CP+2012
さんざんつぶやいてましたが、今年もアジア最大の総合的カメラ映像製品の展示会「CP+」に行ってまいりました。
場所は恒例のパシフィコ横浜。
横浜でやってくれるおかげで、何度も通えます。
木曜日に「入場申し込みにかなり時間をかかった」との情報を聴いたもんで、金曜日に昼休みに会社を抜け出し、入場申し込みとカタログ収集。
これのお陰で事前に予習をして、土日は重いカタログを持たずに場内を歩くことができたので、かなり快適でした。
結局、金土日と3日間通っちゃいました。もうパシフィコ様々。
一番に最初に行ったのが世間的にも一番話題となっていたニコンブース。
D4、そしてD800。
D4はもうココまで来るとヘタッピカメラマンな自分にはもうワカラン!。
でも縦位置でのホールド感はとても良かったな。
連写のスピード(FXフォーマットで約11コマ/秒)はスポーツ撮るにはとっても魅力的。
でも高すぎる....おまけに重過ぎる.....こんなの持ち歩けんわ。
私にはとても無理。
で、CP+開幕寸前に発表されたのがD800。
36.3メガピクセルと言う有効画素数。
「そんな画素数いらんだろ?」と思ってたんですが、この考えを真っ向から否定したのがセミナーでの阿部秀之先生のお言葉。
「スポーツを撮る場合、トリミングをするのは今や主流!。トリミングを躊躇うな!。3600万画素を1/3にトリミングしても実用に全く問題ない画素を保てる!。」
そうか!そう言う考え方があるのか!。
握り具合、持ち加減、フィーリング、画像。確かにいい!。
でも3600万画素はちょっとした手ブレもモロに撮影画像に反映します。撮影画像を見て結構ガックリ。コリャ扱うのは難しいぞ!。
あとは連続撮影速度、FXでは約4コマ/秒、DXかつマルチパワーバッテリーパックをつけて約6コマ/秒。なんとD7000と変わらない。
まぁ単純比較をすべきではないんだが、それにしても....。
とってもいい感じですが、D400の登場まで待つか.....安い買い物のじゃないしねー。
流石に欲しいのよ>新しい一眼。
D50は好きだけど、ISO1600だとかなり荒れる、ピクチャーコントロール無し、連続撮影速度は約2.5コマ/秒、SDHCが使えないからEye-fiも使えない、ライブビューもないってのが.....。
あと食いついたの富士フイルムのX-pro1。
操作性といい、かなり面白い!。
持つことが楽しい!。
X100も楽しかったけど、レンズが交換できるようになり、楽しみも倍!。
絞りやシャッタースピードも昔のカメラを踏襲しているけど、ちゃんとオートも絞り優先もシャッタースピード優先も可能。そのからくりがまたいい!。
富士フィルム初の新フォーマット採用だが、最初に登場したレンズは全て明るい単焦点でそろえて来たところがまたニクい!。
説明員に「ズームレンズは作らないの?」と聞いたところ、「最初はこのカメラの高画質を前面に出したかったんで、敢えて単焦点で揃えました!。いつか必ず出しますよ!」とのコメント。
ライカMマウントのアダプターも参考出品されるので、これまたファンができそうだな。
CP+と言えば楽しいのがトークショーやセミナー。
ニコンと言えば、やはりこの方、中井精也先生。
終えたばかりのDreamTrainの話。
「ローカル線に乗り、老若男女の皆さんの笑顔を収め、夢を聞く」
あんなユニークな中井先生でもなかなかOKが出ず、苦しい時もあったそうで、「人を撮る」ことの難しさを実感。
あとはとても楽しみにしていた、ハービー山口先生のステージ「人間を撮る楽しさと難しさ」。
30分以上前についたのに指定席はギリギリ。始まるときには150人定員のステージは立ち見がギュウギュウ。
「喜怒哀楽を撮る」
「嘘はつかず、正直に撮る」
「笑顔を引き出す時は相手よりも数段自分が笑顔になる」
「相手との信頼の積み上げこそ人を撮るときは重要」
「「この人だったら良い写真を撮ってくれる」と思わせる」
「撮りたい物を撮る、どんな時も躊躇わず声をかける」
「「人間が人間を好きになるような写真」を撮る」
「情熱があれば上手くなくても良い写真は撮れるもの」
「写真に感情をぶつけましょう」
う〜ん、本当に為になりましたよ。
今年は新製品の初公開が目白押しで、大盛況!。入場券も途中から即席で作る始末で、昨年比 131.9%の65,120名が4日間に入場。
来年も1月31日ー2月3日にパシフィコ横浜での開催が決定!。
来年も是非来るぞ!。
| 固定リンク
コメント