大槌〜宮古(三陸海岸ドライブ2日目その2)
釜石を後にし、訪れたのはここも多くの犠牲者を出した大槌町。
町の殆どの建物がなくなっています。震災当時は当然瓦礫だらけだったとは思いますが。大部分の瓦礫の整理は終わってます。
釜石と宮古を結ぶ山田線の線路もこの通りです。
海っ淵や幹線道路からちょっと隠れたところに、この通りの瓦礫の山。
このドライブ中、瓦礫の山は随分と見ました。
随分と問題になってますが、これ、最終的にはどうするの?って問題。
お互い協力しなければならない問題だとは思うけど。頭痛いね。
ランチは大槌で食べることに。
被害が大きすぎて、復興商店街などは出来てませんが、復興食堂 が出来ています。
地元の人、復興に携わる作業者の方、そしてウチラみたいな観光客と多種多様なお客さんが。
頂いたのは鮭といくらの親子丼である限定20食の「おらが丼」。
美味しかったぞ!。
宮古に向かう途中立ち寄ったのが山田線津軽石駅。
現在、震災の影響で、大槌の被災状況の通り、復旧の目途がまったく立たない状態。
駅舎もこの通り、塞がれています。
駅舎は無事でしたが、ここも津波が目の前まで押し寄せたそうです。
走る列車はなくとも、レールが走ってくる列車を待っているかのごとく、その存在をアピールしてします。
宮古に着き、そのまま市街をスルーして、陸中海岸の景勝地、浄土ヶ浜へ。
まずはビジターセンターへ。
2010年の4月に出来たばかりのビジターセンター、設備がすごい。
三陸の歴史は勿論、動植物、そして圧巻は300インチの巨大モニターを使った陸中海岸の空中散歩。
遊歩道はその殆どが被災した為、復旧工事により通行止め。
しかも遊覧船も冬季は整備の為、運休。うぅ........。
ですが、車で直接浄土ヶ浜まで行くことが出来ます。
天和年間(1681~1684)に宮古山常安寺七世の霊鏡竜湖(1727年没)が、「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したことから名付けられた浄土ヶ浜。
鋭くとがった白い流紋岩、松の緑と岩肌の白と群青の海、(さらに雪の白)。とっても映えます。
この時ばかりは広角レンズが欲しかった~。
フルサイズ買ったし、やっぱ広角レンズ欲しいな~!。
浜は全て石なんですが、ココはすべて夏は海水浴場になるそうです。
これはビーチサンダル履きっぱなしじゃないと歩けないな。
でも夏は夏でとても素敵そう。ちょっと来てみたいな。
夕方の宮古の港町。
殆どの漁船が真新しかったので、みんな流されちゃったんだろうな。
近くの道の駅も建物こそ残ったものの、中は使い物にならない状態。
仮設店舗のみ営業。
この日のお宿は(昼間のうちに予約しておいた)、宮古ホテル沢田屋さん。(写真を撮り損ねる痛恨のミス)
宮古では一番大きなホテルなんじゃないのかな?。
宴会や結婚式も出来るみたいだし。
宴会場では地元のスポーツクラブか何かで新年会やってたな。
翌朝はどこかの高校の入学試験までやってました。
大浴場もあるし、指定をすれば有線LANの部屋も同一料金で泊まれます。
結構リーズナブル(一泊6,825円)だし。
さぁ夜の街に出向きますよ。
この日の夜は「居酒屋 大ちゃん」
人気店のようで、結構予約でいっぱいのようだ(実際の飲んでたら続々と予約客が入ってきた)。
メニューで悩んでると、お店の方が「もしよろしければ、”おまかせ”できますよ」と言われたんで、おまかせで。
これが大正解。
地元でとれた、刺し盛。
これがすごい。地元でとれた牡蠣のバター炒め。牡蠣はやっと宮古でも水揚げできるようなったそうです。
もうぷりっぷりの超ジューシー!。
その他にも鹿のシチューなど、なかなか関東では味わえない料理が。
もう超満足!。
こちらのお店も津波の被害に遭い、移転して営業されている店。
でも店員さんもそんなことを微塵も感じさせない、元気っぷり!。
「観光で来てくれるお客さんは本当にうれしい!。被災地であることなんて気にせず、是非、多くの皆さんに宮古の海の幸を堪能しに来て欲しい!」と話されてました。
宮古の海の幸、思い切り堪能しました!。
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