正論(箱根駅伝5区、距離変更せず)
私は関東学連の意見に賛成です。
負けた大学の監督はおろか、解説の瀬古利彦氏まで「こうなったら1〜4区はいらない」と言い出す始末(まぁ瀬古さんの早稲田贔屓は今に始まった話ではないが)。
そもそも負けた直後にこう言う議論がすぐ噴出することが情けない。
距離変更騒動のきっかけとなったのは言わずもがな柏原の快走。確かに柏原は凄かった。山登りで一気に抜いていく姿は見てて爽快です。
確かに区間10位だったランナーが3人もいた今年の東洋大学。しかも一区間は華と呼ばれる2区。やり玉に上がるのはしようがないと言っちゃしようがない。
でもちゃんと柏原以外にも区間賞のランナーもいたし、東洋大学は復路も2位です。
関東学連の見解は「強い選手が出てきたから距離を変えるなど不公平だし、あり得ない」。
その通りだと思います。
そもそも、大学駅伝は3つもあり、箱根駅伝の特色は「長距離」「山登り」。
箱根駅伝を制したければ「山登り」「山下り」のスペシャリストを育成するのは当然のこと。
育成できない側が悪いと思います。
どうしても5区の距離の変更を検討するなら「何故近年になって5区を最長区間に距離変更したのか?」再考してから初めて検討すべきだと思います。
個人的には来年は柏原に2区でも走ってもらって、それで総合優勝して、今回文句を言った人間を見返してもらいたいって期待をしてますが。
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