苦渋の決断(愛媛旅行3日目 その2)
最後に訪れたのは西予市の卯之町。
宇和島藩の在郷町として栄えた卯之町も昔からの街並みがしっかり残ってます。
その街の中心にあるのが、四国最古の小学校「開明学校」。
明治15年にできた校舎だそうで、中には当時から今にかけての教育に関する資料がぎっしり。
当時の教室も再現されおり、地元の子供たち向けに「明治の授業体験」と称して当時の服装に着替え、当時の授業を行ったことも。自分が子供だったらやってみたかった!。
街並みの中の一軒のお店。
「ゆびしょうゆさし」と言う醤油さしを専門で売っているお店。
シリコン製のふたを押すだけで醤油が出てくる仕組み。指を離すと、気圧を使って逆流し、垂れない仕組みになっている優れもの。
本体はなんと有田焼。
押すとピューと出る感触にハマり買ってしまいました。
でも子供がいる家庭はあまりお勧めしないかも....(倒すとほぼ全部出ちゃう。子供がふざけてピューピュー出してしまう)
17時過ぎには本日宿泊予定の南予の中心都市、宇和島に到着。
宇和島に到着した時点で風はかなり強く、いかにも台風の暴風圏直前といった様相。
まずはチェックイン。
この日宿泊したのは宇和島第一ホテル。
地方都市の普通のビジネスホテルって感じですが、何より安かった(ツイン二人使用で10,800円)。
特段新しいわけではありませんが、部屋も不満もないですし新しい大浴場もあるし、WiFiも全く問題なく使えます。
チェックインして、さっそく翌日上陸予定の台風11号の情報収集を開始。
うん、どう考えても明日の午後はヤバそうである....。
JALのサイトをチェックすると、ツアー客も搭乗便の前倒しが可能みたい。
本来の最終日のメインイベントだった八幡浜~松山間の観光列車「伊予灘ものがたり」は旅行初日の6日の時点で運休が決まっておりました
さらに追い打ちをかけてのこの状況。
宇和島に宿をとったのも宇和島の最大の目的が宇和島城見学だったんですが、ここは松山城と異なり、ケーブルカーなどはなく、城山を30分近くかけて登らなければならず。とてもこの天候では無理。
悩んだ末、
「最終日のスケジュールは諦めるか」 と。
最終日はすべてのスケジュールをキャンセルして朝一番で松山空港に向かうことにしました。
この日の晩ごはんは狙い撃ちの「ほずみ亭」。
実は2回目の訪問!
宇和島の名店です。
魚介類を目の前で調理。いけすもかなり大きいものがあり、新鮮な宇和島の海の幸を堪能できます。
そしてここの名物と言えば「鯛めし」
醤油やみりん、だし汁で調理した特製だれに、漬け込んだ新鮮な鯛の切り身とわかめ、玉子と一緒に食べる宇和島の郷土料理。
HTB「おにぎりあたためますか」でも「卵かけゴハンとして分類するのならNo1!」と言わしめた味。
これが本当に美味しい!。
大満足の宇和島の夜でした。
道中、撮影した写真はコチラで。「2014愛媛旅行」
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