コバルトブルーの渓流、そして小京都(北東北旅行その2)
田沢湖から車を走らせ、着いたのが次の目的地、抱返り渓谷。
”東北の耶馬渓”と称され、両岸の原生林と独特の青い渓流のコントラストがとっても神秘的。
天気はピーカンだったし、原生林の緑と渓流の青が映えに映えた!。
昨年の大雨の影響で、現在は途中の回顧の滝までのコースに制限されてますが、それでも1時間コース。
でも他の渓谷と異なり、アップダウンがとても少なく、渓谷初心者の方でも気軽に来ることが出来ます。
新緑や紅葉のシーズンに来たら本当にキレイだろうな。
抱返り渓谷が程近くにあるのが、みちのくの小京都、角館。
「よーし!写真撮るぞ!」と意気込んで散策をしたんですが、
なーんか、イマイチしっくりこないんですよ。
ガイドではこの町並みの写真が多用されますが、正直この風景が一番風情があるんです。
一つ一つの武家屋敷も大して大きくなく、(有料の)大きなお屋敷でも中をずいぶんと改装して、資料館にしたり、喫茶店にしたり、物販ブースにしたりと。
なんでなかなか写真映えしてくれない。
もちろん、その中でも撮ってて面白いところもあるんですが。
田沢湖、抱返り渓谷で時間が押しまくり、2時間程度の滞在時間しかなく、「こりゃ明日も来ることになるかな?」と心配していたんですが、正直2時間ちょいの滞在時間で十分だったかな?と。
実は事前の宿予約の段階で、角館の宿がやたら少なく、「有名な街なのになんでこんなに宿が少ないの?」と不思議だったんですが、謎が解けました。
1泊2日で来る街じゃなかったんです。
まぁ秋田市もそれほど遠くないし、近くには大曲、乳頭温泉、田沢湖など宿はそれなりにあるんですよね。
で、そんな中、意地で見つけた宿がこの日のお宿、角館温泉「花葉館」。
実は角館の中心部のお宿はどこも大浴場がない。
「旅先まで行って、せまいユニットバスには入りたくない」ってのが旅行の際の我が家の信条でして、大浴場がある角館の宿がココしかなかったんです(角館駅から無料送迎バスで約20分)。
正直、行くまでかなり心配だったんです。
公式サイトらしい公式サイトもなく、情報は旅行会社の口コミサイトぐらいで。
結果「当たり」でした。
旅館としては部屋も平均レベル。
食事も郷土料理のコースで、文句ナシ(生ビールはサッポロ)。酒のアテに持って来いな料理が多かったような......まぁお酒を飲まなくても十分満足できると思います。
お風呂は今時の(平均的な地方の)日帰り温泉をイメージしてくれれば。立派な露天風呂もあります。
確か夜は23時まで、朝は5時から入浴可能だったかな?。ちゃんと源泉掛け流し。
どうせ宿の周りには何もないので、23時に風呂が閉まっても問題ナシです。
男性用化粧品はヘアリキッド / ヘアトニック / ローションのお決まりのもの。有償で髭剃りセットもありました。
宿に泊まれば勿論タオル/髭剃り/バスタオル/浴衣/歯ミガキもあります。
流石に部屋にはLANは来てませんが、フロントに行けば常備されてるPCでWeb閲覧ぐらいはさせてもらえそうでした。
スタッフは男性がやたら多いですが、親切そのもの。
そう言えば、翌朝バスを待ってたら、社長さんっぽい方が
「よろしかったらどーぞ!。私も飲みますんで!」
”1杯100円”って書いてあるコーヒー奢ってくれたな......。普通に美味しかったな。
但し、この宿、一つだけ問題点が。
ソフトバンクは全く電波が入りません。
左上がヨメのソフトバンクのiPhone4はバッチリ圏外、右上が私のKDDIのiPhone4Sは2Gで4本(レストランでは3Gでアンテナ4本になりました)、下が私のドコモのガラケーが2本。
角館と秋田市を結ぶ国道沿いなんですけどね。
まぁこりゃ、ソフトバンク側の問題っちゃ問題ですが、宿側もソフトバンクに文句言いなさいよ!とも思いますが。
これで二人で泊まって16000円ですから、満足です。
翌日は秋田の内陸を縦貫します!。
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