4大ビールメーカー工場制覇!(サントリー武蔵野工場見学)
昨日はこんなところに行って来ましたよ。
荒井由美さんの名曲「中央フリーウェイ」の歌詞の中の「左はビール工場」と出てくる工場がこのサントリー武蔵野ビール工場です。
いつか来ようとずっと思っていたものの、ついつい後回しにしてしまい、キリン、アサヒ、サッポロと4大ビールメーカー巡りのトリとなってしまいました。
ゴールデンウィークともあり、とっても大盛況。ご家族連れが多かった多かった。
どこの工場もそうですが、ガイドさんの案内でツアースタート。
まずは原料の紹介。
水は丹沢水系の地下深くから汲み上げた天然水を使用。なにせビールの9割は水。サントリーさんは水へのこだわりは昔から凄いですね。
麦芽は粒のそろった良質な二条大麦を使用。麦芽を試食しましたが、十分酒のつまみになる美味しさ。
麦芽は麦を発芽させて十分でんぷんを含んだところで乾燥させて発芽をストップさせることにより作ります。
ホップはドイツから低温管理して輸入したアロマホップとビターホップを。
次が仕込み。
砕いた麦芽に天然水を加え適度な温度にするとでんぷんが糖化、その後ホップを加え煮沸。これが麦汁です。
プレミアムモルツではここで一部の麦汁を2度煮沸させることにより、旨味とコクを引きだたせるそうです。
次に発酵。
各メーカーご自慢の酵母を加えて、低温でゆっくり7日間かけて発酵し、アルコールと炭酸ガスに分解させます。ここでできたのがビールの赤ちゃん「若ビール」
その後低温に調整した貯酒タンクに入れて熟成過程に入ります。ここで味や香りがまろやかになるのを待ちます。プレミアム系のビールはここでの熟成期間を長くとり、味のまろやかさに”差”をつけます。
厳密な技師のチェックの後、出荷可能と判断されたビールは「オリ」や酵母をろ過処理し、完全に除去します。
その後、炭酸ガスを注入し、酸素を除去した缶や瓶に詰めて出荷されます。
できたてのプレミアムモルツを無料でおつまみと一緒に試飲できます!。
以前はどこの工場も時間数量共に無制限で飲めましたが、色々あったんでしょう、制限は15分間3杯までとなってます。
工場で飲むビールは本当に格別です!。
この為だけに工場見学のリピートする人も数多くいらっしゃいます。
他の見学客の話に聞き耳をたてると「去年の方が多かったねぇ?」
......己、何度来てるの?。
最後にガイドさんに気になっていたサントリービールの疑問を。
サントリーは4つのビール工場を持っています。
* 南阿蘇外輪山水系(九州熊本工場)
* 天王山・京都西山水系(京都工場)
* 丹沢水系(武蔵野工場)
* 赤城山水系(利根川工場)
覚えている方も多いとは思いますが、5年近く前に飲み比べセットがあったぐらいで、水によりビールの味が異なっていたんですね。
そのような表記がなくなった今、「じゃあ、今は味の違いはあるの?」
こんな答えが返って来ました。
「厳密に言えばそれぞれの水は硬度が異なるので、味は異なります。但し、その違いを製法を変えることにより、味を均一化させる様当社としては研究開発を続けています」
なーるほど!、とっても納得できるお答え!。
ちなみに工場には食事が出来る施設がありません。
ランチをとるなら、最寄りの駅に戻るか、工場の隣の卸売りセンター内にある飲食店(日曜定休多し!)、あとは工場見学の寄り道に府中市郷土の森博物館に言って、施設内にあるレストランやおそば屋さんに行くのがオススメです。
このあと府中市郷土の森博物館へ。
そのネタは後ほど。○
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