群馬の秘境ドライブ
金曜日に代休をもらって珍しくドライブ。
行ったのは群馬県多野郡上野村。
人口1300人と群馬県で最も人口の少ない村。
まず行ったのは不二洞
洞内総延長は関東一を誇るこの鍾乳洞。縦穴までらせん階段を洞内に作って見学ルートの一つになってます。
見学にかかる時間実に1時間。かなーり歩きましたよ。
その次に行ったのは東京電力神流川発電所。
隣の南相木村の神流川上流と上野村の下流にそれぞれダムを作り。落差653mを利用して、最大47万kWの出力を行う2005年にできた純揚水式発電所。
残念ながら写真撮影は可なものの、internetでの公開は禁止とのことで掲載することはできません。
ダムとダムの間にある御巣鷹山の地表から約500mの地下に大空洞をつくりそこで発電が行われてます。新たな発電機の設置工事の問題であまり細かく見学できませんでしたが、地下に出来た大空洞はかなりの感動もの。
平日でこの時の見学者は12人。休日はとても予約が多く、40人の枠が予約でいっぱいになるらしい。行く際には必ず予約を!。
山の名前の通り、この村が最も有名になったのは25年前のJAL123便の墜落事故現場が上野村。
でも墜落したのはこの発電所の上ではなく御巣鷹山の南隣にある名もない山の尾根。
最寄りの名のある山の名前を借り、現在は「御巣鷹の尾根」と呼ばれてます。
(wikipediaでは発電所の上が事故現場と書いてありますが、これは間違い)
今ではダムの建設に伴い大きな道路ができたり、慰霊登山用に林道ができたりして墜落現場まで1キロ弱まで車で行けるようになったものの墜落当時は国道から長い距離が未舗装の林道。
真下のわだちが当時の旧道。いかに救出作業が大変なものだったか?がわかります。
そこから大急ぎで富岡へ。
富岡と言えば富岡製糸場。
閉館間際で実質30分弱しか見られなかったんですが、建物は素敵でしたが、正直イマイチ。
富岡製糸場を最後まで所有していた片倉工業から建物他を寄贈されてからまだ5年しか経ってないのが原因か?世界遺産を目指しているのが原因か?まず大部分は外観展示のみで中を見学ができない。窓ガラス越しに中をのぞくと荷物がどっさり山積みになっていたりと整備が進んでない様子。
おまけに一番奥のブリュナ館を撮影しに行こうとしたところ(この時点で閉館5分前)、繰糸場の戸締まりを全て終えた係員のオジさんが「今からそっち行くの?」と言わんがばかりにブツブツ。で、「もうあと3分で見学を終える気だけど、それでもダメ?」と確認したら「いや、良いですけど....」とブツブツ。「良いって言うなら行っちゃおう」と数分で撮影を終えて戻ってくると、さっきまでは開いていた見学通路のロープが懸けられて、閉じ込められた状態!。
見学客にその仕打ちはねーだろ!とは思ったけど、文句も言わずに出てきました。
駐車場も正直かなり分かり辛い。
観光客集める気ならもっと見学客思いにならないと。
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