の舞台設定がここ大洲。ドラマそのものが半世紀近く前なんですよね。
かつて銀行として使用されていた赤煉瓦造りの建物や昭和30年代の街並みなど、歩いているだけでいろんな時代にタイムスリップ。
とってもフォトジェニックな街。
雨が降ってなければ、もうちょっと時間があれば.....。
この時点で15時過ぎ。さらにもう一街向かいます。
道中、撮影した写真はコチラで。「2014愛媛旅行」
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