先日紹介した、「QRIOテクノロジーパーク2004」に行ってまいりました!。
前日にプレス向け発表があったので、「もしや行列でも出来ちゃうかな?」と思いましたが、そこまでではなかったけど、結構混んでました。

まずは、過去のイベントでもお馴染みのダンスパフォーマンス。
何度見ても可愛いですが、今回から内部のアルゴリズムが変更され、今までは歩行時に足の裏を地面に平行に接地していたが今回から人間同様かかとから接地するようになり、3倍近く歩行スピードが上がったとのこと。うん、確かに早い。
今回のイベントは今までと違い、「コミュニケーション」「自律行動」「ネットワーク」等をメインにしておりました。
まずはダンスパフォーマンスの後のデモでは「生活の中でのQRIO」と言うことで、QRIOと対話することにより、テレビを付けたり、ライトをつけたり、(カモン!マイキャスターを応用?)ニュースや天気予報や今やっているTV番組を教えてくれたりと私たちが今まで想像していた「未来のロボット」を見事にやってのけます。
次のデモが「目」型ステレオカメラを使用した「三次元認識」を使用した、狭い道、階段等の障害物の中を歩くデモ。
自分で障害を確認し、狭い道は横歩き平面な段差、階段であれば、乗り越えていく。
まだまだ、ゆっくりゆっくり、一つ一つ確認しながらの歩行だが、これはスゴイ!。
また、自爆でも誰かに倒されたりして転倒しても、その直前に受け身をとり、前に倒れた場合はカメラを保護する為、横を向く!。そしてちゃんと自分から立ち上がる!。

もう一つはQRIOがゴルフクラブを持ってゴルフ!。
ボールやホールの位置、フックorスライスを自分で認識し、スイングの力加減を計算。
結構失敗するものの、ちゃんとゴルフやってます。
今回の目玉はQRIOを手に取って遊ぶことが出来る!。
「ふれあい体験ルーム」と題し、定員制で4人で1台の自律行動可能のQRIOを手に取ることが出来るのだ!。
インストラクターの説明の後、いよいよQRIOに触れる!。

まずはケースから取り出す。
なんか誕生寸前の鉄腕アトムみたい。

電源投入前のQRIO。何も制御されてないのでかなり無様(^_^;)。

電源投入後、自分で起き上がり、手をかざして、カメラのキャリブレーション補正して起動完了。
可愛い....。
その後、彼に名前をつけます。
これにより、何台もQRIOがいても特定のQRIOのみに指令を出すことが出来るようになります。
名前は音声認識技術の問題で認識率にかなりバラつきがあるそう。ちなみに私達は「太郎」と名付けましたが、あんまり良くなかった。「五右衛門」はかなり高い認識率だったそう。
一番最初はお決まり「握手!」
「太郎!」と呼ぶと「誰か呼んだ?」と答え、「握手しよう!」と答えると、「ワタシト、アクシュスルニハ、テノヒラヲツヨクニギッテネ」と答えて、右手をすっと差し出してくれる。手のひらにスイッチが内蔵されており、それを握ることにより、QRIOは握手と認識します。
次は「お話しよう」と言うと、突然クイズを3択形式のクイズを出し始める。
答えればちゃんと合否判定をしてくれます。
ちなみにこのQRIO、結構生意気でして、
突然「クイズしよう」と言い出し、「なんでクイズするの?」と答えると「だってクイズしたんだも〜ん!」と駄々をこねる。
ゴルフの最中もコンペでオヤジが言いそうな皮肉や愚痴をもらす。
まだ完全な人工知能は開発に成功してないので、プログラマーと言う名の「お父さん」が考えたプログラムを元に発言している訳だが、「親も親なら子も子」なんだろうなぁと思ってしまいました。
ちなみに本当にやかましいと思ったら、「黙ってて」と言えば、自動的に座ってスリープモードに入ります。

最後はQRIOとツーショット!。
来て良かった〜!。
QRIOを“抱っこ”して手首を“ひねったり”してきました:ITmediaライフスタイル
最近のコメント