NHKの最先端技術堪能(NHK技研公開)
全然遅れている〜!
土曜日の話ですが、行ってきました。
NHKの技術研究所の開発中の放送関連技術を一般に公開する技研公開。
いつも終わってからやっていたことを知ると言うパターンでしたが今回はNHK広報局さんのつぶやきで事前に知ることができました。twitter様々。
目玉技術は「スーパーハイビジョン」。
通常のハイビジョンが画素数1080 x 1920ピクセルに対し、スーパーハイビジョンは7680 × 4320ピクセルと言う超高画質。サラウンドも22.2チャンネル。
画素数にして3300万画素ですよ!。
普通の40型クラスの液晶テレビで見る分には本物が目の前にあるかのような質感。
最近話題の3Dなんかより遥かに迫力があります。
スーパーハイビジョンシアターではスタジオで映画館級の大スクリーンの画像で、NHK杯、紅白歌合戦、東京マラソン等を放映。スクリーンから3m程度の所から見たんですが、画素の粗さは全く見えず。これが3300万画素かぁ!。
ちなみにここまで画素数が増えるとレート容量が問題になる訳で、非圧縮だとなんと24Gbps!。流石に今は圧縮技術が進み、118Mbpsまで減らすことができたけど、うちのマンションじゃネット配信はまだ無理だぁ(ハイビジョンは15〜24Mbps程)。
試験放送は来年以降にBS2をいったん休止して行うとのことだが、まだまだ本当に試験レベル。
まだまだ実用化は当分先ですね。
ちなみに22.2chを収録するにはこんなマイクを使うようです。
一番多いのはこのスーパーハイビジョンの関連技術。
あとは電波障害を改善する技術。
高齢者の方が聞きやすい肉声:BGMの音量バランスをコントロールする技術。
その他は厚い壁の先の人間の動きを検知できる「電波カメラ」
音声認識を利用した生放送の字幕制作技術(これはスゴかった!)
大容量化に向けた次世代アーカイブシステム
これってNHKがやるべきこと?ってのもありましたが、NHKの技術力には脱帽です。
でも、「これってもう必要?」と思ったのが、テレビを通したソーシャルネットワーク技術。番組の感想をテレビを使って視聴者同士が感想を集計したりお互いに共有する技術。
これってデータ放送で一部は実現化しているし、あとはTwitterや2ちゃんで代用可能かと.....。
こう言うところでもネットとテレビの共存の難しさが露呈したかな?と。
先日TBSさんで、Ustreamとtwitterの多用を銘打った「革命×テレビ」なんてやってたけど、(twitterやってる)視聴者の反感買いまくりだったもんなぁ。
| 固定リンク
コメント