
今月の17日より「トロン:レガシー」が公開されて、かなり大好評の様ですな。
かならず近いうちに行きたいなーとは思ってます。
この作品はCMなどでも告知されている通り、これは1982年に作られた映画の続編。
今回「トロン:レガシー」を見たいと思ったのも1982年の作品を見たことがあったからなんですよね(公開してから随分経ってからですが)。
世界で初めて全面的にCGを投入した映画で、コンピュータプログラムの中の世界を擬人化した作品としてかなり画期的な作品だったんですよ。
で、ヨメが見たことがないって言うし、私ももう一回見直しても良いなと思い、Amazonで買ってみました。
トロン
しっかし、Amazonで991円ってさ.....。

とにかく時代の先を行った作品でしたよ。
CG、外部からのアクセスによるハッキング、バグ、アクセス権限、ユーザー、プログラム、ゲームの著作による巨額のマネー。
今見るとかなり面白い。良くこれを1982年に作ったもんだと。
1980年代前半のコンピューターの世界ってどんな世界だったか?。
調べてみるとこんな感じ。
1977年:「APPLE II」発売開始。
1980年:MS-DOS発表。
1982年:ARPANET(インターネットの前身)が「TCP/IP(今日のインターネットの通信形態)」への変更を決定。
1983年:ファミコン発売開始。
1984年:「Macintosh」発売開始。インターネットに「DNS」導入。JUNET(日本のインターネットの先駆)スタート。
この通り、インターネットそのものは1982年には存在していたが、軍用、若しくは学術用ばかり。
まだ日本では全く導入例なし。
日本での商用パソコン通信やアメリカでの一般人のインターネット接続も80年代後半の話。
今日のWWWは90年代に入ってから。
あまりにも早かった.....。
しかもこの映画、公開時期が「E.T.」とぶち当たってしまい、興行的には失敗だったようだ。
28年経ち、やっと時代がこの映画に追いついた。
是非今だからこそ見て欲しい。
画質は粗いが、1982年に作られた作品と割り切って観ればとっても楽しめる。
AppleIIとかも出てくるし、当時のインターフェースも面白い(とは言ってもまだGUIがなかった頃)のでそこらへんも見所。
「トロン:レガシー」をまだ見てないんでエラそうなことは言えませんが、主人公は前作の主人公フリンの息子のようだし、フリン自身も出てきて、ストーリーも前作から20年以上経過したあとの話のようだし。前作を見てない方も先に見ておいた方が良いのではないか?と。
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