ダムトリプル(東日本縦断旅行その1)
更新が滞ってましたが、先週の木金土とドライブ旅行に行ってました。
そのことを書いていきましょ。
ETCの深夜早朝割引と通勤割引を使ってまずは関越自動車道で小出へ。
写真は撮りませんでしたが、シルバーラインへ。
後述する奥只見ダムを作る為に出来た道路で、全長22.6kmのうち18.1kmをトンネルが占め、しかも両側2車線の対面通行。
向かい側からヘッドランプに明かりが見えても実際にすれ違うまで1分はかるくかかるんだから、びっくりです。
一般道路として作られてないから湧き水も出まくり。かなり異質な道路と言えます。
日本一高い重力式コンクリートダムで、ダムの高さでも国内5位、総貯水量は既設ダム中第2位。
黒部ダムに並ぶ難工事を経て1960年に完成。映画「ホワイトアウト」のモデルにもなったダムです。
重力式コンクリートダムは黒部ダムのアーチ型に比べると造形美に劣りますが、存在感はかなりのもの。
一般水力発電所としては日本最大の発電能力を持ちます。
回りに集落は一切なく、生活しているのはダムの関係者のみ。
唯一このダムと街中を結ぶシルバーラインも1~3月は通行止めになるところです。
小出に戻り、お次は福島県は田子倉ダムへ。
向かう途中に出くわしたのが、JR只見線田子倉駅。
「これ、駅?」と思わせる風貌。
国道沿いではあるものの、周囲数kmには商店はおろか、自動販売機すら存在しない「秘境駅」。
かなりの豪雪地帯で、目の前を走る国道252号線は11月から5月まで(半年間!) 冬季通行止め、この駅も12~3月の冬季間は全線通過。
まぁ目の前を走る国道が通行止めじゃあねぇ。
FOMAの電波もギリギリ、ホームの一番端で入る程度、その他はアウトですね。
そして、来ました田子倉ダム。
奥只見発電所に次ぐ日本第二位の出力を誇る重力式コンクリートダム。
堤体積は宮ヶ瀬ダム(中津川)に次いで全国第二位。総貯水量も既設ダム中第3位。こちらは下流がしっかり整備されており、下から発電所を拝むことが可能。
回りの景色ひっくるめて景観は素晴らしいの一言。
その直ぐ下流にあるのが、只見ダム。
ロックフィルタイプのダムで、堤高もない為存在感はなく、あまり有名でもないものの、とにかく綺麗。
景観工事にかなりの予算を投入しており、さらに周囲のボランティアさんがやっているのか?草花が綺麗に咲いている。ダムマニアならずともここは一見の価値あり。
帰り道、偶然にも1日3.5往復しかない只見線が田子倉駅から出てくるところと遭遇。これはラッキーでした。
その後、ナビちゃん頼みで新潟の中心部へGO!。
古町の某懸賞論文で有名になったビジネスホテルにチェックインし、居酒屋でメシ。
行ったのは居酒屋フリークの間ではとっても有名なお店「案山子」へ。
肴も、日本酒もとっても美味かったです。
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