愛媛南下(四国旅行3日目その2)
松山駅から宇和海11号に乗り約30分、内子に到着。
内子と言えば「水曜どうでしょう」の「絵はがきの旅」で登場したところ。とても街並みが素敵とのことで、来てみました。
内子の駅から歩いて数分、まずは見えて来たのが内子座。大正5年に建てられた現役の芝居小屋。普段は中も見学可能だが、この日は翌日からの歌舞伎の為に休館。何と市川右近が出るそうだ。最近は中村勘三郎の襲名披露もあったみたい。
That's田舎なスローな空気がとてもリラックスする街並み。奥に行けば行くほど古い建物が密集します。こんなに大規模だとは思わなかった。
道ばたに猫がいたもんで、近づいて撮影しようとしたら.....あれっ!?。
膝の上に乗って来やがった。しかも寝ようとしてやがる。
この猫、名前はミーちゃん。
飼い猫だそうで、いつも内子の街をブラブラしてるそうな。
あり得ない人懐っこさ、と言うより無警戒さ。
で、「水曜どうでしょう」の「絵はがきの旅」で登場した場所は内子駅からは街並みの最も奥。内子中学校の正門の真向かい。
お目当ての場所に着いたと思ったら......
こちらの建物は上芳我家の住宅
内子と言う街は江戸時代末から明治にかけて、和蝋燭などの原料になる木鑞生産で富を集積した町。その中でも本芳我家が豪商で上芳我家はその分家。かなり歴史的価値の高い建物だったんですね。
結構、内子、面白かったです。
愛媛に来た方、かなりオススメ。
内子を後にし、宇和海13号にて宇和島へ。
今やメジャーリーガー岩村明憲選手の故郷ですね。
ホテルが併設していることもあり、駅は立派ですが、とっても静かな街。
愛媛第2の都市だと思うんですけどね。
晩ごはんはホテルから御近所の居酒屋さん、ほづみ亭さんへ。
居酒屋巡りのカリスマ太田和彦先生も紹介した愛媛の名店。
安い!ウマイ!。店内もキレイで女性が行っても全く問題ないです。
わからない魚の名前も丁寧に教えてくれてとても気持ちがよかったです。
普通の鯛飯と異なり、新鮮な鯛の身を三枚におろし、醤油、みりん、玉子、ごま、だし汁で調味したタレに漬け込み、そのタレごとそのまま熱いご飯にかけて食べる宇和島独特の食べ方。
これがウマイ!。珍しい物を食べることがで来ました。
そのあと2軒目でbarコクテェールへ。
コチラの店はNBA日本バーテンダー協会の大会で優勝した実績を持つ名店。
お客さんも少なかった(金曜なのに)こともあり、ずっとマスターと喋ってました。
最初に飲んだのがラフロイグソーダ。
「宇和島では皆さん、カクテルばっかり。モルトを好んで飲んでくれる人は嬉しい」とのこと。そうなの?。
さらにビックリするのは愛媛の皆さんはBarでビールを飲まないとのこと。
「ウチも売れないんで、ビールは一切置いてないんです。だからカクテルでもレッドアイやシャンディーガフ等のビールを使うカクテルは作れないんです」
ここまで来ると横浜では何の躊躇もなくBarでビールを飲むおいらからすると可哀想....。
2杯目はラスティーネイルを注文すると、「これも月に2,3杯しか出ないんですよ」。
え〜っ!。
いろいろカルチャーショックを感じた宇和島の夜でした。
ホテルのロビーに貼ってあったポスター。
流石はガンちゃん、宇和島のスーパーヒーローです。
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